新世紀エヴァンゲリオン

9/1より放映中 『新世紀ヱヴァンゲリヲン:序』

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2007年10月27日

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あらすじ

この物語は、西暦2015年の日本を舞台に語られる。
かつて15年前――
南極で未曾有の大災害セカンドインパクトが発生した。
世界の大半は水没し、人びとの多くは死に至った。
そして、ようやく人類が復興しようとしていたとき……。
15年ぶりに、セカンドインパクトの原因とされる
謎の敵・使徒が出現した。

物語の主人公・碇シンジは、14歳の少年。
何の説明も受けないまま、自分の父親・碇ゲンドウから
汎用人型決戦兵器エヴァンゲリオンのパイロットになるよう任命された。
第3新東京市に侵攻する使徒を迎撃するためだ。
EVAに乗れるパイロットは、シンジの他に綾波レイ、
惣流・アスカ・ラングレー。すべて14歳の少年少女たちである。
彼らチルドレンをサポートするのは、特務機関ネルフ。
使徒は正体不明のまま次々に新手が出現し、特殊能力を駆使して
第3新東京市に襲撃を仕掛けてくる。
もし使徒が目的を達成すればサードインパクトが発生し、
人類は今度こそ滅亡してしまうかもしれない……。
だが、その裏では“人類補完計画”という謎の陰謀が進行していた。

果たしてエヴァンゲリオンは使徒の激しい攻撃を
防ぎきることが出来るのか。
ネルフに密接な関係を及ぼす秘密組織ゼーレとは。
そしてシンジたちとエヴァンゲリオンに隠された重要な関係とは何か。
人類の未来を握る闘いは驚くべきクライマックスへと突き進んでいく…

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EVAシリーズ

【エヴァンゲリオン零号機】
搭乗者は綾波レイ。メインカラーはブルー(初期はイエロー)。

【エヴァンゲリオン初号機】
搭乗者は碇シンジ。メインカラーはパープル。

【エヴァンゲリオン弐号機】
搭乗者は惣流・アスカ・ラングレー。メインカラーはレッド。

【エヴァンゲリオン参号機】
搭乗者は鈴原トウジ。メインカラーはブラック。

【主な武器】
・パレットライフル
・プログレッシブナイフ
・ポジトロンライフル
・ポジトロンスナイパーライフル
・ソニックグレイブ
・スマッシュホーク
・スナイパーライフル
・ニードルガンランチャー

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使徒

【第1使徒アダム】(第八話)
神の創造した最初の人間(男)の名。イヴの夫。神の戒めに従わず知恵の実を味わった為エデンの園から追放された最初の罪人。これに対して救世主たるキリストを第二のアダムという。
使徒を生み出した「生命の起源」の一つ

【第2使徒リリス】(第拾五話・第二拾四話)
実は弐拾四話まではセントラルドグマの安置されている白い巨人はアダムだと思われていたが、24話にてカオルはこれをリリスだと指摘した。 人類を生み出した「生命の起源」の一つ

