中国四千年の歴史
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うーむ、持病が悪化したりなんだりして、自分でもよくわからないうちに1カ月以上経ってしまった…。 ナマケモノ、趣味の一つに漢字パズルというのがある。パズルといっても、偏と旁(つくり)をばらしたやつを組み合わせてどうこうとかいうんじゃなくて(ちなみにそーゆー類のは嫌い)、正式名称(?)を「オール漢字ナンバークロスワードパズル」といって、四字熟語とかでたてよこマス目を地道に埋めてゆくというやつである。 難しければ難しいほどやりがいがあって、一度も辞書を引くこともなく出来てしまうようなのはちょっとものたりない。「下地中分」とか聞いたこともないような仏教用語とか、広辞苑にはのってても新明解国語辞典にはのってないようなのが出てきて、「そんなん知るか、ばかやろー!」ってこともあるけど、それはそれでまあご愛敬。 難しいと言えば、ホントかウソか知らないが「東大パズル研究会編」だという雑誌があって、確かに難しくて好きだったのだが、10何号目だったかの発売予定日に書店に行っても出てなくて、何日か待ってみたけど出る気配がなかったので出版社に電話して訊いたら、「あーすみません、前の号で終わっちゃったんですよー」と言われた。ちぇ。 んで、何が中国四千年かというと。 昨日、そのパズルをやっていたら、「人中白」というのが出てきた。なんじゃこりゃ、と広辞苑を引いてみる。やはり広辞苑にはのっていて、すぐ前に「人中黄」というのものっていた。 人中白:漢方で、小便の滓(おり)を生薬とする時の称。 人中黄:漢方で、大便の液を生薬とする時の称。 漢方薬…。服んだことがないわけではない。太田胃散とか葛根湯なんかも漢方だ。しかし、そういう成分もあるとは…。小便とか大便とかって、食べたり飲んだりしたものの栄養分を体に吸収したあとのカスだと思ってたんだが…栄養分をちゃんと吸収できない病気だったりすると、栄養分がカスになって出てくるとか…? ん? ちょっと待て。昔、大小便て、畑の肥料に使ってたんだよな。江戸時代なんか、大便が売れたとか、江戸だったか京都だったかでは小便も売れたとか…。とにかく人糞てのが一番いい肥やしだった時代があったのは確かだ。――ってことは、人中白でも黄でも、それなりに中国四千年…? でもなー。よくわかんないけど、なんにしてもやっぱりできれば服みたくはないなあ。 あー。でも、医者にどうしても服めって言われたらやだなー。強引な医者っているんだよなー。 以前人間ドックで、バリウム検査で胃壁にひだがあると言われ、「でも、胃が痛いとか食欲ないとか別にないし…」と言ったら、「そういう自覚症状のないのが一番怖いんです! 胃ガンだったらどうするんですか!」と強引に胃カメラ検査をされてしまった。 やさしーい看護師さんがいくらやさしくやさしく背中をさすってくれても、うええってなっちゃうのはどうしようもなくて、いくら自分の食道だの胃の中だのを見るってまあめったにない経験に意識を集中しようとしてももう気持ち悪くて気持ち悪くて…。そして検査士だか医者だかが一言。 「きれいな胃ですねー」。――おいこら。 「なんか、胃壁にひだがあるとかなんとか言われてきたんですけど…」 「ああ、そういうのよくあるんですよ。大丈夫、なんともありません」――左様でございますか…。 麻酔が切れた後も、口から喉から食道から胃の中までがなんかゴム管臭くて、気持ち悪かった…。 中国四千年といえば、もうひとつ、友人がめでたく懐妊した時の話。 実はその友人、妊娠に気付かずに健康診断でレントゲン撮影をしてしまったそうだ。というか、実に微妙なタイミングだったらしい。とにかく診てもらった産科医に話したところ、レントゲン撮影をした時すでに命は宿っていたことに間違いはないだろうとのこと。やはり動揺する友人に、その中国人の女医さんは言ったそうだ。 「ま、たいしたことないでしょ。何かあったとしても、手の指1本ないとかそのぐらいで、問題ないでしょ」。 この発言をして「さすが中国四千年の歴史」と言わしめたのは、その友人のダンナだそうだが、たしかに大陸的というのか島国根性には太刀打ちできないおおらかさではある。 ちなみにその友人夫妻は、それでもやはり授かった命を大切にしようと結論し、神様もその気持ちをよしとしてくれて、五体満足で無事に生まれた男の子はすくすく元気に育って、いまや反抗期にまでいたっているそうだ。 さて、中国四千年の歴史のもとに行われた初のオリンピック。
馬術競技で日本選手団最年長の法華津選手(正選手なのに補欠とはこれいかに)の愛馬、ウイスパー号はかわいそうだった。オーロラビジョンにびびりまくっているのが素人目にもよくわかって…。馬もすごく頭のいい動物だときくが、気の弱いやつから強いやつ、ちゃらんぽらんなやつ、わがままなやつ、ご主人一筋のやつ、いろいろいるんだろうなあ。 今日、ちょっとうちの犬を外につないでおいて、本屋をのぞいて出てきたら、左右に停められたり出されたりするちゃりんこと、それをする人間たちにびびりまくって、尻尾を足の間にまきこんで地べたにおなかをべったりつけてふるえていた。わが犬ながらつくづく情けないやつだ…。
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