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去年「爆笑問題」の田中裕二が競馬で800 万円超の大穴を当てたというニュースは記憶に新しい。お笑い芸人は、もれなくギャンブル好きで、しかも強いという噂があるが、それは本当だろうか。お笑いコンピ「品川庄司」の坊主頭、品川祐はクイズ番組に出れば“雑学王”の異名をとるほど知識が豊富。だが品川祐の特技はそれだけではない。芸人デビューをする前は、マカオやラスベガスでならした、という噂も伝わってきている。
お笑い芸人に限らず芸能人はギャンブルが大好きだ。ざっと挙げただけでも、漫画家というよりギャンブラーと呼んだほうが早い蛯子能収は競馬、競艇、パチンコ、カジノ……なんでもOKのマルチギャンブラーだが、不思議といつも負けているような場面ばかり。同じくいつも負けてばかりいそうな見栄晴。そういえばパチンコでマンションを買ったマンション久保田なんてのもいたっけ。
芸能人の大物ギャンブラーといえば和田アキ子と美川憲一。和田アキ子はパチンコも好きらしいが、ふたりに共通するのはカジノでの派手な遊びっぷりだ。なかでも美川憲一は負けたという話ばかりで、カジノで大勝ちしたなんて話はまったく聞こえてこない。
美川憲一は去年、アメリカ、ラスベガスのシーザースパレスという老舗カジノホテルでショーを開催し、大盛況だったそうだ。もちろんこのときも、ショーが終わったあとはカジノでギャンブル三昧。バカラで「あっという間に現金がなくなった」と言っていた。実は美川は30年ほど前に初めてラスベガスでカジノに挑戦し、これもあっという間にスッてしまい、援軍が来るまでの2日間、水だけで過ごしたそうだ。
また20年前にもラスベガスのカジノで負けてしまい、持っていた指輪を質に入れて1万ドルを調達。だがこれも使ってしまい、後日指輪を質から出すため再渡米したのは有名な話だ。ちなみに、このとき質屋から取り戻した指輪は、数年後、パリで泥棒に盗まれてしまったそうだ。
カジノといえば、バブルのころ六本木や赤坂などにカジノバーと呼ばれた非合法の店がたくさんあった。そのころのカジノに詳しい遊び人貴志さん(50代後半)によると、当時の非合法カジノには毎晩のように芸能人が遊びにきていたそうだ。「とんねるずの石橋と木梨は赤坂のカジノバーによく来ていたね。当時彼らはトップクラスの芸人だからね。お金の使い方もハンパじゃなかったよ。あと西城秀樹とかもね。変わったところでは、カルーセル麻紀。彼……いや彼女は六本木のカジノバーに毎晩のように来てたね。バカラ専門だったよ」。
カジノといえばやはりラスベガス。美川憲一やハマコー氏が大枚をスッたのもここラスベガスだ。そして、人気芸人品川祐にとってもラスベガスは忘れられない場所のようだ。品川祐は自伝的小説『ドロップ』でも書いていたが、中学高校のころはかなり不良で毎日ケンカばっかりしていたという。ただし最後まで本物の不良にはなれなくて、どこかお坊ちゃまの部分があったようだ。
というのも、知っている人は知っているが、品川祐の母親は有名な美容家のマダム路子氏。マダム路子氏は最近、俳優と再婚して週刊誌で騒がれたが、もともとは山野美容王国の御曹司と結婚していた。つまり品川祐は山野愛子女史の孫なのだ。
けっこう育ちはいいのだが、顔がそれに似合わず不細工。今はペナルティーのワッキーや山ちゃんが上位だが、何年か前までは品川も吉本ブサイクランキングの上位に食い込んでいたほどのブサ顔だ。だが、品川祐のブサ顔はただのブサ顔ではない。品川祐の貫禄と気迫のブサ顔、オヤジ顔パワーは、かのラスベガスでも発揮されていたのだ。
今から20年ほど前、高校を中退し、ブラブラしていた品川祐は当時16歳。ある日、親しい友人たちとアメリカのラスベガスを訪れたときにその才能は発揮された。ラスベガスのカジノは、21歳未満は入場禁止。日本人は顔が幼く見えるため、30歳近い人でもカジノのボスから「ピクチャーID(つまりパスポート)プリーズ!」と言われることが少なくない。そんな厳しいラスベガスのカジノで、当時16歳の品川祐は誰にもとがめられることなく、堂々とカジノに入りギャンブルを楽しんでいたという。
当時をよく知るセミプロギャンブラー、Macky氏によると、品川祐がギャンブルを覚えたのはマカオのカジノ。15〜16歳の頃実兄と共に出かけたカジノで大勝ちをしたという。
「いや、当時祐くんは、どちらかといえば無口な子でしたね。まさかお笑い芸人になるとは、夢にも思いませんでした。でも頭は切れましたよ。空気を読むのがうまく、周囲に合わせ自分のバイオリズムを上昇気流に乗せることができた。すごく博才があったんです。お笑い芸人にしておくのは、もったいないなあ」と、Macky氏はその才能を惜しむ。
最近はドラマに出演したり小説を書いたり大活躍の品川祐。今はギャンブルなど見向きもしない超真面目生活だという。お笑い芸人としても順風満帆だが、たとえ食い詰めても
きみにはラスベガスがある。うらやましいぞ、品川祐
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