「女修業」
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『女修業』 辛酸なめ子さんの本です。 なめ子さんが保育士やキャバ嬢やメイド喫茶などで「研修」したり、 ベリーダンスや農業、部屋の片づけ、笑顔の作り方にチャレンジしたりします。 私、なめ子さんの文体が体質に合うのか、笑いのツボを刺激されまくりながら読みました。 この本のどこが面白いのかというと、職業入門系はその職業に就いている人へのリスペクトを きちんと出しているので別なんですが、(ここらへんの他者へのリスペクト感も私好みです) 結構どうでもいい系の「第一印象をUPさせる」とか、「ドレスを選ぶ」とか、 「エレガンスの真髄」とかを学ぶときのなめ子さんの感想なんですね。 「第一印象をUPさせる」で、なめ子さんは「ビジネスセレブ講座」を受講するのですが、 私も「ビジネスセレブ講座」なんて、なんの意味があるのかと思ってしまいますもん。 そこで講師の言う「仕事も恋愛も手に入れてハッピーになりましょう」には戸惑います。 そもそも「セレブ」っていう言葉と「ビジネス」を結びつけてしまう発想がすごいです。 私にはビジネスとセレブはnatureとcultureほどの径庭を感じるのですが…。 なめ子さんの感想は 「女に生まれたのだから、女を利用した方がよいということを暗に教えられたようです」 ということでしたが、これってイヤミですよね(笑)。 こういう毒の飛ばし方がいちいち面白く、楽しく読める本でした。 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ |





