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トルコGP - 金曜フリー走行2回目

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トルコGP - 金曜フリー走行2回目
バトンがドライ路面を制す

2011年5月6日
初日のトップタイムを記録したバトン
関連リンクレース:トルコGP チャンピオンシップ:F1世界選手権 チーム:HRT | ウィリアムズ | ザウバー | トロ・ロッソ | フェラーリ | フォース・インディア | マクラーレン | メルセデスGP | ルノー | レッドブル | ロータス | ヴァージン 6日(金)、欧州ラウンド開幕戦としてトルコ・イスタンブールを舞台に行われる2011年FIA F1世界選手権第4戦の金曜フリー走行2回目が日本時間20時から行われた。

雨が降り込める肌寒い天候で迎えた初日、イスタンブール・パーク・サーキットにて現地時間の午前に実施されたフリー走行では濡れた路面に足を取られてスピンやコースオフを喫するマシンが多く、ポイントリーダーのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)がクラッシュを喫してマシンにダメージを負っている。

フェラーリのフェルナンド・アロンソが1分38秒670のトップタイムをマークし、ニコ・ロズベルグとミハエル・シューマッハのメルセデスGP勢が続いた。4番手と5番手に並んだルノーのニック・ハイドフェルドとヴィタリー・ペトロフに次ぎ、ザウバーの小林可夢偉が6番手タイムを記録している。

午後に入ってイスタンブールの天候は回復し、セッションスタート時の天候は曇り、気温14度、路面温度21度のドライコンディション。ヴァージンのジェローム・ダンブロジオとトロ・ロッソのハイメ・アルグエルスアリを先頭に各車が、ちらほらと青空が覗くコースに向かった。

どのチームも序盤から積極的な動きを見せ、1回目のセッションでノータイムに終わったルイス・ハミルトン(マクラーレン)がトップタイムを刻むとフェラーリのフェリペ・マッサとトロ・ロッソのセバスチャン・ブエミが相次いでそれを塗り替える。

トップタイムはなおも更新されていき、開始から20分が過ぎたところで1分28秒台に乗せたジェンソン・バトンとハミルトンのマクラーレンコンビが1-2態勢を築いた。この段階で3周を走ってピットに戻ったミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)の他、ガレージにとどまるベッテルとパストール・マルドナド(ウィリアムズ)のみがタイムを残していない。

程なくしてシューマッハも始動し、トップに浮上した僚友ロズベルグを上回って最速タイムを更新。シューマッハ、ロズベルグ、バトン、ハミルトンの2チーム4名にペトロフとハイドフェルドのルノー勢が続くオーダーで最初の30分が終了した。

ガレージを動けずにいるベッテルの一方で、遅ればせながらプログラムを開始したマルドナドが13番手タイムを残し、ベッテル以外の23名のタイムが出揃う。

中盤に差し掛かるとかつてイスタンブールで3年連続ポール・トゥ・ウインを成し遂げたマッサがいち早く1分27秒台に入れて暫定トップに。しかし、ペトロフ、シューマッハらがマッサの記録を更新し、さらにはロズベルグが1分26秒台に突入してタイムシートの頂点に躍り出る。

トップ5に名を連ねるチームメイトとは対照的に、下位に沈むアロンソはコース上で挙動を乱してピットに引き上げようとしたものの、ピットレーンでもマシンがストップし、メカニックの手によってガレージへと戻っていった。

ラスト30分を切り、バトンがロズベルグのタイムをわずかに上回ってトップに立つ。残り時間が15分に迫る頃からコース上にマシンが増え始め、アロンソも再びコースに出ている。各車がドライコンディションでの初日最後の走り込みを行う中、マルドナドがターン8出口の縁石を乗り越えてコース外に飛び出し、タイヤウオールに接触してマシンを止めた。

その後は目立ったタイム更新はなく、このセッションの最速タイムはバトンが残した1分26秒456。2番手にロズベルグ、ハミルトン、シューマッハ、ウェバーがトップ5に並んだ。

フェラーリのマッサが続く6番手、午前のトップだったアロンソは11番手タイムを残した。可夢偉は18番手、ベッテルは一度もコースに出ることなくこのセッションを終えている。

トルコGP土曜フリー走行は7日(土)日本時間17時からスタート予定。お楽しみに!

