野口修一と仲間たち(環境共生施設研究所)

野口修一と仲間たちが、現代社会と未来世代への思いと活動のメッセージ

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(自然エネルギー)小水力発電所の見学会に参加
〜川の流れを利用するマイクロ水力の普及を願う〜

 昨日は、早朝から熊本温暖化対策センターが募集した「小水力発電所の見学会」に参加した。あいにくの小雨混じりに天気に、小型バス2台40名を越える方たちが参加した。

・朝の移動、急ぐ時は列車・バスの公共交通
 朝9時出発に合わせ、高校生を学校へ送り、地元のJR三角線の住吉駅から乗車して熊本へ向った。日ごろは車を使うことが多いのですが、夜の熊本での用もあり、公共交通を使ったが、朝はけっこう利用者が多く、JR+バスを使って熊本交通センターの集合場所へ予定の時間通りに到着しました。
 しかし、金曜日で雨の朝の熊本市街の交通は、いつも滞ることが多く、昨日の時間通りに来れなかった人が数名いて種出発がだいぶ遅れた。急ぐ時は、確実に動く軌道系の公共交通は有効だなと感じます。

・小水力発電所の見学会
 さて、小水力発電所の見学会には、遠くは北陸の福井市、県下各地から多様な思いを持って参加されていました。約7割の人が、マイクロ水力発電(100kw以下)の見学を目的に参加したことが自己紹介でわかった。
 しかし、資料の見ると1000kW前後の中規模の発電所で、期待したのとは違っていたのですが、耕地整理組合(土地改良区)の維持と発電の関係を知り、後世の農業事情を考え、発電という収入源を灌漑計画に入れ、財政的にも土地改良区の手助けになっていることをしり、地域リーダーの先見性の素晴らしさに感動しました。

・始めての発電所見学は満足
 発電規模は、少々思いとは違いましたが、参加者は一応の満足な様子で、農業と発電、農地は農林水産省、河川は国土交通省、発電は通産省の縦割り許認可の不都合についても意見を聞けて、こんな地区の事業にも国の許認可が必要なのかと改めに確認が必要なのかと思った。

・富士緒井路土地改良区の明治のリーダーの奮闘
 大分県豊後大野市緒方町の富士緒井路土地改良区の2ヶ所の発電所の年間発電量は、大正3年設置の第1発電所380kw、第2発電所1500kwの出力で、現在、年間約1億円の売電収入があるそうで、昭和59年に6億円あった借金を、今はすべて返済したそうです。もし発電所がなかったら、毎月一戸平均16000円の負担金が、発電で改良資金を返済して来たことで、約1600円で済んでいるそうです。

・きっかけは大干ばつ
 慶応3年の大干ばつを契機に、地域のリーダーたちが20年奔走し、明治41年に着工大正3年に通水した。その時、高台地へ揚水する目的で発電所を2ヶ所設置している。昭和53年、59年に改修工事行った。先人たちの後世へ残した農地整備は、売電という産物を残したことで、減反、後継者不足という現代においても、改良工事の負担軽減により、渇水のない農地を維持できています。 

・地域リーダーに先見力必要
 地方自治の維持において、産業の安定化をとても大事ですが、その教示を確認した。明治期、富士緒井路土地改良区のリーダーたちの先見性、後世へ託した思いに大きな感銘を受けました。
 多くの人が目的にしたマイクロ水力発電所は見れませんでしたが、「地域をどう護って行くか」、「我々は、今何をするべきか」考える機会になりました。

 地下資源の枯渇が叫ばれる中で開催された、疲弊する地方の中山間地の農地で、大型のダム発電所ではなく、川の流れを利用するマイクロ水力(小河川、用水路等)の発電施設が、安価で出来るようになり、自然エネルギー利用が広がると良いなと願っています。

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鈴川倶楽部です。
すばらしいレポートでした。
わたしも、このような先達の想いや行動を、現在に意味のある形で、伝承できたらと思います。

2009/2/28(土) 午前 11:37 KEN 返信する

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