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私は家庭教師を福岡で派遣していますし、自分自身もプロ家庭教師として生徒を指導しています。毎年受験生を指導する機会に恵まれます。
そんな中、いつも歯痒く思う場面に遭遇します。それは難しい問題に関わり過ぎて、結局易しい問題をやり残したり、易しい問題で失点したりする生徒がいるのです。特にそれなりに成績の良い子に良く見られる場合です。
これは、塾や予備校の指導者が難しい問題に拘るからかもしれません。
塾や予備校の講師にとって、易しい基本的問題をどう解説したにしても自分の凄さをアピール出きるものではありません。難しい問題を如何に鮮やかに解いて見せるかが、凄さをアピールする絶好の機会と言えます。ですからどうしても難問を素材にして講義を進めていくケースが多いです。当然基本的な問題は、「これは大丈夫ですね。飛ばします」となるわけです。
そういうことが続くと、生徒達の中には無意識に「易しい問題に時間を割く意味は無い。難しい問題を解いてこその受験だ。」というような思考になって来がちになります。勿論、基本的な問題や易しい問題で取りこぼすことが無い生徒はこれで良いでしょう。しかしまだその部分が不安定な場合には、この悪循環に落ち込んでしまいます。
その挙句が、前述のように合格者は失点をしないような問題で、失点するとか手を付けられなかったということになるのです。
結局入試で合否を左右するのは、難問ではなく、多くの受験生が失点しない問題での失点の有無に掛かってきます。易しい問題で失点した場合に、難しい問題で取り返すのですか?物凄く無理があるように思います。
入試に際して大切なことは、基本問題や易しい問題を確実丁寧に解いていき、徐々に難しい問題へ進めていくことです。焦らず、慌てず、諦めず、の心構えです。
いよいよ国立大学入試が週末にあります。難しい問題は出来る人の方が少ないのであり、それが合否を決める要因にはならないということを受験生は肝に銘じて臨んで欲しいです。
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