担任を避けたがる教師たち
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担任を避けたがる教師たち 文学評論家の柳宗鎬(ユ・ジョンホ)は45年8月15日の光復(日本による植民地支配からの解放)直前、小学校2−3年生の担任だった日本人の女性教師を忘れられないという。「19歳の先生は親切で優しく、か弱かった。生徒が言うことを聞かないと、教室を飛び出し涙を拭いて戻ってきたこともあった」と、自らの成長に大きな影響を与えた担任教師を懐かしんでいる。 釜山アクアリウムは毎年、小中高校生を対象に、担任の先生をテーマにした作文大会を開催している。昨年は、教え子の誕生日を決して忘れない担任の女性教師を「お母さん天使」と書いた神魚中学校(慶尚南道金海市)1年生の生徒が最優秀賞を受賞した。 堤川東中学校(忠清北道堤川市)では、毎年担任教師と生徒が1泊2日でキャンプをする。教師と教え子が本音で話し合っているおかげで、同中学校は校内暴力予防の最優秀校に選ばれている。 韓国の小中高校には全部で約23万9000クラスあり、教師は42万2500人余りだ。教師の約57%が担任を受け持ち、毎月11万ウォン(約7600円)の担任手当を受けている。校内暴力の根絶が叫ばれる昨今、担任の役割と責任も増している。校内暴力を傍観したとの理由で担任教師が警察に立件されるケースさえ出る中、教師らが新学期を前に担任を拒む事態が起こっている。 教師が一番担任を避けたがるのは、思春期の反抗期真っただ中の中学1−2年生クラスだという。担任を敬遠する現象は、学生人権条例が公布されて以降、さらに深刻化している。生徒たちは早くも、教師らが髪染めやだらしない服装を指摘すると人権条例を掲げて反発する。生徒たちの人生航路で、担任教師は船長の役割を果たす。だが、生徒を統率する教師の権限が小さくなり、生徒と一つの船に乗るべき船長が先に船を捨てる世の中となっている。
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