裁判員制度を考える
「迷惑論」を全面・前面化する裁判員制度不要論 2
治安強化、裁判批判の壊滅生み出す裁判員制度廃止
第5項で、裁判員制度は治安強化のためと前提した上で、凶悪事件は増えていないから制度は不要と主張します。1943年の日本の陪審制停止が、戦争の敗色と厭戦気分の拡大の中での戦時体制・治安体制強化のためだったという歴史をみれば、裁判員制度廃止こそが治安体制の一挙的拡大をもたらすでしょう。前提で嘘をつくという詭弁の手口です。
「刑事事件のことなんか(サラリーマンの)私にはわかりません」
「裁判は法律知識だけで判断するものではないといっても、法律知識はとても大事な前提」
と市民の無力感や、刑事裁判にかかわること、関心を持つことへの嫌悪感をあおる大運動の主張が多くの市民を獲得するなら、冤罪救援運動をはじめとする被疑者・被告人の人権を守る運動や市民からの刑事裁判批判は壊滅的打撃を受けてしまいま
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