プレセペとルーリン彗星の接近
|
昨晩は夜半過ぎころから雲が取れ始め、М44プレセペ星団に接近したルーリン彗星の姿を捉えることができました。
すでに西に大きく傾いていたので、今回は無理をせずEF100mmレンズのみで狙ってみました。
カメラレンズの時は自作のメモリシールの数値を見てピント出しをしていますが、メモリ間隔以上に実際のピントはシビアのようで、ちょっと甘いと星に赤の滲みが出来てしまいます。
今回も画像処理前の元画像はこんなに赤滲みが出ていました。
●元画像
そこで、ステライメージVer.6のスターシャープ機能を使ってこの赤滲みを除去しました。
この元画像をRGB分解すると、
●R画像
●G画像
●B画像
RGBの3つの画像を見比べると、R画像がひどくボケた画像なのが分かります。
そこで、R画像にスターシャープ処理を施します。目安としては、明るい星がG画像位の大きさになる位に強めにかけます。
今回の処理では
星像の大きさ 0.3 しきい値 0% 半径 3ピクセル でほぼG画像位になりました。
●R画像スターシャープ処理後
R画像のみ処理したRGB画像を合成します。
●RGB合成後
この処理後の画像を元にしてフォトショップで仕上げたのが最初の画像です。赤滲みがほぼ完全になくなってスッキリ画像になりました。
EFレンズのピントがしっかり来ていればこのような処理は不要なのでしょうが、彗星撮影などはピントを確かめている余裕が無いことが多いので、このような後処理で処理するのは有効だと思います。
でも、これに頼ってばかりではいけませんねぇ。 きちんとピント確認しないと・・・(^^) |

これはいいショットですね〜プレセペと一緒に記念になりますね。
こちらは遅くに晴れたようですが、また今晩も曇り空か雨です。
参ったな〜、でもこの処理はなるほど〜参考になります。
ありがとうございます。
2009/3/5(木) 午後 3:31
ルーリン彗星とプレセペのツーショット、美しい画像、いいですね。
ピントが甘いとR画像だけニジミが出るのは、改造デジカメだからでしょうか。
私のピンボケだとRGB全てで星像が肥大化しているので、それより遥かにピントが合っている上でしょうね。
2009/3/5(木) 午後 9:25
hideサンさんコメントありがとうございます。
夜半前はずっと薄雲の空で月しか見えていなかったのでダメかなぁと思っていましたが、寝る前に見上げたら薄雲が取れていました。もう月が回ってくるのでここで撮影出来て良かったです。
2009/3/5(木) 午後 10:13
ヨネヤンさんコメントありがとうございます。
Rの滲みは改造だからかもしれませんね。微妙なタッチで恒星に赤にじみが無くなり白くなるポイントがあるようなのですが、よくよく考えるとGBがボケてRが焦点して、それぞれの像の大きさが同じになるだけの点かもしれません。RGB分解するとGBはそこそこピントが出ているように思うのですが、改造によりRGBの焦点位置が違っているのかもしれないですね。
2009/3/5(木) 午後 10:17
きれいな画像です。ダストが長くて絵になりますね。
にじみの軽減は古いレンズの画像にも使えますね。
最適なパラメータをつかむのが難しそうですが、いろいろやってみる必要がありますね。
2009/3/6(金) 午前 6:46
alpheratzさんコメントありがとうございます。
確かに古いレンズの画像などにも効果がありそうですね。もともとこの方法は青ハロ軽減で紹介されていた方法なのですが、フォトショップ等で弄るよりも簡単かつ綺麗に修正されるので多用しています。レンズの個性に合わせて修正が可能だと思うので、いろいろやってみると面白いと思います。
2009/3/6(金) 午前 11:53