なまここ かしまし娘に会う
|
さて、H商店でのお買い物を無事終えて、脳味噌の沸騰を抑えるためにコーヒーブレイク。
あらためてよく見たら、浅草は喫茶店の多い街なんであった。
しかもレトロ・・・・けして意図した「レトロ」なワケではなく、もちろん「レトロ」を売り物にしているワケでもなく、経営者もそこにいる客も、全員が時間に取り残されて、そのことに誰も気付いていない・・・という、ある意味「ホンモノ」。 っていうか、タイムスリップ? コーヒーまでもが、忘れ去られて煮詰まって、納豆臭を発していた。
そんな純喫茶で、けだるくコーヒーをしばきつつ、この後合流する予定のO’さんが「着物に着替えてくるか否か?」について予測しあった。
店内の空気に飲み込まれ、デジカメという近代機器の存在を忘れかけていた我々だったが、途中で思い出して撮影。
背後にある軽食メニューの写真・・・ナポリタンが、正々堂々とウドン風。
この後、なぜか子供の頃読んだ童話の内容など語り合いながら、Oさんと待ち合わせた渋谷へ移動。
はたして、年末の忙しい最中に「お局」の威力を発揮して、職場を早退して駆けつけてくれたOさんは・・・洋服であった。
あ、もちろん小顔よ、小顔!
さあ、コレで「かしまし娘」が出そろったゾ。
・・・んだが、実際の彼女たちは、3人とも知的でオトナのムードを供えた女性たちなんであった。
ウワサの「かしまし娘」たちが作り出す空気は、まったりしていて非常に心地が良かった。
ところで、私にとっては、じつはOさんがもっともブログの印象と違っていたんである。
「買い物は即決、ガテン系の姉御」というのが、Oさんのブログから発せられるキャラクターイメージなんだが、たしかにガテン系の骨太感を内在していても、第一印象は「知的でおしとやかな良家のお嬢様」。 そのしとやかな雰囲気にちょっとドギマギしてしまったサ(職場では安全靴を愛用しているらしいんだが)。
いずれにしろ、皆さん、ブログには表出していない人格や、ネタにしていない波瀾万丈な物語を、まだまだたくさん抱えているらしかった。
とても興味深い。
そして、やっぱり人間って面白い。
さぁて、夜も更けてきた。
オトナなんで、とにかく呑む。
呑む。
呑む。
呑む。
オトナなんで、肴も渋い。
・・・あ、オトナなんで、メニューの写真など撮るヒマはない(^_^;。
(いや、撮りたくても薄暗くて不可能だったサ)
期待して頼んだイカゴロ炒めは、舌の肥えたオトナたちには不評であった。
タラ白子の天ぷらは東京にしてはまあまあ。(しかし風味は今ひとつ:北海道人評)。
凝った店で装飾などは面白かったんだが、複雑な造りなのでトイレに行くのに迷う。
照明も凝りすぎていて「暗くて食べ物がよく見えん」とオトナなオンナたちには大変不評(笑。 しかし、個室が多くて、密会するにはおすすめの店であったヨ。
着物姿のせいで、Ozさんは中居さんと勘違いされ、他の客にトイレの場所を尋ねられていた。
(あんな高級な綿薩摩を着た中居などいるものかっ!)
でも、こんなママがいる店なら入り浸りたいネ。
・・・そこで「バーozawami」構想が持ち上がる。 おしゃれなバーなのに肴がやたらと渋いとか(笑。
(ここに店の前でOzさんのカメラで撮ってもらった画像が入る予定だったんだが、なぜかデータが読み込めず・・・)
店を出たあと、なんとなく別れがたい気分で(私だけ?)近くにあった喫茶店へ。
ここは、浅草とは全然違った意味のレトロ純喫茶。
どうやら老舗の名店であるらしい。
夜に生きる私は、まだまだ全然帰りたくない気分なんだが、都会の人はちゃんと終電に間に合うように帰宅するんである。
無計画に遊びほうけて電車を逃し、3時間歩いて帰ったり、駅のベンチで寝たりはしないんである。
そんなワケで、切ない別れがたさをこらえ(私だけ?)、ここでおひらき。
山手線で品川までOさんとご一緒した。
車内で「ガテン系」のお仕事の話などを少しうかがう。 物静かな語り口の中にも、やっぱりそこはかとなく骨太な半生を垣間見た。
いつかこの人と一緒に「ジョイ本」で建築資材などを見歩きたいと思った。
オマケ画像。
それぞれの帯の上に居るべき場所を見つけて、安らかに眠るネコたち。
その様子が嬉しかった。 (しかし、やっぱりデカかった・・・) Ozさんのゴマ王子は、ちゃんとパールの首輪が付けられていた。
こ・・・これは、この日私が着ていた羽織の裏。
自分で裄出しした「執念」の、すさまじい縫い目。 Ozさんに見せたらウケた。
しかし、なんでこんな色の糸で縫うかねぇ・・・。
頂戴したお土産。
憧れていた雪の結晶帯飾り!!うっは〜〜ぁっっ!
