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中国玉についての対話です。
中国のXさん”よい玉はありませんか?”
私”私はあまり専門的じゃないから、手が出さないね。”
X”日本に好い物はありますか?”
私”去年京都のオークションで一点良さそうなものを見掛けました。10万円のスタートですが、最終的600万円で落札されました。びっくりようてんですよ!”
X”羊脂玉なら、それぐらい行きますね。”(注:羊脂玉:新疆産の美玉、羊の脂肪のような潤い感から名前を選った。)
私”綺麗なものでした。東京のオークションにもたまに玉製の彫刻を見かけます。新しいものも相当高いですよ。”
X”日本にも人気があるですか?”
私”玉を買う人は海外からの客はほとんどみたいね。京都の場合は中国からの電話入札でした。”
X”やはりそうだ。好いもんありましたら、ぜひ教えてください。”
私”あまり趣味に合っていない、玉って宝石より高いとはちょっと不思議に思っています。”
X”玉は宝石より気持ちがいいですから。”
私”そうだとしても、見分けの基準がないから、高いか安いか良く分からない、玉って一旦なんですか?”
X”玉は玉ですよ、中国伝統の宝物ですから。”
私”玉石とも言いますが、ただ綺麗な石ではないですか。”
X”石とは違いますよ!玉は玉、石は石。”
私”物理的には宝石も石ですから、貴石と言います。ほか、翡翠、瑪瑙など半貴石と言いますが、玉でどちらも入れないですが。ただの石ではないですか?”
X”そういえばそうだけど、あれは西洋人の考え、我々中国は4000年前からも玉を知っています。西洋人は分からない。”
私”私の知っていることから言えば、春秋戦国時代に玉と呼ばれるものの中、翡翠や瑪瑙も入っていました。今は呼び分けているけど、その時代に翡翠とか瑪瑙とかの名前がなかったから、綺麗な石を皆”玉”と読んでいたかと思います。有名な漢白玉は実は潔白の花岡岩でしょう。その時雲南の大理石も玉と読んでいたから、玉の本来の意味は’綺麗な石’に過ぎないと思います。”
X”xxさんは良く調べているですね、言葉上には負けますが、ただ中国人が玉と言うものは普通の綺麗石とは違う物です。”
私”どこか違うですか、そのアイデンティティを教えてもらいたいね。”
X”玉は玉の色をしています。脂肪のような艶で、好い物は潔白で、まるで玉なんです。”
私”Xさんはなにも言っていないじゃないですか、玉は玉のようで、中国人の感覚を教えてください。”
X”羊脂玉を一度見ればよい、あれほど魅力的な玉質感は感動するよ。”
私”多分見たことがあります。非常に魅力的だとは認めます。石の硬さの感じがなく、まるでプリンのような感じです。・・・すみません、プリンほど軟らかくないか、ちょっと言い過ぎました。”
X”そうだよ、中国の文化ですから、中国人はこの感覚がすきです。”
私”しかし、新疆は清に捉えた後、新疆の羊脂玉は中国の玉と言っても過言ではありませんが。清の前に中国はなにものを玉にしているですか。”
X”玉は沢山あります。ただ羊脂玉は一番綺麗だから、ナンバーワンです。昔しい色々ありましたが、墨玉とか、青玉、白玉、黄玉、緑玉…いろいろあります。”
私”Xさんはただ石の色を言っているじゃないですか、墨玉は知っています。あれは木の化石で、炭素ですから、石炭と同じ成分ですよ。しかし、白玉と黄玉は同じ石ですか。”
X”それは分かりません。”
私”御免ね、私は難しいことを聞ちゃいました。宝石の世界では、石は硬さで区分するから、中国玉は軟らかい玉に分類されています。半貴石より一段低いですが。”
X”西洋人は宝石を遊ぶ、我々中国人は玉を遊ぶ。別に関係ない。”
私”中国には宝石は人気ありますか、ダイヤとか、ルビーとか。”
X”女性には人気ですね。男は玉です。昔からの伝統で、玉は潔さの象徴です。”
私”Xさんから好いことを聞きましたね、つまり”潔さ”は玉のアイデンティティなんだ。しかし、”潔さ”は硬度ほど計測できないから、どうやって価格を付けるですか。”
X”好いものは見れば分かる。それなりに高い。”
私”つまり、見た目で決まるですか?”
