日本経済クリニック:診断と処方箋

将来不安は杞憂、株価は基調として過小評価、インフレターゲットは危険

経済見通し再論

 来年の日本経済に対する私の予測は、余りに強気だと言う意見は多いようです。既にお断りしたように、この予測は日本経済および海外の経済に余り強い外生的なショックがない場合を想定しています。アメリカ経済が1930年の大恐慌時のようなおろかな行動をとらないことを想定しています。  ただ、実を言うと、ちょっとずるいようですが、私は一つだけ隠し弾をもっています。それは、来年の日本の政治状況に関するものです。私が政治状況の変化を読むなど、余りに滑稽(リディキュラス)ではありますが、最近の福田内閣の世論を気にした政治的動きを見ると、来年は、自民党と民主党が人気取り政策をめぐる政策合戦を繰り広げ、結果として、かなり大胆な景気刺激政策が実施されるのではないか、これと北京オリンピックに伴う中国の景気動向を加味すれば、日本経済をめぐる内外の経済環境は悪くすべて表示すべて表示

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