階段なんか使いません!ひたすら石垣登りです。
私は、家庭教師を福岡で派遣している派遣元です。自分自身もプロ家庭教師なので色々な子に接しています。そういう立場から感じることは、最近の子供達は危険なことをしない子が多いなあ、ということですね。お利口さん、と言いますか、親御さんや先生の言うことを取り敢えずは聞いて従っている、と言った方が良いかな。まあそんな感じですね。
先日福岡市内のさる高層住宅の中にある広場で見たことです。その広場の金網フェンスに「ここに登ってはいけません!」という看板が掛かっているのを見ました。広場でボール遊びをした時に住居のベランダにボールが飛んでいかないようにするためのフェンスらしく、高さ3メートルくらいです。
私の感覚からすれば、「金網フェンスで高さも登るに手頃」ということになります。子供時代の私がこの場所で遊んでいれば、間違いなくこのフェンスには登るなあ、と思いながら見ていました。私と同じ感覚の子供がいるようだというのが嬉しかったです。
私は小学校時代は中央区の舞鶴小学校に通っていました。福岡市中央区には福岡城址(通称:舞鶴公園)があり石垣が堀から天守台の所まで続いています。ここは当時の私達の遊び場の一つでした。その石垣を一番下から順繰り登って、最後の天守台の石垣まで登るというのは、私達の遊びの一つでした。登っていて叱られたことはありません。
そのノリで、小学生の時に熊本城に行った際、熊本城の石垣に取り付いて登り始めた時には、関係者に見つかり叱られました。子供心に「加藤清正が築いた忍び返しの石垣を登ってみたい」というのがあったので、福岡城址と同じ感覚で何も考えずにやったのですけど・・。きっちり管理されている所ではそのような遊び心は通用しませんでした。
また福岡城址には、大きな木が沢山あるのでそれらに登ることもやっていました。どうやって一番下の枝に取り付くか、が攻略の第一歩でした。最初の頃は道具など何も使わず、身体能力と人海戦術でしたが、大人のようにロープを使うようになると格段にレベルアップして殆どの木を制覇したと記憶しています。まさに類人猿が、道具を使うことで人に進化していくような感じですね。
そういう遊びの中で、今出来ることをいろいろ工夫をして当面の課題を制覇するということは、考えることの原点ではないかと思います。
金網フェンスの注意書きを見て、こんなことを思い出してしまいました。子供は、危ないことに挑んでみたがるものだし、それで痛い目に遭えばそれを経験として活かすわけです。失敗しても大事に至らなそうなものを選んでいるのです。時々見込み違いがあって、手ひどい目に遭いもしますが・・。だからそれを無闇に禁じるはどんなものでしょうか?子供、特に男の子は、そういうものではないでしょうか。
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