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ザウバー・・・

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ザウバー
「発展継続のために支援を」とザウバー

32011年4月23日 « 反撃ののろしを上げるアロンソ | 低迷のウィリアムズ、株式も下落 »
厳しい環境を乗り切るには先立つものが必要だ
関連リンクドライバー:小林 可夢偉 | セルジオ・ペレス チーム:ザウバー サーキット:イスタンブール・パーク・サーキット | カタロニア・サーキット 自ら興したチームがF1でさらに発展するためには、もっとスポンサーを引きつける必要があるとペーター・ザウバーが語った。

「全体としてのチームの状況は、12カ月前と比べればすでに大幅に健全化した」と代表は述べた。「2010年はわれわれにとって非常に厳しい年だった。ワークスチームからプライベーターへ再移行することに多くのエネルギーを使い果たし、シーズンスタート時のリザルトは非常に悪かった」

「そのポジションから2011年のスポンサーを見つけることはほぼ不可能に近かった。だがわれわれのマシンはもはや真っ白ではない。それは誇りに思う」

彼はまた、意欲的な計画を討議中だとも付け加えたが、それらを達成するためにはさらなる資金援助が必要だと訴えた。「われわれの規模のチームでは、必然的にエンジニアのアイデアが利用可能なリソースを上回るものであり、財源が追加されればパフォーマンスに直結する。だからこそ、われわれはスポンサー探しを続けているんだ」

チームは現在のところ競争力を持っているものの、ライバルたちは早いペースで進歩を続けていると彼は述べた。「上海のレースから、競争がより激しくなっていることが分かる。これからは改善を続けることがさらに重要性を持つ」

「いくつかのチームは次のイスタンブールのレースで大がかりな開発パッケージを持ち込むと発表しており、オーダーは間違いなくまた変化するだろう。われわれはバルセロナで大きめのアップグレードを予定している」

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フェルナンド・アロンソ

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フェルナンド・アロンソ

反撃ののろしを上げるアロンソ
2011年4月23日 « ピレリ、タイヤマーキングを改善へ | 「発展継続のために支援を」とザウバー »
「僕らにとって、僕らのファンにとって、理想的なシーズンスタートじゃなかった」 拡大
関連リンクドライバー:フェルナンド・アロンソ | セバスチャン・ベッテル チーム:フェラーリ | マクラーレン | レッドブル サーキット:上海インターナショナル・サーキット いまだ表彰台にも上がれず、精彩を欠くシーズンスタートを切ったフェルナンド・アロンソだが、フェラーリには状況を好転させる力があると信じているという。

「確かに僕らが、そして僕らのファンが望んだようなシーズンスタートじゃなかった」とアロンソはフェラーリ公式ウェブサイトで述べた。「2人で50ポイントというのは十分ではないし、現在のパフォーマンスが良くないことも分かっている。でも状況はすぐに変えられるはずだ」

「僕はチームを信じている。根底にあるものが何かを知っているし、マラネロのみんなからは反撃してやろうという意志を感じる。過去に僕は、初めはライバルとして、今は仲間として、スクーデリアが持つ再起能力を経験した」

「去年を思い出してみればいい。トルコやイギリスでは、もう来年にシフトした方がいいとまで言われた。でも僕らはあきらめず、最終戦までタイトル争いに加わることができたんだ。まるでスローガンのように聞こえるけど、まさに真実なんだ。F1ではネバー・ギブ・アップなんだよ」

だがアロンソは現実的視点から、一晩で改善は実現しないと警告した。「決して僕が現状を軽視しているということじゃない。むしろその反対だよ」と彼は言う。「あらゆる面で、改善のためには懸命なハードワークが必要だ。すべての要素が最善の状態で機能した時に初めて成功が訪れる。マシン、戦略、ピットストップ、ドライバー、そしてチームに含まれるすべての人たちだ。僕たちは追い付かなければいけないし、あまり時間を失うわけにもいかない。これから数週間、周りものんびり待っていてはくれないからね」

