true tears 第11話 「あなたが好きなのは私じゃない」
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今回は西村監督担当回ですね。いつも不思議に思うのは、止め絵の効果が西村監督担当回以外のほうが効果的に思えちゃうことです。なんでだろ〜(笑) 作画では監督の岡辰也さん、原画の川面恒介さんがフル稼働だったのかな。第二原画のクレジットが無いのも興味深いところです。韓国スタッフの原画のクレジットを見ても第8話に比べると少数精鋭という事なのかも。ともかく頬が痩けすぎたキャラになってなくて良かった。 坊っちゃんのモノローグが他人事のようなナレーションになってしまうのは、やはり絵本作家特性なんでしょうか。音響監督からの演出なのか、それとも声優さんの癖なのか、かなり気になります。 これって物語に大きく関わるんじゃないかと思うんですよね。坊っちゃんが「何もちゃんとしてない」っていうことの根源はここにあるんじゃないかと思えてきたりします。 比呂美は坊ちゃんと二人きりのときしか元気が出ない模様。坊ちゃんがちゃんと守ってくれる保証が出来たら誰の前でも平気になれるのでしょうけど。 もう勝手にやってなさい。 きめ細かな演出ですね。 ここ、口が「うん」になってないですよね? 丁寧な仕事が多い作品なので、これくらいのアップで気になるのはちょっと残念です。こんなところにも枚数規制があるのかなぁ... それに比べてガリンコをかじるカットは気合い十分でしたね。 枚数といえば雪の上の足跡があるだけで枚数が嵩んでしまいますね。足跡専門なアニメーターさんがいたりして... でも今回はかなり少なかったようですね。 しかし比呂美役の女優さん(あえてそう呼んでみる)は良いですね。声優さんの事じゃないですよ。他の作品にも是非ご出演下さい。もちろん兄上もセットで(笑) 前回の引っ越しで、言葉としての表現はともかく「男を引っ張り込む」ということが臭わされていたわけですけど、朋与に言わせてしまうことで至極あたりまえのことのように不純さを中和させるのに成功してるように思えます。 前回では、そうは思わなかった人にも、「言われてみればそうだよな」と思わせる必要がある「何か」が残りの回に用意されているのでしょうか。Aパートのシーンで坊っちゃんにドキドキ感がまるでないことを表現しているだけに、この部屋で何かが起きることを予感させます。クールビューティ比呂美はいつでもドキドキでしょうけど。 「そこの眞ちゃんの洗濯物、悪いけど部屋まで持って行ってくれない?」 この一言で親子関係にはもう何もないってことになりそうですね。比呂美に坊っちゃんの洗濯物を運ばせるくらいなので、母上の比呂美に対する心根の変化が分かりますね。 それを受けて比呂美がちょっとビックリしているのも楽しいです。 それにしても、二十歳過ぎの役者が高校生をやっている雰囲気がリアルな兄上は本当に毎回ニヤニヤさせてもらってます。声優さんが意識してる訳じゃないんでしょうけど... 楽しいなぁ。 アニメージュ4月号の西村監督のインタビューの中に当初から「大映テレビ」というキーワードが揚がっていたように書かれていたので、実はそういう演出なのか? って更にニヤニヤな訳です(笑) 電話を切る前の空白の数秒は良かったですね。相手が回線を切ってないけど端末からは耳を離してしまっている状態。話しかけたけど遅かったというところが上手く表現されていました。比呂美が脱しなければいけないのはこんなところかもしれませんね。 それにしても、乃絵も比呂美も坊っちゃんのことを考えすぎてお互いに譲り合っちゃってるんですね。 さて12、13話はシリーズ構成の岡田麿里さんが脚本を担当。残念ながら森田眞由美さんは第10話が最後だったんですね。とにかく観てるこちらを泣かせてもらえればなぁと... もちろん乃絵のことも心配です。
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