X”基本的にそうです。今は玉の鑑定もあります。”
私”なにを鑑定するですか、硬さ?成分?”
X”それは分からない、やはり新疆産かどうかは鑑定してくれるそうです。”
私”例えば新疆産の玉はなにか特別な成分があるから、鑑定できるとしても、玉の品質とは無関係でしょう、質のよさは目測鑑定ですか?”
X”そこまではやらない、今ロシア産の白玉や人工白玉があるから、天然物かどうかを鑑定するです。”
私”なるほど、ロシア玉はとっても潔く、潔白なんですが、それはだめですか。”
X”白すぎで、冷たい。中国人の感覚に似合わない。”
私”難しい話ですね。私は幾ら見た目が好いとしても、ただ石は宝石より高いとは理解できない。後ね、中国翡翠と呼ばれるネパール産の軟玉も翡翠とは別ものですから、中国以外の人だと遊ばないよ。”
X”翡翠は玉と別です。”
私”本翡翠は硬いから、宝石の一種ですが、中国翡翠は玉じゃないですか。”
X”翡翠玉と呼ぶ人もいるです。しかし、玉とは別です。”
私”私の理解は羊脂玉を取れる前に、中国は翡翠玉をネパールから輸入していったんじゃ。だから、その時、翡翠玉も玉でしたね。”
X”そうでもない、中国自産の白玉や青玉、黄玉などいつもありますよ。”
私”あれはなんの石ですか?良く知っているものは岫玉と呼ばれるものですが、若い黄緑色で、半透明な石ですが、市販の玉香炉はほとんどそれです。”
X”岫玉は安徽や東北の山から発掘したもの、白玉や、黄玉、青玉とはそれぞれ産地があります。山か川か、その産地で名前と付けるんだ。例えば:独山玉も有名ですね。”
私”そうですか、良く分かりません。玉の産地がいろいろあると買う人はどうやて見分けるですか?”
X”産地は第二、玉質のよさは一番重要です。後は年代もの。”
私”そういえば、印章彫刻用の鶏血石や、田黄石は有名ですが。この場合はやはり産地は第一ですよ。”
X”田黄は玉じゃない。”
私”田黄玉とも言うじゃないですか、軟らかい艶の綺麗な石ですが。”
X”そう呼ぶだけ、玉とは別物。”
私”印章の石は軟らかすぎたからね。”
X”硬さには関係ない、玉は玉の質があります。”
私”玉質は分からない、宝石の方はきらきらと綺麗です。高そうな感じです。”
X”宝石はいいけど、中国人には似合わない。玉の方は心が動く。”
私”伝統ですか、そう言っても、科学は進歩しているから、そもそも、玉の定義をはっきり示した方が好いじゃないですか、例えば、宝石のように、硬さや色とかはっきり基準を付けて、公平的ではないですか。”
X”そんな、なんでも西洋人のメージャーで計るじゃありません。私達中国人は自分の基準があります。”
私”その基準はなんですか?皆さんに知らせたほうがいいよ。”
X”見れば分かるさ・・・xxさん、この話はやめて、xxさんは玉を嫌いなんだ。”
私”嫌いでもないですが。結構綺麗な石ですよ。”
X”石じゃないって、玉なんです。”
私”玉はなんですか・・・”
X”羊脂玉はね・・・”
また話は最初に戻った感じです。終わりそうもない対話です。
続き「説玉解字」を読む→http://blogs.yahoo.co.jp/fukuendob/4469178.html
≪福縁堂東洋美術館≫のリンクhttp://www.kanailtd.com/fukuendou-G.asp
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