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『heart』


『heart』
いつかの詩に
人も海もアスファルトさえも
すべては同じ元素の組み替えとするなら
全てのものに心は生じ得るのではないかと考える と書いた
それとも 鳥が羽を持ち空を舞うように
魚がヒレを備え海を行くように
心は 一部の生命がもつ個性だろうか とも考える
夕焼けの鮮やかな紅に照らされるとき
優しさに似た熱に包まれる感覚を得る人
希望を灯し愛しき人との幸福を誓う人
それでもどこかに
焚き付けられるようにして憎悪を抱く人がいるのかもしれない
生きて来た背景や道筋が感情を成形するとして
それぞれの価値観の相違を知る
それでも
青い空に ひとつ遠く綿雲が浮くときに
その眩しい白に平穏を祝福する想いを寄せていたい
蕾がしなやかに花を咲かすときに
春の訪れに歓喜して微笑んで欲しい
 
理不尽な出来事に覆い尽くされて自身の歴史を失ったとき
最愛の人との縁を断ち切ったとき
懸命に見出した哲学や捉える感覚全てを手放したとき
世界の何処にも 日は昇らなかった
無関心に幸福を生きる人々から目を逸らし
自分の確かさを 掴まえることで精一杯だった
たかが私の小さい道筋でも起きたその感情に
深い歴史を持った街の人々の絶望や怒りは計り知れない
それでも
夕焼けの鮮やかな紅に照らされるときが
大切な人とともに明日を生きる誓いのときであって欲しい
若葉が日差しを透かし輝く様子に清々しさを思うのはなぜか
満天の星に願いを込めながら夜空を美しいと思うのはなぜか
蛹から解き放たれた蝶を見守りながら嬉しさを思う理由は
海原を渡る鳥の一群に胸が熱くなる理由は
合理的冷酷さを優秀とする考えと
人道的感情論を訴える想いと
正しさを迷う
それでも
あらゆるものを紐解く答えは
心 であるように思えてならない
- – - – - – - – - – 
皆、大丈夫であるように。
健康に生きましょう。
また。

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