【第3使徒サキエル】(第壱・弐話)
水の天使。手からビームを放つ。2足歩行で歩く、15年ぶりとなる使徒

【第4使徒シャムシエル】(第参話)
昼の天使。超音速の光鞭を備える。超音速の光鞭を備える。筒状の身体に、鞭状の腕部を持つ使徒

【第5使徒ラミエル】(第伍・六話)
雷の天使。正八面体で加粒子砲を放つ。加粒子砲で狙撃する、正八面体の使徒

【第6使徒ガギエル】(第八話)
魚の天使。弐号機を海中に引きずり込む。EVA弐号機の輸送中を襲った、魚状の使徒

【第7使徒イスラフェル】(第九話)
音楽の天使。攻撃すると分離してしまう。同型の二体に分裂する能力を持つ使徒

【8使徒サンダルフォン】(第拾話)
胎児の天使。マグマの中で羽化しようとした。火口において、卵状態で発見された使徒

【第9使徒マトリエル】(第拾話)
雨の天使。蜘蛛に似た形状で、溶解液で攻撃。溶解液を放つ、蜘蛛のような形をした使徒

【10使徒サハクィエル】(第拾弐話)
空の天使。衛星軌道から質量攻撃をかける。衛星軌道上から、自らを落下させた使徒

【第11使徒イロウル】(第拾参話)
恐怖の天使。細菌サイズの使徒でMAGIに侵入。MAGIに介入した、ナノマシン様の使徒

【第12使徒レリエル】(第拾六話)
夜の天使。球形の影は虚数空間(ディラックの海)。空中の球形の影と、平面的な身体の使徒

【第13使徒バルディエル】(第拾八話)
霞の天使。粘菌状でEVA参号機に寄生。侵食して融合を図る、粘菌状の使徒

【第14使徒ゼルエル】(第拾九話)
力の天使。圧倒的武力をもってネルフ本部内にまで侵攻を果たした。巨大な体躯に、帯状の腕を持つ、最強の使徒

【第15使徒アラエル】(第弐拾弐話)
鳥の天使。衛星軌道から精神波攻撃をしかける。光る鳥のような形状を持つ使徒

【第16使徒アルミサエル】(第弐拾参話)
子宮の天使。二重螺旋状で強制融合能力をもつ。二重らせんの円環構造を持つ使徒

【第17使徒タブリス(渚カヲル)】(第弐拾四話)
自由の天使。最後の使徒、渚カヲル。アダムの魂を人型の肉体に封じた使徒

【第18使徒リリン(ヒト)】
ヒトも他と同様、生命の源から生まれた使徒

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用語集(まとめ)

【アダム】
人類補完計画の要となる存在。以下の3つがアダムと呼ばれている。
(1)南極でセカンドインパクトを起こした光の巨人
(2)ベークライトで固められた胎児のような生物
(3)ターミナルドグマで十字架にかけられた巨人(後にリリスと判明)

【アンビリカル・ケーブル】
エヴァンゲリオンの動力ケーブルで背中にある。脱落、切断された場合、以後の活動限界は数分間に限定される。「アンビリカル」とは「へそのお」の意味。潜航艇などにで一般に使われる用語。

【エヴァンゲリオン】
NERVの総力を挙げて開発された使徒に対抗できる唯一の戦力。正式名称は「汎用人型決戦兵器人造人間エヴァンゲリオン」。巨大な人型をした素体に外装甲という構造をとっている。

【EVAシリーズ】
エヴァンゲリオンは複数製造され、零号機、初号機、弐号機、参号機……のように番号が付与されている。その総称。

【A.T.フィールド】
"A.T."はABSOLUTE TERRORの略。
使徒がバリヤーとして使う防御力。EVAも同じ能力を持っており、フィールド同士を中和することもできる。

【S2機関】
使徒が体内に持つ永久機関。EVA4号機はこのS2機関の搭載実験中に消失したとされている。 EVA初号機は第14使徒“ゼルエル”を補食、S2機関を取り込んだ。

【L.C.L.】
エントリープラグを充たす液体。空気の代わりに肺に入れて呼吸可能となる。巨体の歩行時に生じる凄まじい衝撃を吸収し、パイロットの身体を守る。

【エントリープラグ】
EVAのパイロットを内部に搭載した円柱状のコックピット。起動時に後頭部から注入される。内部には“魂の座”と呼ばれるシートを有し、パイロットの神経をEVAに接続伝達する役割を果たす。

【N2兵器】
国連軍と戦略自衛隊が所有する破壊兵器の総称。EVA以外では最大級の威力をもっているが、使徒には無効。N2地雷やN2爆雷などがある。

【ゲヒルン】
使徒に関する調査組織。これを前身として特務機関ネルフが生まれる。意味はドイツ語で“脳”。

【国連軍】
セカンドインパクト後、国連が世界の軍事力を再編した強大な軍隊。ネルフの存在を快く思っていない。

【拘束具】
EVAシリーズの外殻を覆う金属は装甲の役目も果たすが、実は素体の暴走を防ぐ拘束具でもある。

【ジオフロント】
地下空間を利用した都市の総称。
第3新東京市の地下にある直径6km、高さ0.9kmの巨大な謎の空間。89%は埋没しており、中央部にネルフ本部がある。

【死海文書】
1947年、死海付近で偶然に発見された古代の文書。
旧約聖書関係のオリジナルに近い写本とされている。ゼーレは「裏死海文書」と呼ばれる謎の預言書を所持し、それをシナリオにして人類補完計画を動かしているらしい。

【使徒】
正体、目的不明の超科学的な敵性存在。
angelとも呼ばれ、それぞれ天使の名称が冠されている。

【人類補完計画】
ゼ―レが推進する謎のプロジェクト。
使徒侵攻阻止という表向きの用途とは別目的にEVAシリーズを使い、人類進化の根源に関わる変化を推進しようとしている。また、碇ゲンドウらはゼーレとは別の人類補完計画を意図しているようにも見える。

