春一番社会
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今日は未明から、関東地方では、猛烈な南風が吹いています。
これは、どう考えても「春一番」であると思われます。
しかし、気象庁もマスコミも、今日の風が春一番だとは言いません。
なぜかというと、春一番とは、
立春から春分の間に吹く最初の強い南風、
てなことを、気象庁が定義付けてしまっているからです。
そんなことですから、
今日の風のように、これはあきらかに春一番だろう、
と人々が思っても、立春前なので「春一番」とはみなされず、
結局、立春と春分の間に風は吹かずに、
「今年は春一番は吹きませんでした」
などと発表する年も、ままあるのです。
バカですねぇ。
このように、現代社会は、すべて、
「形だけ」
なのです。
ものごとを本質で捉えようとせず、
すべて「形式」で済ますのです。
形式に当てはまらないものは、すべて棄却です。
以前にも、「ブラックボックス社会」という記事を書きましたが、
まぁそれと同じような、「春一番社会」ですね。
「バブル経済がはじけた」とか「資本主義の崩壊だ」とか言われていますが、
戦前の、本質的な勉強をしてきた人たちが一斉に引退して、
定義さえ暗記して、試験にさえ受かればよい、
という教育を受けた戦後の人たちが社会を担うようになって、行き詰まり、
「バブルがはじけた」などと言い、
形だけの「ブラックボックス社会」「春一番社会」が今、崩壊しつつあるのを、
「資本主義の崩壊だ」などと言っているのですねぇ…
てな妄想はこれくらいにして、
2009年4月の旅行記のつづきです。
5日目、この旅行も後半に入り、
ルクセンブルクからブリュッセルへと向かいます。
さようなら、ルクセンブルク。
列車はすぐに国境を越え、ベルギーのアルデンヌ地方に入ります。
といっても、そこはもともとルクセンブルク公国領だった地域で、
現在もベルギーのリュクサンブール州ということになり、
ルクセンブルクの延長で、起伏に富んだ車窓風景が続きます。
ナミュールあたりから地形も平坦になって、面白味はなくなります。
神聖ローマ帝国的に言うと、そこはリエージュ司教領であり、
かのブルゴーニュ公国もハプスブルク家も結局手が出せなかった
独立した司教領です。
ナミュールで途中下車してみたいなとも思いましたが、
そうするとブリュッセルの見物時間がなくなるのでやめました。
ナミュールを過ぎるとブラバント公国に入り、
車窓の風景は都会化していきます。
ブリュッセル北駅近くのホテルを予約していたので、
中央駅まで行かず、北駅で下車します。
ホテルは、日本の旅行代理店で予約して、支払いも済ませていました。
駅を出ると駅前は、なにやら高層ビルばかり建ち並ぶ、
どうやら官庁街らしい。
旅行代理店でプリントアウトしてもらった、ホテルの地図の雰囲気とは違う。
出口が反対側なんだな、と思い、反対側の出口の方へ行くと、そっちは裏口らしく、
どうも薄汚くて雑多な雰囲気が漂っている。
なんか嫌だなぁと思いながら、出口を出ると、
イスラム系らしき人々が行き交う、ザワザワとした商店街に出た。
アラビアだかトルコだかの食料品店や雑貨店がズラっと並び、
電器屋からはアラビアだかトルコだかの音楽が垂れ流され、
喧騒と怒号であふれている。
なんかヤバいなぁ、こんな所にホテルがあるのかなぁ、
とブツブツ言いながら歩いていると、
ショーウィンドウに下着姿の女性たちが…!
こ、ここは、いわゆる、「飾り窓」ではないか!
あとで来ようっと♪
それにしてもこんな所にホテルがあるとは思えないので、
来た道を引き返し、今度は逆の方へ歩いて行くと、大きな交差点があって、
そこを渡ると町はビジネス街風になり、ホテルもそこにあった。
ホテル名から想像したとおり、中国人が経営する、
そしてこれも想像したとおり、汚いホテルだ。
大都会の駅脇の安ホテルはこんなもんだ。
荷物を置いて、すぐに飾り窓へ…
じゃない、
ブリュッセルの中心部へ向かった。。
神聖ローマ帝国の旅HP:http://www.geocities.jp/rom_deutsch/
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