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大阪府東大阪、松原の両市で昨年12月と今年1月、タクシー運転手が相次いで襲われ、2人が殺傷された事件で、府警捜査1課は23日、松原事件の強盗殺人未遂容疑で元警備員の男=別の強盗罪で起訴=を再逮捕した。容疑者は「(松原事件当日の)1月5日は自宅で寝ていた。松原市には今まで行ったことがない」と容疑を否認しているという。

逮捕容疑は1月5日午前4時40分ごろ、松原市三宅中の府道で、乗車していたタクシーを停車させ、運転手の首を後部座席から切りつけ、重傷を負わせた上、売上金など現金2万5000円を奪ったとしている。

同課によると、容疑者は3月27日未明に大阪市東住吉区のコンビニエンスストアに押し入り、現金5万円を奪って逃げたが、警戒中の警察官に逮捕された。このとき容疑者が履いていた左足のスニーカーに付着していた微量の血痕を鑑定したところ、被害者の運転手のDNA型と一致、事件への関与が浮上した。

さらに松原事件の現場付近の防犯カメラ映像や目撃者の証言も、容疑者の特徴とほぼ一致。容疑者は過去に清掃会社に勤務し、現場周辺で作業した経験があり、土地勘があったとみられる。

一方、昨年12月29日深夜に大阪府東大阪市でタクシー運転手が刺殺された事件では、現場に落ちていたたばこの吸い殻から容疑者のDNA型が検出されており、同課は裏付けを進める。

容疑者は生活保護を受給していたが、消費者金融などから少なくとも約280万円の借金があり、同課は生活に困窮して強盗を繰り返していたとみている。

5月23日 産経新聞

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