アロンソはマクラーレンの劇的な変化に言及した。シーズン前は望みなしと思われながらも、わずか数週間でレース勝者に上り詰めた。いかに早く状況が変わるかの表れだという。

「バルセロナの最終テスト後、みんなマクラーレンには期待できないと言っていた。ところが彼らは常に表彰台を獲得し、ついには中国で勝利を収めた。同時に、ベッテルを倒すのは不可能だとも言われたけど、上海の結果を見ただろう。3戦で決定的な判断を下すのはまだ早いよ」

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ピレリ、タイヤマーキングを改善へ

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ピレリ、タイヤマーキングを改善へ

2011年4月23日 « ウイング論争に"飽き飽き"のニューイ | 反撃ののろしを上げるアロンソ »
コンパウンド判別のためにさらなる取り組みがなされることに
拡大 ピレリは次戦トルコGPで、オプションタイヤのサイドウオールをすべてペイントする方針を明かした。

今シーズンからF1の単独タイヤサプライヤーを務めるピレリは、ドライタイヤ4種類とウエットタイヤ2種類を判別する方法として、サイドウオールに描かれる"ピレリPゼロ"というロゴの色を6種類それぞれ異なったものにするという手法を採用。シーズン開幕後にオプションタイヤの側面にラインを入れることでさらに判別しやすくしようと努力していたが、ここまでの3戦で簡単にコンパウンドを識別できたとは言えない状況だ。

ピレリのモータースポーツディレクターを務めるポール・ヘンベリーによると、イスタンブール・パーク・サーキットが舞台となる次戦トルコGPでは、2種類のドライタイヤのうち軟らかいタイプである"オプションタイヤ"の識別方法が「より見やすくなる」とのこと。

「サイドウオールすべてにカラーリングを施す予定であり、より色が際立つことになる。タイヤが回転する際に、黒色が妨げになることはないだろう」と話している。

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ハミルトンが勝利! ベッテル3連勝ならず

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ハミルトンが勝利! ベッテル3連勝ならず

2011年4月17日

スタートでベッテルをかわしたマクラーレン勢 © Getty Images 拡大
関連リンクレース:中国GP チャンピオンシップ:F1世界選手権 サーキット:上海インターナショナル・サーキット 17日(日)日本時間16時から2011年F1世界選手権第3戦中国GPの決勝レースが、上海インターナショナル・サーキット(全長5.451km)で行われた。決勝の周回数は56周、レース距離は305.066kmだ。

前日の公式予選ではセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が1分33秒706をマークし、3戦連続でポールポジションを獲得。2番手のジェンソン・バトン(マクラーレン)にコンマ7秒という大差をつけた。3番手にルイス・ハミルトン(マクラーレン)が続き、4番手にニコ・ロズベルグ(メルセデスGP)、5番手にフェルナンド・アロンソ、6番手にフェリペ・マッサ(共にフェラーリ)が続いている。一方、マーク・ウェバー(レッドブル)は予選にKERS(運動エネルギー回生システム)を用いなかったことやソフトタイヤ(オプション)でアタックをしなかったことが災いし、まさかのQ1敗退を喫してしまった。

Q2残り時間2分というところで赤旗が提示されたことも影響し、小林可夢偉(ザウバー)は3戦連続でのQ3進出を果たせず。決勝レースは13番グリッドからスタートする。今週末も前戦マレーシアGP同様、全24台が予選Q1での107%タイムをクリアし、決勝レースに駒を進めた。

レーススタート時の天気は。気温は℃、路面温度は℃、湿度は%。タイヤサプライヤーを務めるピレリは今回のレースに、ソフトコンパウンド(オプション/ソフトタイヤ)とハードコンパウンド(プライム/ハードタイヤ)という2種類のタイヤを投入している。

