ふすべ庵のブログ

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【注意】 ネタばれ有り!




自分のブログを見返したところ、探偵おばさん Miss. マープルシリーズの方は、

My ベスト10みたいな記事を書いたのですが、ポアロについては書いて

いなかったので、ちょっと考えてみました。 



ウィキペデイアで調べたところ、ポアロシリーズは長編だけで下記の・・・・ 何冊

あるか数えるのは面倒なのですが、沢山あります。(笑)

 どれから読んだらいいか分からない方には、有名なオリエント急行や、アクロイド、

ABC殺人事件などお勧めしますが、、、、    



1920年:スタイルズ荘の怪事件
1923年:ゴルフ場殺人事件
1926年:アクロイド殺し
1927年:ビッグ4
1928年:青列車の秘密
1932年:邪悪の家
1933年:エッジウェア卿の死
1934年:オリエント急行の殺人
1935年:三幕の殺人
1935年:雲をつかむ死
1935年:ABC殺人事件
1936年:メソポタミヤの殺人
1936年:ひらいたトランプ
1937年:もの言えぬ証人
1937年:ナイルに死す
1938年:死との約束
1938年:ポアロのクリスマス
1940年:杉の柩
1940年:愛国殺人
1941年:白昼の悪魔
1943年:五匹の子豚
1946年:ホロー荘の殺人
1948年:満潮に乗って
1952年:マギンティ夫人は死んだ
1953年:葬儀を終えて
1955年:ヒッコリー・ロードの殺人
1956年:死者のあやまち
1959年:鳩のなかの猫
1963年:複数の時計
1966年:第三の女
1969年:ハロウィーン・パーティ
1972年:象は忘れない
1975年:カーテン



読んだのは全部ですが、好きだな〜という気がするのは、太字の10作です。

意外に初期の3作品が入りましたが、ゴルフ場とアクロイドがそんなに初期の作品

だったとは思わなかったな〜・・・・ だから何だという分けでもないですけど。





イメージ 2
これは仇討ち系






わたくしは基本、遺産目当ての親族に大金持ちが殺されたり、大金持ちが死んで

遺産の奪い合いで、誰か殺されたりという話が好きなのですが、意外にそうでも

ない作品を選んでしまいました。(笑) 自分の好みって、自分で良く分かっていないの

かも知れませんね。





イメージ 3
新潮文庫のアクロイドは、タイトルが殺人事件です。





イメージ 4
早川書店の方は 「アクロイド殺し」 と翻訳しております。
「マーダー」 という単語は謀殺、殺人、殺しという意味で、確かに「事件」と
訳す必要はないですが、、、、 しかし、どちらの翻訳家もアクロイドの下の名前は
省略してますね。   そこは意見が一致したらしい。(笑)







わたくしは 「アクロイド殺人事件」 の方が本のタイトルとして好きなので、新潮社の

を買いました。   「The mammy」 (ミイラ) を 「ハムナプトラ」 と訳した日本人なん

だから、この単語はそうじゃないとか、、、、 言わなくていいと思うんですけどねぇ。




上から一冊づつ紹介しましょう。 (ネタバレ満載)


