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中国関連の本を読むと、地方が都市に搾取されている姿が浮かびあがってくる。農村が都市の植民地と
なり、都市の繁栄を支えている。いっか、革命がもう一度興りそう。
「猛毒大国」中国を行く
新潮新書
鈴木譲仁/著
出版社名 新潮社
化学物質まみれの偽食品工場、劇薬すれすれの漢方薬、各地に点在する「癌村」…日本では考えられない
杜撰な食の安全基準と環境汚染。「冷凍ギョーザ事件」は起こるべくして起きたのだ。十年以上にわたっ
て現場に足を運び取材を続けてきた著者が、発がん性薬品で漂白する春雨、本物そっくりに作り上げる人
造卵、冬瓜に合成着色料を入れて作られた月餅など、猛毒大国の驚くべき内情を徹底的に暴く―。
[目次]
第1章 春雨村の怪(大栄村の白いすだれ;警戒する村人たちに接触 ほか);
第2章 魑魅魍魎の食品汚染(「吊白塊は皆、使ってるよ」…;役所は「トカゲの尻尾切り」 ほか);
第3章 想像を絶する癌村の実態(「死の海」と化した渤海、白洋淀;カドミウム、重金属成分入りの野
菜 ほか);
第4章 本当に効くのか―漢方薬の裏側(マルチ商法まがいの「蟻力神」;堪忍袋の緒が切れた被害者の
声 ほか);
第5章 中国を分断させる闇の力(発展途上国という戦略;歪な断裂構造 ほか)
「中国問題」の内幕 (ちくま新書 706) (新書)
清水 美和 (著) より
[要旨]
日中貿易はすでに日米貿易の規模を超えた。その一方で、中国の国防予算は毎年二ケタの上昇を続け、し
ばしば「反日」騒動が起きるなど、「政冷経熱」の日中関係は依然として予断を許さない微妙な段階にあ
る。さらに近年の資料争奪戦や激しい環境破壊、台湾との高まる緊張関係は、世界秩序に大きな影響を及
ぼしている。しかも、国内の格差の拡大は中国社会を極めて不安定なものにしている。「台湾問題」「共
青団と上海閥」「人民解放軍」「格差問題」「中央宣伝部とメディア」「一党独裁下の資本主義」などの
テーマを通じ、矛盾を抱えながら膨脹する巨大国家の行方を解剖する。
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