スタート前のレコノサンスラップでルイス・ハミルトン(マクラーレン)のマシンに燃料漏れが発覚。しかし、レースには何とか間に合わせて修正できたようだ。ダミーグリッドについた24台のマシンがフォーメーションラップを開始。18番手スタートのウェバーはプライムタイヤを装着した。

24台がそれぞれグリッドに戻ってきたところでレースがスタート! マクラーレン勢が好スタートを見せてベッテルを抜き、バトンとハミルトンが1-2態勢。ロズベルグもターン1、2、3でベッテルと並んだが、ポジションを上げることはできなかった。その後ろではマッサがアロンソをかわし、11番手スタートのエイドリアン・スーティル(フォース・インディア)が8番手にジャンプアップ。ミハエル・シューマッハ(メルセデスGP)は14番手から9番手と大きく飛躍した。可夢偉もオープニングラップで2つ順位を上げ、11番手に浮上。一方、ウェバーは1つポジションを上げて17番手でオープニングラップを終えている。

3周目からDRS(ドラッグ減少システム/可変リアウイング)使用が許可されると、可夢偉がバックストレートでハイメ・アルグエルスアリ(トロ・ロッソ)を攻略し、10番手に浮上。ウェバーは2周目にDRSを使わずにセルジオ・ペレス(ザウバー)をかわして16番手に上がったが、その後はルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)のディフェンスに手を焼いた。しかし、4周目にターン11への飛び込みでバリチェロをオーバーテイクしている。

可夢偉は前を走るシューマッハより0.5秒速いラップタイムを刻んでいるが、その前でランデブー走行を続けるポール・ディ・レスタとエイドリアン・スーティルのフォース・インディア勢がなかなかタイムを上げられず、ペースに付き合わされている格好だ。

5周目に先頭バトンが1分43秒955というファステストラップをたたき出し、ハミルトンとのギャップを1.2秒に広げた。ハミルトンからベッテルまでのタイム差は0.8秒となっているが、なかなかオーバーテイクを仕掛けられない。7周目にはハミルトンが1分43秒928というファステストラップをマークしている。

10周目にこのレースで初めてタイヤ交換を行ったアルグエルスアリだが、ピットアウト直後に右リヤタイヤが脱落! 3輪状態で5.4kmのコースを走行するのは難しく、セクター2でマシンを止めてしまった。7番グリッドからスタートしたことを考えれば、かなりもったいないミスと言えるだろう。11周目にはシューマッハやディ・レスタがピットインし、可夢偉は8番手に浮上。ペースが上がらないウェバーも入り、プライムからオプションに交換して20番手でコースに戻った。

13周目には4番手を走行していたロズベルグがピットに入り、再びオプションを履いてコースイン。一方、トップ3は接近した戦いになり14周目にベッテルがバックストレートでハミルトンをかわしたが、その周にバトンとベッテルが同時ピットイン! しかしバトンは間違えてレッドブルのピットボックスに入ってしまい、レッドブルのピットクルーたちの間を割ってマクラーレンのピットボックスへ。これで数秒のタイムロスがあり、ベッテルがピットレーンでバトンをかわした。コース上では先頭を走っていたハミルトンがペースを落とし、マッサにオーバーテイクされてしまう。マッサとハミルトンはピットに向かったが、順位は変わらずマッサが前の状態でコースに戻った。

レースは20周目に入り、先頭はロズベルグ。2番手ベッテルとのギャップは5.5秒差で、3番手にバトン、4番手にマッサ、5番手にハミルトン。6番手はシューマッハ、7番手にアロンソ、8番手にディ・レスタ、9番手にスーティル、10番手に可夢偉と続いている。このうち、ロズベルグ、シューマッハは3ストップ作戦のようだ。

先頭ロズベルグは25周目の終わりにピットに入り、再びオプションタイヤを選択。これで3ストップ作戦ということが判明した。同じ周にハミルトンとウェバーもピットに向かい、オプションタイヤに交換している。メルセデスGP勢とマクラーレン勢はいずれも3ストップ作戦だ。

これでトップに浮上したのはベッテル。2番手にマッサ、3番手にアロンソとフェラーリ勢が続き、2回目のピットストップを終えたロズベルグが4番手。28周目にはロズベルグがコース上でアロンソをオーバーテイクした。



