東日本震災物故者追悼式典 @ 宮城県気仙沼市波路上漁港
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11時から始まるという気仙沼市波路上漁港での東日本大震災被災物故者追悼式に合わせて30分前に現地入りし、漁協長を見つけて挨拶をするといろんな人と相談した結果、式典の最後に鎮魂の炎舞を奉納することに決まった。
実は昨日の夕方に昨晩震災物故者鎮魂炎舞をしたお寺を訪問した際にお寺の人の許可を得ようとしたのだが誰もいなくて途方に暮れていたところにふたりの男性が現れたので声をかけて事情を説明したらそれが波路上漁協の漁協長さんで、そういうことなら明日漁港で追悼式をやるからその時にやればどうか、とのお誘いを受けていたのだ。
渡りに船とはこのことで、断る理由はまったく無いので乗っかることにしたのだが、昼間にファイアーをするのはいつ以来だろう。思い返してみてもすぐには思い出せず、ようやく思い出したのは大阪教育大学の学園祭と琵琶湖の湖畔で盟友「グリーングリーン」とリンクしたことぐらいで、それがいつのことだったのか記憶が定かではない。おそらく4・5年前になるのだろうか。
この地区は130名以上の方が津波に飲み込まれて尊い命を落とされたとのことで、お坊さんが読経するなか、ご遺族である参列者の方々が焼香をあげていく。
すべての参列者が焼香を終え、お坊さんが説法している最中に具合の悪くなったひとりのご婦人が倒れるハプニングが発生した。
混乱のなかでお坊さんの説法が終わり、MCの漁協長さんによってなにわの大道芸人たけぞうが紹介され、セッティングをしていると挨拶をしろとマイクを手渡された。喋るのは苦手だが、なんとか言葉をひねり出した。芸人らしく言葉より芸で弔いたい。
ロングスタッフに焔を灯し、正座をして臨時の祭壇に深々とお辞儀をしてから参列者の方に向き直り、
「負げねど東北、ファイアー!」
腹の底からひねり出した叫びとともにバーンアウトをかました。
スタッフスタンドにスタッフを置き、武幻を取り出した。昼間なのでなるだけ武幻で引っ張ろうという姑息な作戦ではあったが、ひと通り武幻のルーティンをこなしてからスタンドからスタッフをすくい上げてコンタクトスタッフをしている最中に救急車が到着した。
喪服を着たギャラリーの最前列に救急車が停まっている混沌とした状況のなかで、このまま炎舞を続けて良いものか迷った挙句、参列者の方々に焔をかざしてから祭壇に一礼し、自主的に強制終了した。
震災物故者追悼式での鎮魂ならびに復興祈願の武幻&炎舞を終えて、国道45号線を南下していると沿岸部を離れて登米市に入ったところで横山不動尊の看板が目に留まり、吸い込まれるように参拝した。
日本三大不動尊のひとつ横山不動尊の本尊である不動明王は弘法大師空海の作と伝えられていて、日本の歴史上人物のなかでひときわ異彩を放つ大天才空海がもし今の時代に生きていたらどういう行動を取ったのだろう。
山中の奥之院で久しぶりに山の霊気に抱かれて、しばし瞑想の時を過ごした。
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