【ゼーレ】
ネルフの背後で運営と意志決定を行う秘密組織。国連を含めて世界中の政治経済の動勢を影から操っている。下部組織として人類補完委員会があり、議長はるキール・ローレンツ。意味はドイツ語で“魂”。

【セカンドインパクト】
2000年9月13日発生。南極で起きた大爆発で、40億年前の巨大隕石衝突が“ジャイアントインパクト”と呼ばれていることから、この名がついた。その結果、地球の地軸は移動して世界各地を大災害が襲い、津波と水位上昇で地表の多くは水没。その原因は第一使徒アダムとの説もあるが、詳細は不明である。

【セフィロトの樹】
オープニングの最初に登場する、10個の円と22個の径で構成された文様のこと。別名は「生命の樹」。神の創造や森羅万象の秘密を説明するとも言われている。

【戦略自衛隊】
かつての自衛隊を国連軍に編入された後に、国防省直轄として編成された日本独自の軍事組織。その実力は世界最強とも言われる。

【セントラルドマグマ】
ネルフ本部内の中心、最深部にある施設。中央大垂直溝とも表記される。ネルフの重要施設が集結している。

【素体】
EVAシリーズの装甲を外した姿。
「人造人間」という別称の通り、人体に酷似した体型をしている。

【第一使徒】
使徒は出現順に「第*使徒」と番号でも呼ばれている。第一使徒はセカンドインパクトを起こしたアダムとも言われ、EVAシリーズもこれをもとに開発されたと推定できる。

【ダミープラグ】
パイロット不在時にEVAを起動させるエントリープラグの代用手段。

【ターミナルドマグマ】
ジオフロントの最深部に隠蔽された秘密の空間。磔にされた謎の巨人が幽閉され、使徒の最終目的地と推定されている。

【第3新東京市】
遷都のために建設中の都市という名目で、襲来する使徒を迎撃するために建設中の場所。偽装ビルは地下に収納可能で、ミサイル等の武器やEVAシリーズをサポートする武装、電源なども多数設置されている。

【第2新東京市】
セカンドインパクトによって東京は壊滅、長野県松本市に遷都された現在の首都。

【チルドレン】
エヴァンゲリオンのパイロットとなる子供たちのこと。
マルドゥック機関からの報告書をもとに選出される。

【地軸】
セカンドインパクトの影響で地軸が傾き、日本の季節は一年中が夏となっている。

【NERV】
使徒対策を主任務とする国連直属の特務機関。本部は第3新東京市に置かれ、総司令官は碇ゲンドウ。国連と日本政府から、エヴァンゲリオンの運用を含めた絶大な権限を委譲され、作戦指揮も独自に推進できる。世界各国に支部が存在し、ゼーレから人類補完計画の遂行を裏の使命として託されている。意味はドイツ語で“神経”。

【プラグスーツ】
EVA搭乗者用の戦闘スーツ。神経接続や生命維持など、操縦のサポートをする。

【MAGI】
ネルフ本部のすべてを統括するスーパーコンピュータシステム。「メルキオール」「バルタザール」「カスパー」と名づけられた3システムの合議により判断を行う。

【マルドゥック機関】
EVA適格者を選出する人類補完委員会直属の諮問機関。

【リリス】
ターミナルドグマで磔にされた巨人の別称。
当初アダムとも思われていたが、渚カヲルはこの巨人を“リリス”と呼んだ。

【リリン】
最後の第17使徒であった渚カヲルは、人類のことをこう呼んだ。旧約聖書では人類はアダムとイブ(エヴァ)の子孫とされているが、タルムードによると最初の男アダムとともに作られた最初の女性はリリスであり、リリスはアダムと交わって悪魔リリンを多く産んだという。

【ロンギヌスの槍】
ターミナルドグマの巨人に突き刺さっている槍の名前。
人類補完計画に必要不可欠な存在だが、武器としても使用できる。イエス・キリストを刺した槍と同じ名がつけられている。

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豆知識1

【EVAのイメージは2大ヒーロー像の合体】

EVAシリーズの発想は、搭乗式巨大ロボットアニメの元祖「マジンガーZ」に巨大ヒーロー特撮の元祖「ウルトラマン」の要素を加えたもの。初号機は初代ウルトラマンを演じた古谷敏の背中を丸めたポーズに似ているし、EVAの素体もウルトラマンのような超生物の考え方に近い。日本を代表する2大ヒーローのイメージが一体となっているのだ。