接触によりノーズに穴が開いた可夢偉のマシン。「ダストや土がコックピットに入ってレーシングスーツが汚れた」と話したが、パフォーマンスには影響なかったとも © Sutton Images 拡大

シューマッハが2回目のピットストップを行ったことで可夢偉は9番手に浮上したが、なかなかペースが上がらない。0.3秒後方にヴィタリー・ペトロフ(ルノー)が迫り、30周目のバックストレートでオーバーテイクされてしまったが、その周にスーティル、ハイドフェルドと共にピットイン。

31周目にはトップのベッテルがピットに入り、プライムに交換。33周目には先頭のマッサが入り、プライムに変更。しかしコースに戻る際にピットレーン出口の白線を横切ってしまった。トップを走るロズベルグは39周目の終わりに最後のピットストップを実施。ベッテルとマッサには先を行かれたが、なんとかハミルトンの前でコースイン! バックストレートではハミルトンがDRSを使ったが、ロズベルグが抑えた。しかしチームからの無線によるとロズベルグは「燃費が厳しい」状況。41周目にはターン6でハミルトンがオーバーテイクを成功させ、バトンもロズベルグに近づいた。

レースは44周目。7番手につけたウェバーがファステストラップをたたき出し、前を走るアロンソより3秒速いタイムを刻んで猛プッシュし、オーバーテイクを決めた。その前ではロズベルグがターン14のブレーキングで突っ込みすぎ、マッサとバトンにポジションを奪われてしまう。



高速コーナーであるターン7の飛び込みでベッテルをオーバーテイクしたハミルトン © Sutton Images 拡大
レースは49周目。2番手のハミルトンはベッテルよりいいラップタイムを重ね、背後に迫った。50周目のバックストレートでDRSを使って迫るも、オーバーテイクの試みは成功せず。しかし52周目に高速コーナーのターン7でインに飛び込んでパッシング成功! 通常ではオーバーテイクポイントにならないコーナーで前に出るという素晴らしいムーブを決めて見せた。

一方、ここまで10番手につけていた可夢偉はペトロフの攻撃を受け、11番手に後退。ペトロフはディ・レスタもかわして9番手に浮上した。しかし、可夢偉はディ・レスタをオーバーテイクし、再びトップ10に食い込んだ。

上位ではソフトタイヤを履くウェバーが猛然とプッシュ。ターン6で飛び込んだ後に立ち上がりでロズベルグを料理すると、55周目にはDRSを使ってバックストレートでバトンをオーバーテイク! これで3番手に浮上した。

レースはファイナルラップ。先頭のハミルトンはベッテルに5.2秒という大差をつけて最後の1周に入り、そのままトップチェッカー! 2010年ベルギーGP以来となる今シーズン初勝利は通算15勝目。2位にベッテル、3位にウェバーが続いた。

4位はバトン、以下ロズベルグ、マッサ、アロンソ、シューマッハ、ペトロフ、可夢偉までが入賞。ディ・レスタ、ハイドフェルド、ルーベンス・バリチェロ(ウィリアムズ)、セバスチャン・ブエミ(トロ・ロッソ)、スーティル、ヘイキ・コバライネン(ロータス)、ペレス、パストール・マルドナド(ウィリアムズ)、ヤルノ・トゥルーリ(ロータス)、ジェローム・ダンブロジオ、ティモ・グロック(共にヴァージン)、ビタントニオ・リウッツィ、ナレイン・カーティケヤン(HRT)までが完走を果たした。リタイアはアルグエルスアリの1台だけだった。

ファステストラップを刻んだのは42周目に1分38秒993を刻んだウェバーだった。

ヨーロッパラウンド開幕戦となる第4戦トルコGPはイスタンブール・パーク・サーキットを舞台として3週間後に開催される。最初のセッションとなる金曜フリー走行は5月6日(金)日本時間16時にスタートする予定。公式予選は7日の日本時間20時から、決勝レースは8日の日本時間21時から行われる予定となっている。

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