氏本農園・祝島だより

一言メッセージ :万葉集に詠われ歴史豊かな自然あふれる、万葉浪漫の瀬戸内海「祝島」での暮らしを氏本農園からお伝えします

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祝島だより

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暴挙

 19日(金)台風一過の蒸し暑い炎天下に160名の島民と、原発に反対する50名の島外支援者が、抽選で上関町議会の傍聴券を得るために行列をつくりました。
 九月議会で町長から出された「上関原発建設のための中国電力による14haの海面埋め立てに同意する(実際には知事からの意見照会に対し同意する旨の回答)」という議案が審議されるからです。
 20人分の傍聴券は抽選の結果、建設賛成派8枚、反対派12枚と分け合いましたが、反対派の傍聴券は予め決めておいた島民に託され、私もその一人として傍聴しました。
 託された者として上関町議会の審議経過を報告する責任があると考え、ここにその感想を述べます。

 まず上関町議会は、3,300人の人口に対し定数12人と異常に多い定数です。 隣接の田布施町は15,000人の人口で定数14人、平生町は13,000人の人口で定数12人となっていて、その異常さが判ります。 過去原発反対派議員から何度か出された定数削減の提案は、原発推進派の議員の反対多数でことごとく否決されていて、原発利権に群がる人々の構図が浮き彫りになっています。

 また町側の姿勢もあきれたものです。19日は早朝から役場庁舎の入り口は正面玄関1ヶ所だけが出入り可能で、他の通用口や非常口は全て施錠して職員を配置し、祝島島民は頭から「暴徒」扱いする異常さです。
 議会フロア前では最初から待機させていた何人もの警察官と職員で、公共空間である議場前廊下にさえ立ち入らせないよう、島から来たおばちゃん(年齢的には完全におばあちゃん)たちを無言で押し返します。 議場内で定数以上に傍聴させろと規則外の要求をしているわけではないのにです。
 私もさすがに声を荒げて、「それが町職員の町民に対する誠意ある扱いか! 町政に関心を持つ町民がそんな扱いを受ける筋合いは全くない。入れられないのであればその理由を先ず誠実に説明するのが町民への説明責任だろうが!」と詰め寄って庁舎管理責任者の副町長に見解を求めました。
 副町長の入れない理由とは、庁舎が老朽化しているから多数の町民が一度に入場すると重量的に危険だという庁舎管理上からというものでしたが、それならまず多数の警備の職員と警官を立ち退かせ、何より不必要で重量超過な議員定数を減らして重量負担を軽くすべきが筋というものです。

 町政や議員活動に関心を持って訪れた町民を最初から統制管理しようとする行政姿勢は、情報公開が基本の世の中で完全に時代遅れの行政姿勢です。 もっとも県内で唯一、情報公開条例を制定できていない町、町職員労働組合の無い町なのですから、為すことは推して知るべしではあります。
 庁舎以上に老朽化しているのが、町役場と原発推進派町議の頭の中だというのが、この出来事だけみても明白です。

 このような住民軽視、対話無視の姿勢からどんな「町の活性化」や「住民に優しい社会」に向けての行政が展開できるというのでしょうか。 二井知事による「しっかり聞いて、日本一住みよい元気県づくり」と双璧をなす住民愚弄のキャッチフレーズです。

 残念ながら「埋め立て同意」の議案は原発推進派議員の賛成多数で可決されてしまいました。 この審議の間、推進派議員からはひと言も質問が無く、議会終了後も、我々が軟禁しているわけでもないのに、議長以下議員控え室からいつまでも出て来(れ)ない状況が続きました。 自分の良心と信念に基づいて賛成したのであれば、堂々と振舞えばよいはずですが、そうできない後ろめたさがあるのでしょう。
 
「住民への誠意ある説明責任も果たさないままに埋め立てに賛成した推進派議員の、これから現地の海で生じるであろう結果への責任を、貴方がたが死ぬまで追求し続けます!」というヤマト議員の最終反対意見に頼もしい執念を感じ、原発建設反対運動はまだまだこれからだぞ、との決意を改めて皆んなで確認した一日となりました。 

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こんばんわ。はじめまして。
この記事を 当方ブログにて 紹介させて頂きたく存じます。
よろしくお願いします。 合掌

2008/9/24(水) 午後 7:22 [ kyomutekisonzairon ]

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TBしたのですが、通らない様ですので、記事のURLを書かせていただきます。
http://dendrodium.blog15.fc2.com/blog-entry-469.html
http://dendrodium.blog15.fc2.com/blog-entry-474.html
どうぞ原発取りやめになりますようにと祈っています

2008/9/25(木) 午後 9:42 [ chereebrossamu ]

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和子さんへ
原発財源に群がる一部の地元有力者の手先である地元の原発推進派町議にはじまり町長、知事、国会議員、閣僚に至るまで心身ともに拝金主義に蝕まれています。
先刻も麻生内閣新閣僚の中山国交相が「住民に自分たちが犠牲になっても国のために、という意識がなかったため成田空港は拡張できなかった。教育が悪い。」といった意味の、恐ろしく筋違いで傲慢な記者会見をしたようです。
地元住民を愚弄するにもほどがあり、このような知性も品性もない政治屋を大臣に任命したことも、国民に対するある種の「暴挙」です。
上関原発のような問題が各地にばら撒かれる背景がここにあると思います。
だから上関原発のストップは政治の力では止められません。止める気がないからです。
住民たちの反対「運動」で止めるしか術がないのです。政治が支援してくれないのは27年間の戦いが証明しています。

2008/9/26(金) 午前 0:49 cho*6*5555*ichi

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先ほどの私の和子さんへのコメント内、「上関原発ストップは政治の力ではできません」に、お詫びして訂正します。

2008/9/26(金) 午前 1:03 cho*6*5555*ichi

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中山国交相は、何年か前(確か吉野川ダムだったかと思うのですが》「例え150年に一回しか来ない洪水でも、明日来るかもしれないではないか・・・・・」などと言う反論を、ダム建設反対派の人たちに言っているのを聞いた記憶があります。ダムは30年模したら機能が落ちるというのに・・・・・

確かに現在の政財界は、無責任極まりない指導者層ですが、しかし政治が変わらなかったら、最終的に押し切られる可能性が高いのも、残念ながら事実なのですよね。

諫早湾の干拓工事で、豊饒の海だった有明海は、死の海に変えられたと聞いていますので、瀬戸内海までそんなことになったら日本人の海産資源はどうなるのかと、そういう意味でも心配です。
上関に原発を造るなど、とんでもない事ですね。

2008/9/26(金) 午前 7:01 [ chereebrossamu ]

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