そして、キケン。
千葉県名産落花生!!! 腹が痛くなってもやめられない(奇跡的に現時点で未開封)。
Bさんが買ってくれた「赤鬼」。
この日の記念に、みんなでお揃い。
本当に本当にありがとうございました。
さらにオマケ画像。
私は、満を持して登場の、ゾウの帯留めをしていったんであった。
着物はポリ。
帯は、大正ロマンな品々が刺繍された銘仙風。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ところで、ちょっとした後日談。
H商店で下駄を2点購入したワケなんだが(コレ)、もうひとつ「竹」が彫られた下駄も捨てがたくて大いに悩んだ。
でも、ちょっと買いすぎかな?とも思ったし、サイズが私には若干小さめだったので、泣く泣くあきらめたんである。
ところが、その後もずっと「竹」下駄のことが頭から離れず、翌日鎌倉で鎌倉彫の店へ行ったので「もし同じのがあったら、高くても買ってしまうかも」と思いつつ探してみたんだが、見つからず・・・
ますます思いがつのってしまった。 (ところで、ホンモノの鎌倉彫りでは「下駄」はあまり作られていないことが判明。観光客向けのお土産屋に安いのが売られていたが、コレはホンモノの鎌倉彫ではないらしい。下駄の台は浅草で見たものと同じ感じだけど、どれも鼻緒が今ひとつ・・・)
ダンナの実家で年末年始を過ごして疲れ切った私は(いえネ・・・ダンナ家の人々は格式張ったコトをしないので、お正月だからと言って特別なことはしないのね。で、おせち作ったり大掃除したりしようと思って張り切っていたのに、すっかり肩すかしで、エネルギーの行き所がなくて逆に疲れたのよ)、元旦に一人で浅草まで出かけたんであった。
もちろん元旦にH商店が開いている見込みはなく、ただこのいたたまれない気持ちをしずめたくて、電車に飛び乗った私。
ところが・・・・銀座線に乗り換えて浅草へ向かう途中、突然電車が止まり、まったく動かなくなってしまった。
「上野広小路駅で、電車内でシンナーを巻かれた」とのアナウンス。
ひゃ〜〜〜っ!
例のいまわしい過去の事件の記憶が甦るのか・・・車内の人々の間に緊張が走る。
(一方、私は、行く先々で嵐を巻き起こす「負」エネルギー保持者であることを痛感して心が重くなった)
元旦早々、なにをするねん!
何が気に入らないっちゅうねんな!
しかし、20分くらい停止して無事に運行再開。
ニュースにはなっていないようなので、大した事件ではなかったと思われる。
なんとか浅草に着いたんだけど、それでなくても初詣の客で賑わっている上に、突発的な出来事でダイアは乱れ、駅には人が溢れて、窒息しそうな混雑ぶり。
その混雑を縫って、H商店へ。
・・・・・もちろん、閉まっていたサ。
店主も職人さんたちも、今頃家族と共に穏やかに新年を言祝いでいることだろうサ。
せっかくなので、営業していた別の履き物屋をのぞいてみるが、今ひとつ。
悔しまぎれにH商店の隣にあった喫茶店でコーヒー飲んで、オシッコして帰った(ニオイ付け行動)。
竹の下駄・・・ああ、竹の下駄・・・・。
|
ここふじさんの象の帯留め、やるぅ〜かっこい〜♪私も象のバックル持っているよ〜〜。
竹の下駄ですか?そっかあ、無念ですよね。でも次回浅草へ行く時のお楽しみにしたらいいではありませんか。
今竹が手元にあったら、他のやつはかなくなっちゃうかもよ。
2008/1/7(月) 午後 3:29
赤唐辛子サマ:ヤフオクで落札したブローチを改造したものです。なので、見た目はカッコ良いが、裏は悲惨(涙。バックルのほうが帯留めに改造しやすいのではないですか?レッツチャレンジ!
