東京都の石原慎太郎知事(75)の“周辺”が、またぞろ騒がしくなってきた。06年に発覚して、騒がれた水谷建設がらみのヤミ献金疑惑について、東京地検特捜部が動き出したのだ。先月中旬から関係者を次々と事情聴取しているという。捜査の手は石原知事に及ぶのか――。
●特捜部が関係者を片っ端から事情聴取
1枚の写真がマスコミを騒がせたのは、一昨年暮れのことだ。豪華な和室に並ぶ7人の人物。東京・銀座の高級料亭「吉兆」の一室である。
宴席がもうけられたのは05年の衆院選後の9月14日。石原の三男・宏高議員を中心に、石原知事、水谷建設元会長の水谷功(巨額脱税で公判中)、元衆院議員の糸山英太郎氏らが一堂に会した。このほか、水谷の知人女性、埼玉の石材会社役員、女性司会者が出席している。
目的は宏高議員の「当選祝い」だったが、後に水谷と糸山氏側から石原親子に、焼酎「森伊蔵」の箱に詰められた2000万円が渡された疑惑が浮上した。日刊ゲンダイ本紙や週刊誌は報じたが、その後、疑惑はウヤムヤになった。このヤミ献金疑惑について、「赤旗」日曜版の最新号(4月13日号)が、「地検が出席者聴取」と報じたのだ。
宴会に出席し、地検の聴取を受けた水谷の知人女性はこう証言する。
「検察は宴会での金銭授受を詳細に調べています。水谷が3月14日に地検に呼び出されたほか、石材会社役員もこれまでに5回も聴取を受けている。17日には私も呼び出されて、水谷の代わりに500万円を用意し、糸山氏側に渡した経緯などを細かく聴かれました」
日刊ゲンダイより
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