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上の二つの画像は、私のパソコンの「タスクマネージャー」のものである。最初のものは「Core i7 870」を普通の状態で使用しているときのもの。このCPUは4コア・8スレッド動作となっている。いうまでもなく、Intelの「HTテクノロジー」によるものである。そして次の画像は、その機能を無効にし、4コア・4スレッド動作としているときのものである。
     
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ことの起こり(?)は「Race Driver:GRID」という3Dゲームである。このゲーム自体は購入していないが、その無料体験版は以前から楽しませてもらっていた。そして新しいパソコンでも楽しもうとインストールしたのだが、インストールは成功したのに、起動もできるのに、起動してからの「読み込み中」が延々と続いて終わらなくて、まったく楽しめない状態にあったので、これは何が原因なのかと調べようとしたことにある。
     
以前と変わったものは、OS、CPU、メモリ、マザーボードだが、メモリやマザーボードにその原因があるとは考えにくい。だから、問題はOSかCPUだろうと思われた。特にOSは「Vista」から「Windows 7」に変わったばかりではなく、「32bit」から「64bit」に変更している。
    
「Windows 7」ではこのゲームは動かないのか? ゲーム(体験版)は2008年6月のものであり、OSが発売されたのは2009年10月だ。ゲームはこのOSでの動作を考えて作られてはいない。しかし、「Vista」から「7」への変更はマイナーチェンジと言えるものなので、「Vista」で安定動作するプログラムが動かないことは、可能性はもちろんあるのだが、やや考えにくい。だから問題は「64bit」だと思うが、私のパソコンでは、数多くの「32bit版 ソフト」が快適に動作している。このゲームだって動いたって良いじゃないかと思う。しかし、このことが原因なら、どうにもならない。
     
また、OSとの相性の問題ではなく、CPUとの相性の問題ということも考えられる。そしてそれは、CPU自体の初期不良なのか、それとも以前の「Core 2 Duo E7400」と現在の「Core i7 870」とのいろいろな違いのうちのどれかが原因なのか。もし後者なら、技術者でもなんでもない一般人の私には、完全なお手上げとも思えるのだが、それでも、いくつか試してみることができる項目はある。
      
試してみる項目というのは
  1.「HTテクノロジー」
  2.「Turbo Boost Technology」
…… の二つである。3Dゲームにおいては、パソコンの性能や機能に合わせて、その「設定」をある程度ソフト側で設定する場合が多い。もちろんビデオカードに関する項目などは、使用者側で設定できることも多いのだが、CPUに関する設定となると、使用者が変更できることはほとんど無い。この二つの機能はマザーボードのBIOSで機能の有効・無効を設定できる。ただ、「Turbo Boost Technology」は、オーバークロックの一種であり、これで動作しないとなるとゲーマーが納得しないのではないかと思われるので、可能性があるとすれば、「HTテクノロジー」のほうだろうとは思った。ゲームが自らの設定をしようとしたら、「このパソコンは4コアなのか8コアなのか、僕にはわかんない〜」と迷ってしまっているんじゃないかと …… 。
    
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そして、BIOSで「Disabled」とし、この機能をoffにした。
そうしたら ……
   
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問題は、あっけなく解決した。
念のためと思い再度「HTテクノロジー」を有効にすると相変わらず動作せず、無効にするとまたちゃんと動いてくれる。原因は、これであることに間違いないようだ。
    
      
さて、ここからが、別の問題。
「HTテクノロジー」を無効としたままでパソコンを使っていくかどうかである。
     
CPUの性能に関しては、クロック周波数は高いほうがもちろん良いので、「Turbo Boost Technology」はありがたい機能だとは思うが、この「HTテクノロジー」についてはそんなに「欲しい機能」だとは思っていなかった。「コア数」はたしかに重要である。マルチコア(マルチスレッド)対応ソフトはまだそんなに多くはないから、クアッドコアだと世間が騒いでいた頃(?)にもデュアルコアで十分満足していた私だが、「バイオハザード5」等の登場(古い!)で、3ゲームもCPUのマルチコアに対応をはじめているので、特に負荷の高いゲームではコア数も重要になってきているからだ。私が「Core i7 870」を購入したいと思った理由もそこにある。
    
だが …… 「HTテクノロジー」は、しょせん「仮想8コア」である。本当にコアが8個あるのとは性能はぜんぜん違う。そして、OSが「XP」や「Vista」の場合、この「HTテクノロジー」をoffにしたほうが処理が高速に行なえるというという実験結果がいろいろなところで発表されていたのだ。ただ、Microsoftさんもそこは考えていて、「Windows 7」では、インテルCPUのこのアピールポイントを生かせるように改善がなされているという話もある。 …… さて、どうしようか?
     
「Windows 7 64bit」では、こちらが何かソフトを動かさなくても、バックグラウンドで 60プロセス、900スレッドくらいの処理は行なわれている。それでいて、CPU稼働率は1%あるかないかである。そこに処理の軽いソフトを自分で動かすとしても、ことさら「8スレッド処理」が必要とも思えない。少なくとも、ネットで囲碁をやるのに8スレッドが必要なわけがない。
     
問題は、私が3Dゲームをする場合である。
ならば、ベンチマークをやってみれば良い。
      
バイオハザード 5 ベンチマーク
    
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上が「HTテクノロジー」機能「無し」、下が「有り」で計測したもの。
fpsの値は「97.5」と「98.5」。
わずかに下がるとはいえ、この差は完全な誤差の範囲。
   
FINAL FANTASY XIV ベンチ
    
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ベンチマークには「Low」「High」の2種類があるが、ビデオカード中心のベンチマークとはいえ、CPU性能も問われるこのベンチで、特に「Low」においてはCPUの重要性が大きいらしいので、「Low」で比較してみたが、ここでは「HTテクノロジー」をoffとしたほうのスコアがonを上回った。その差は約「100」。これも計測のたびにこのくらいの差はあるという誤差の範囲内だが、それでも、今回の1回の実験では上回ったことは事実だ。
    
     
…… 以上の結果、普通の人は「変わらないんなら、機能を有効にしておくほうが良いだろう」と考えるのだろうが、私の場合、「Race Driver:GRID というゲームを遊ぼうと思っている間は、無効にしておいたほうが良い」という結論になる。

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