たしかに、竹は好きすぎてソレばっかり履いてしまいそうです。一番好きな人とは結ばれないほうが幸せになれる、ってのと同じですね(そうなのか?)。
2008/1/7(月) 午後 7:10
でへへ、小顔と書いていただきました♪何でも リクエストしてみるもんだと喜んでおります(^^♪私ももっと、お話したかったですよ〜山の手線、もう一周まわればよかっつたと後悔しています。くすん
竹の下駄惜しかったですね、次回は私も連れていて下さいね(^_^)v
2008/1/7(月) 午後 10:14
前回悔しがったので、今回は落ち着きました(笑)
出ましたね、やけに存在感のある象の群れ帯留め。
…長谷川商店、土日きっちり休むんですからそりゃあ正月も休まないわけがない。次回に乞うご期待!
うううう、猫帯留めの中にうちのデブ子も登場させたかったよう…しかしデブ子帯留め、あやつは暗雲を呼ぶ帯留めでして、年末2日連続で付けていたら天気予報で全く予報していなかった雨に降られまくりました…
そしてその日以来肩こりが全く治る気配がない…一体あの帯留めには何が!?
2008/1/7(月) 午後 10:16
オートミールサマ:小顔でもあるが、顔に余分なお肉のない人でありました。羨ましい・・・。あのまま山手線でグルグル回っていつまでもお話していたかったです。みんなでどこか一泊旅行とかしたいです。今度は着物姿でH商店に攻め入りましょうね!あ、買い物の量を考えたら戦闘服のほうがいいか?(笑。
2008/1/8(火) 午後 4:07
あすかサマ:なんだ、落ち着いてしまったか(笑。時間がたてばたつほど思いがつのるH商店、また行くぞ〜。デブ子帯留め、念を込めすぎて、私の負エネルギーまで注入してしまったかもしれんデス。横綱あられでもお供えしてみたらどうでせう?(笑。
2008/1/8(火) 午後 4:11
羽織のお直し、あたくしは、「しつけをかけたのみで即着用してる」ことをozさんにチェックされましたが、この芸術的な縫い目には、負けた。
2008/1/8(火) 午後 5:05
なっちサマ・・・・か、勝った。
2008/1/8(火) 午後 7:32
あ〜。読みごたえがありました!
こんなも思いこがれるなら、やはり台だけでも買っておけばよかったですね。あんまりにもすごくて夜も眠れん、夢にも出てくるようでしたらおっしゃってください。ひとっ走り行って買って送り付けます♪
羽織の裏のすさまじい縫い目、ある意味作品ですね(笑)。
またお会いしましょう♪
2008/1/9(水) 午前 0:23
都会のキモノブロガーです(^0^)遅刻して行ったわりに長谷川商店
では後々ばてないように自主的に長い休憩を取り座り込んでた私です(笑)千葉県名産落花生…食べ始めたらやめれらない危険な豆でした。
ゾウの帯留ベリーナイスでございました♪体調回復したら行くぞ長谷川
商店!
2008/1/9(水) 午前 10:15
今年もよろしくお願いいたします^^
いや〜!読み応えありましたよ☆面白い〜!
私も行きたかった〜!!でも呑めないんです(泣)
ここふじさんとお会いするために 呑む練習しようかな。。
2008/1/9(水) 午後 3:58
ozawamiサマ:ホントは買いに走ってもらいたいくらいの気持ちなんですが、じつのところ、私にはサイズが小さめなんですよね〜(涙。あのタイプは一点モノだったみたいだし、永遠にこの思いが叶うことはないのダ。ますます切ないんであります。
年末にヤフオクで要お直しの羽織を一枚買ってあるので、また芸術的にお直しすることになるでしょう。和裁ができるようになりたいよ〜トホホ。
2008/1/10(木) 午後 3:40
badsongサマ:今度は少し落ち着いて戦略的に攻めませう、長谷川商店。弁当持っていくか〜(笑)
ぬぬ、やはり豆はキケンなんですな。ちょうど食べ物が充実しているところなので、まだ手をつけていませんが、心して取りかかることにします。
2008/1/10(木) 午後 3:44
喜和実サマ:告白すると、じつは私も呑めないのであります。普段から酩酊しているような人格なので、酒宴が好きなのです。こんどは喜和実サマも是非お出まし下さいませ!・・・って、ちょっと荒んだ雰囲気の(私のせいで)集まりではありましたが。
2008/1/10(木) 午後 3:48