環境問題補完計画

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最近、なぜ人は「懐疑論」という不完全な科学モドキにハマるのか?というメタな話に関心が移っている。

政治的陰謀論や利権批判など対人論証はさておいても、科学的にインバランスな話が受容されてきた現実がある。

例えば、温暖化議論の中で、
コーラを暖めれば炭酸が抜け出す。それと同じように、現在のCO2濃度の増加は、海洋が暖まったせいだ。
と言ったときに、結構多くの人がそれを受容してしまう。
これを一見裏付けるかのような図(その道では有名なKeelingの図)が添付されると、おそらくますます人はそれを信じてしまう。

こんな話を聞いたときに、無批判に受け止めるのか、「あれ?」と立ち止まって受け止めるのか、その差が生じるものはなにであろうか?

天動説的考えと地動説的考え

むしろ主観論から客観論へ、か。

自分がその話を見たときには、グローバルなCO2の収支バランスを思い浮かべた。
海からも出ている、人も排出している……それなら確かに海からも出ているかも知れない

でもまてよ、人がどれだけ排出していて、大気中にはどれだけ増えているのだ?

で、人の排出量より、大気中の増加量が少ないとの資料に行き当たった。
そこで、やっぱりおかしかったのか。と気づける。
(もちろん、平衡の概念や、酸素同位体の測定だとか、海洋中炭酸濃度の測定だとか、他にも裏付ける研究があり、そう言うのも見ていくわけだけど)

確かに、一面だけを捉えれば、「暖まると炭酸が抜ける」ことは間違いではない。
でも、全体をみればどうか?

これを天動説・地動説にたとえるなら、

自分の生活範囲でみるならば、地球の上にいる自分を基準に、太陽などの天体が動いている、とみても間違いではない。
でも、広く見たときにどうか?

自分の立ち位置は絶対でないかもしれない、という発想

すなわち、「自分が立つ位置も、動いているのかも知れない。」・・・そう気付くのが大事なのではないか?

外部の情報を得ようとせずに、自分の立ち位置・視点・知識範囲が絶対だと思うと、それのみが真実になってしまい、例えば「コーラがあたたまるとCO2が放出される」という自分が理解しうる知識範囲をもって、グローバルな変動の原因を決めつけてしまうミスを犯してしまう。
そんな状態で止まってしまっているのが、いわゆる「懐疑論」の一つの要因ではないか?

物事を捉える際に必要なのは客観的視点

物事をより正確に理解するには、「自分の立ち位置・視点・知識範囲が絶対」から脱却していく必要がある。「無知の知」という言葉もある。
これは決して温暖化の問題のみならず、各問題を考えるときも、相対的な視点になることを意識していきたい。

まとめ

自分基準、あるいは自分の知識だけで物事を全て判断するのではなく、相対的に物事を判断できるようになって欲しい。


……以上、自戒の念も込めて

参考資料

CO2海洋起源説は、槌田敦によって出された。
武田邦彦(2008)「環境問題はなぜウソがまかりとおるのか3」にも、槌田を引用する形で、同様の記述がある。
また、丸山茂徳(2008)も同様に取り上げている。(その同じ人が、宇宙の諸活動を現在の変動の主因である、と言っているのは、なんともいえない皮肉ですらある)

これに対して、気候変動に携わる科学者からの指摘はすでになされている。
([http://www.cir.tohoku.ac.jp/~asuka/ 明日香壽川ほか「地球温暖化問題懐疑論へのコメントVer.2.4」参照)

また、渋々ながら、伊藤公紀もエネルギー資源学会の討論(2009)PDFにて、CO2海洋起源説の誤りを指摘している。

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閉じる コメント(2)

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そそ。とりあえず、「それ、ホンマかいな?」って考えるのって、とっても大事ですよね。
マスコミは、とあるものをイチイチ取り上げるけど、オイラは、ちゃんと疑ってたから、、、関東在住でも阪神ファンや!
あ、あれ、、、まぁ、そうなんだけど(^^ゞ
でも、教育によって、それを削がれてたりしますもんね。将軍様が一番とか。。。怖いな。

2009/4/17(金) 午後 2:19 かじら 返信する

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カジラさん

関東在住で阪神ファンになるカジラさんの心意気は凄いですよ(笑)


あの国の状況は、戦前の日本のパロディかと思えますね。

2009/4/18(土) 午後 4:16 [ 綾波シンジ ] 返信する

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