  「スタイルズ荘の怪事件」 は、有名なクリスティーの処女作ですが、大金持ちの

年より妻が死に、金目当てに結婚したらしい若い夫が怪しいぞー!・・・という話です。 

毒殺系とも言えます。最初の作品という事でアラが多いとか、トリックがまだまだとか

評論家は言いますが、わたくしはイギリスの田舎の大邸宅とか、大富豪の遺産を継いだ

一家の騒動とか、好きなんですよね〜。 フハハハハ



 「ゴルフ場殺人事件」 は、犯人はあまり覚えていないですね。 強盗に見せかけた、

殺人だった気がします。 ただポアロと地元刑事の対決軸が、わたくし好みだったような。

何回か読んで、読み終わるたびに 「これ好きだな〜」 と思ったような気がするんですが、

中身はあまり記憶がない。



     「アクロイド殺し」 これは金がからんだ殺人の、隠蔽工作で更に殺人がという

タイプの話です。 遺産をもらう予定の奴が怪しいけど、実は違うという感じですね。 こう

書くとありきたりな気もしますが、書かれた 1926年は大正15年(昭和元年)、

マリリン・モンローが生まれて、印象派画家のクロード・モネが死んだ年です。 

斬新だったんでしょうね〜。



 「エッジウェア卿の死」  美人大女優、金持ちの貴族、自殺にみせかけた毒殺、

遺産を受け継ぐ金に困っている跡継ぎ・・・・ 華やかな社交界と、殺人事件は

わたくしの好きな取り合わせです。 (笑) まあ、アガサ・クリスティーの作品はあまり

お金の絡まない話は無いですし、絡むお金は少額という事もありません。 この辺りが

わたくしの嗜好に合う由縁でしょうねぇ。




 「三幕の殺人」 この作品はポアロの最後のキメ台詞が、とにかく好きです。 彼は

名探偵ではありますが、男としては器が小さいというか、自意識過剰と言うか、

神経質であまりモテない感じなのですが、そういうヤツが言いそうな台詞です。




 「愛国殺人」 この話は規模が小さい、デスノートみたいな話です。 つまり人類の

ためにやってるんだから、殺しもOKだろという犯人が居て、ポアロがふざけんな  と

喝破するようなストーリーです。 ワシントンなんかに行くと、今でもそういう人が沢山

居るのかな〜と思ったりしますが・・・・



 「5匹の子豚」 この話に豚は出ません。 容疑者 5人を、豚さんの童謡に当てはめた

お話です。 結論は不倫相手に殺される画家の話ですが、死んでいく恋人を眺める

殺人者の情景が目に浮かんで、、、、、 いいですねぇ。 殺人は芸術だというのなら、

殺害方法よりも、こういう面に美を追求するのもいいかなと思います。



 〜 「葬儀を終えて」 大富豪の死によって遺産を相続する、家族の一人が

殺害されて・・・・・ 犯人は意外にも、殺された人の持ち物を相続される、家政婦。

家政婦がそれほどまで欲しかった、故人のコレクション(絵)には、一個だけ

すごいお宝が混ざっていた系の話 



 「象は忘れない」 わたくしの好きな、アリアドニ・オリバ(ポアロの友人の小説家)

が出る作品です。 彼女はテンションが高い、明るい中年女性で、しんみりした殺人

事件が、楽しく読めます。(笑)  本筋は若い女の子が、結婚を前に両親の死因を、

究明する話です。 当時、精神異常が遺伝しやすいといった迷信が強かったようで、

精神異常者のある家庭の娘は、嫁に行きにくかったようです。 小さかった自分を残して

自殺した両親は、なにか異常な心をもっていたのではないかという謎を追う、そんな

流れのストーリーです。 結末がけっこう美しくまとまっていた、、、、 ような。

ちょっと忘れた。(笑)



  「カーテン」  ポアロシリーズ最後の作品。 クリスティーの晩年の作。 作中

ポアロが死んでしまうので、二度とポアロ物を書かないと確定してから、つまり自分が

死んでから出版したかったと、クリスティー女史が封印していた作品だそうです。 

アガサ・クリスティー本格派たるゆえんは、「犯人は頭のおかしいやつ」 という結論には

しないのがまず第一かと思いますが、この作品は珍しく金銭・利益目当てではない、

自分の快楽のために殺人を繰り返す、シリアルキラーのお話です。  連続殺人を

犯す人間は、世界的にたまには出ます。 なかなか捕まらず、何十人も殺した犯人も

過去居りましたが、もしこの犯人が現行法で裁けない方法で人を殺していたら、

例えば呪いとかで殺人ができるとすると、法律で裁けないので犯行を止めるために、

なにか特殊な手を使わなければなりません。

ポアロは、このシリアルキラーとどう戦うのか?  秘する必要あるのか?


そう言えばアメリカでの話ですが、特殊な大腸菌を保有している女性が居て、本人は

その菌で死なないのに、彼女が触れた食品を食べた人は、もれなく酷い食中毒に

かかってしまい、時には死亡するという事件があり、、、、 自分の特殊な体質を知らず、

しかも食品に触っただけというのでは、罪には問いようがないという話でした。 政府が

条例で 「〇〇さんは調理をしてはいけない」 という、法を作って対応したとかいう落ち

でしたが、漫画だったので何かの都市伝説だったかも知れません。






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わたくしが持っているのは、古い装丁です。
舞台が処女作と同じスタイルズ(屋敷名)で、なんと言うか作家人生のまとまりが、
 とても計画的な感じだな〜という感慨もあります。 大作家だねぇ。










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こんばんは。昔エラリー・クイーンの方は何冊か読みました…。もう長らく小説を読んでいないことに気づきました。歴史小説以外だと20年近く読んでない気もしました…。ところでstand by meはthe bodyを下敷きにした映画のタイトルで日本人が訳した訳ではないかと…。

2017/1/27(金) 午後 3:56 [ tkinfo ] 返信する

中学の頃に「ナイル殺人事件」が映画化されて話題になりました。

また、読めもしないのに、何故か「鳩の中の猫」の原書を買って、教室内で読んでる振りをしていました。やはり中学の頃です。

2017/1/27(金) 午後 4:03 [ みんけんひで ] 返信する

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> tkinfoさん
スタンドバイミーは、本当だ!ハムナプトラに替えます。(笑)
エラリー・クイーンも短読んだことはありますが、あまりはまりませんでした。
舞台がもう少し昔の方が好きなのかな、わたし

2017/1/29(日) 午後 1:58 [ ふすべ庵 ] 返信する

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> ふすべ庵さん
私も大学の頃ですが、「ゲームの達人」の原書を買い・・・・10年
くらい寝かせてからやっと読みました。

小説を沢山読んだせいか、テレビや映画の方は
私の印象と違い過ぎるきらいがあり、ほとんど見ていません。
ドラゴンボールは原作も読んだし、テレビも見たのになぁ(笑)

2017/1/29(日) 午後 2:04 [ ふすべ庵 ] 返信する

ちなみに、「ABC殺人事件」は、中学の頃にノート丸々一冊使って漫画にしました。
「あいうえお殺人事件」というパロディ小説も書きましたよ😃

2017/1/29(日) 午後 3:35 [ みんけんひで ] 返信する

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原作クリスティー、作画ヒデって感じですね!(笑)
ひでさんは本当にいろいろやってますね〜

私も「五匹の子豚」のトリックで、江戸時代を舞台になんか書けないかと、
自作小説を書きはじめた事がありますが・・・・ 江戸時代の
庶民生活に微妙に詳しくなっただけで、終わりました。

本一冊分の文字を書くって、マジ大変ですわ

2017/1/30(月) 午後 1:24 [ ふすべ庵 ] 返信する

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