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1991年の春に誕生した広尾のアート・ギャラリー工房「親(ちか)」で写真を表現手段にした作品のクボタ タケオ展が11月10日から28日まで開催されている。
昨夜はNovello Wine Partyの前に展覧会のオープニングに駆けつけ、しばらくぶりにクボタ氏とも旧交を温めあった。
今回の展覧会は「新博物図誌 第一巻」と題され、デジタルカメラで撮影された写真を素材に様々なスタイルで作品化されている。
そのデジタルカメラ、ソニーのサイバーショットであるがもう7,8年も前の当時では800万画素と言えば最高ランクに入るものであったが、今ではかなり中古。しかし、展示されている写真を見ると、その瑞々しい光とナチュラルな色彩、極めてシャープな描写力に写真が本業の自分も感心してしまう。
つい数年前まではフイルム式カメラにカール・ツァイスのレンズを金科玉条のごとく愛用し、デジタルを避けて来たが、今ではむしろ今後のデジタルの地平に大きな期待すら抱いている。人類は確実に進歩していくものとプラス思考で未知の世界を見つめて生きる姿勢も大事だろう。
とわいえ、野生の生物の世界は毎秒の速度で種の保存の危機に晒され、消えて行くものがある現実。クローズアップで撮られた白孔雀の眼にはそんな種の果かない命の哀しみが写っているようだ。
それにしてもアートをやっている人たちと飲む酒は旨い。酒が旨いというより”会話”が旨いと言うべきか。飾らぬ本音で語り合える数少ない関係である。まあ、今の時代ではそんな本音で語り合える人種そのものが絶滅危機にあるとも言えるのだが。
Gallery工房”親”http://www.kobochika.com
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