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南アフリカ植林ツアーは、マジックの連続

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さあ、始まりました南アフリカ植林ツアー。

大チャンスの連続で南アフリカマジック起こりまくりです。

まず、ツアーの三週間前に、120席の飛行機の席が全部キャンセルされていたことが発覚!!なんとか成田発の53席を取り戻し、関空からは香港経由で別会社でチケットを55席確保。ところが、関空から香港で乗り継ぎしてヨハネスブルグに来るはずのチームが、9名、名前が間違っていて香港で乗り継ぎできず、乗るなら、正規料金を払わなければならかも、というトラブルがあり、ぎりぎりまで胃が痛い思いをしましたがなんとか、無事、全員飛行機に乗ることができました。

大チャンスはそこでは終わらず、みんながヨハネスブルグに到着する前夜、やはり身体にとってはかなりのストレスだったのか、全身にじんましんが発生!!ジュネスさんにビタミンCをもらって飲んで眠ると、翌朝にはじんましんが消えていて、6時にみんなを迎えに空港へ行くことができました。

そして、みんなが到着した夜も、翌朝、植樹をしにいくはずだった児童施設に「明日、子供たちは何人いるんですか?」と電話をすると、「他に大きなスポンサーが見つかって、すでに木が植わっていたら、なんだ、スポンサーする必要ないじゃないかと言われると困るので、明日のイベントはキャンセルする」と電話があり、「なんと、また大チャンス!」。フード・アンド・ツリー・フォー・アフリカのスタッフがオフィスに戻って学校のデータベースに片っ端から電話をかえてくれ、1時間半後には、代わりの施設が見つかり、今日は、そこへ行って、パーマカルチャーの畑と桃や杏の木を植えてきました。

今日行った児童施設は、アマカヤ・ストリートチルドレン・ホームという名前です。ストリートチルドレン、家のないホームレスの子供たち(ほとんどは親がいません)が一緒に暮らし、学校へ行く施設です。所長さんのシドニーさん(写真で1円マンの格好をしているのがシドニーさん)は、昨夜の急な電話にもかかわらず、「ずっと子供たちのために畑がほしかったので、ぜひ来て下さい」と言ってくれました。

アマカヤ・チルドレン・ホームには、まだ学校に入学の手続きをしていない子供たち(13歳から17歳ぐらい)が7〜8人いました。みんなで、ものすごく硬い土を掘り返し、伸び放題だった草を抜き(根っこが深く、広く張っていて、重労働でした)、レンガを使って畑の枠を作り、土をほぐし、コンポストを入れて、マルチ(枯れ草など)を敷きつめ、野菜の苗を植えていく、というパーマカルチャー方式で野菜を植えました。

植えたのは、ビート、キャベツ、玉ねぎ、ほうれん草、ヤロー、タイム、ミント、レモンバームなどのハーブ類です。メインの野菜はまず、ビート。次の列には、キャベツを植え、その苗の間に他の野菜、ハーブを混ぜて植えていきます。玉ねぎは虫除け、ヤローは窒素などを調節して土の状態を良くします。ハーブや野菜には、ちゃんと役割があって、化学肥料や農薬、殺虫剤などを一切、使わず有機野菜が作れます。環境を悪化させることなく、逆に環境を良くしていきながら、自分の周りにあるものを使って、永遠に野菜を作り続けられるようにするというのが、パーマカルチャーなんだそうです。

最初は、土があまりに固くて、「こんなところに畑が作れるのかな?」と思いましたが、さすが、100人のパワーはすごい!2時間半後には、野菜畑ができあがり、果樹の木がちゃんと植わっていました。

この日は、急な予定変更だったので、ホームに今いる35人のほとんどが学校に行っていました。帰ってきて、できあがった畑と小さな果樹園を見た子供たちは、きっとびっくりしたことでしょうね!「今日、日本から120人の人がやって来て、畑を作り、果物のなる木を植えて帰っていったよ」と所長さんから聞いて、みんな、どう思ったでしょう!

チルドレンホームに来る子供たちは、ホームのボランティアさんたちが町へ出て行って、子供たちと話をし、信頼関係を作り、それから「学校に行けて、仕事にも就ける所があるけど行ってみる?」と聞くんだそうです。そこで、行きたい子だけが来るそうです。行きたくないという子もたくさんいるとシドニーさんが行っていました。8歳のときにホームに来た男の子は、今では22歳になり銀行に勤めていて、スイスやイギリスに出張にも行っているそうです。シドニーさんは、本当に嬉しそうに話してくれました。

「日本の人は働き者だね。知らない、会ったこともない人のためにこんなにしてくれるなんて」とシドニーさんが言ったので、私はこう言いました。

「ここに来ている人たちは、自分が誰かのためや地球のためにいいことをしたら、とても幸せな気持ちになれると知っているからなんですよ」

すると、シドニーさんが言いました。

「ああ、僕と同じだね!僕も子供たちの人生を良い方に変えているという実感から、とても人生が充実していて幸せだよ」と。

このパーマカルチャーの畑の寄付してくださったのは、青森で行われたジュネスさんの講演会に来てくださった中西早月さんです。
中西さんにも、みんなで作った畑の写真をぜひ、見せてあげたいと思います。

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