【主人公の名前は「ローレライ」の監督から】

庵野秀明監督のデビュー作はOVA『トップをねらえ!』。同作の登場人物名は当時のガイナックススタッフの本名から採っている。その伝統(?)にちなんで、『EVA』の主人公には『ローレライ』の監督で知られる樋口真嗣氏にちなんだ「シンジ」が採用されることになった。樋口氏は本作にも絵コンテと脚本で参加している。

【NERVマークの言葉の意味】

NERVのロゴはセンスが良く、グッズなどにも多用された。そこに添えられた言葉は"GOD'S IN HIS HEAVEN. ALL'S RIGHT WITH THE WORLD."。これは英国の詩人ロバート・ブラウニングの詩編に登場する言葉である。高畑勲監督の名作アニメ『赤毛のアン』最終回のサブタイトルもこの言葉を引用しており、それによれば「神は天にいまし すべて世は事もなし」という和訳となる。

【主要キャラの名は軍艦から】

主要キャラの名前には軍艦にちなんだものが多い。アスカは旧日本海軍空母「蒼龍」と米国海軍空母「ラングレー」、レイの「綾波」は旧日本海軍の吹雪型駆逐艦、ミサトの「葛城」は同・雲龍型空母、リツコの「赤木」は同・赤城型空母、「冬月」も同・秋月型駆逐艦から採られている。また、「碇」「加持(舵)」「キール(竜骨)のように船舶用語も目立っている。

【謎を解くヒントのひとつは英文サブタイトル】

アイキャッチに毎回出る英文サブタイトル。これが二重の意味を示すことがあって見逃せない。たとえば第四話「雨、逃げ出した後」の英文は "Hedgehog's Dilemma"でテーマの心理学用語「ヤマアラシのジレンマ」を示している。第弐拾話の"oral stage"も心理学の「口唇期」の意味。他にも謎のヒントを示すさまざまな情報が埋めこまれているようだ。

【渚カヲルの名前には深い秘密がある】

神秘キャラ渚カヲルの名前には深い意味がこめられている。名字を分解すると「シ」「者」となって、サブタイトルと一致する。ゼーレの「使者」であり「使徒」でもあり、初号機に殺される「死者」だという、複雑なネーミングなのだ。しかも「カヲル」を1文字ずつ手前に移動すれば、「カ→オ」「ヲ→ワ」「ル→リ」と「オワリ」に変身する。

【古典的SFからの引用】

謎の中心「人類補完計画」はコードウェナー・スミスのSF小説「人類補完機構シリーズ」から。最終話がSF小説の題名なのは『トップをねらえ!』以後の伝統で、「世界の中心でアイを叫んだけもの」もハーラン・エリスンの小説から(小説は「愛」だがEVAは「I=自分」にかけている)。某ベストセラーの題名も、これからの引用?

【日本映画からの引用1】

90年代後半に大ブームを巻き起こした極太明朝体のEVA風タイポグラフィは市川崑監督『犬神家の一族』('76)などのオープニングにちなんだもの。同作の水死体のポーズも第九話に引用されている。使徒発見時の「BLOOD TYPE BLUE」は岡本喜八監督『ブルークリスマス』('78)の英文タイトルだ。

【日本映画からの引用2】

第拾九話で武器を周囲に突き立てた弐号機は、黒澤明監督『七人の侍』('54)に類似の場面がある。第四話で劇場にかかっていた映画『世界沈没』はセカンドインパクトが題材と思われるが、樋口真嗣監督でリメイク中の『日本沈没』(森谷司郎監督/'73)に引っかけているのは言うまでもない。『EVA』は「邦画度数」のかなり高いアニメなのである。

【隠されたCG効果】

モニター表示などに出る文字、特にフォントの選定と配置が格好いい『EVA』。本作はアナログのセルアニメだが、これはコンピュータ上でデザインを組んでいる。背景にパースを合わせて歪めたものを2Dで出力し、それをもとに透過光処理等をかけているのだ。カメラを通して撮影しているため、独特のハイブリッドな美しさが光る映像となっている。

【キャラの誕生日は声優と同じ】

主要キャラクターには誕生日が設定されているが、これは不詳のレイ以外はおおむね演じる声優と同じ日に合わせてある。星座などに基づく性格を一致させるためだろうか?

【エヴァンゲリオンの身長は実は不定】

EVAシリーズの身長はエントリープラグのサイズからだいたいの想像はつくものの、実は決まったスペックが設定されていない。あくまでも画面効果と視覚的印象の方を優先し、シーン毎に「見た目の巨大感」が生じるように描かれている。

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