読書感想文12−06:「銅メダル英語」をめざせ! 発想を変えれば今すぐ話せる
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毎年、思っていても実行できないことが英語力の向上とダイエットだ。新年には今年こそはと意気込むものの、仕事が忙しかったとか、家庭の事情でとかでうまくいかない。続かない。前者はすぐに忘れるし、後者はリバウンドする。 体重は2〜3キロはすぐに落ちるけれど、それよりも早い速度で元に戻る。お正月で実家に帰ると元の木阿弥。英語は仕事で海外に行くとヤバいって思って、急に勉強して、一定レベルには回復するけれど、普段は英語を話さないし、読まないのですっかり忘れてしまう。 会社的には英語が必須になりつつあって、最低限のコミュニケーションができないと成り立たなくなるっていのは目に見えている。別段、英語ネイティブの方はさほど多くないけれど、公用語として英語がある程度できないとマズい。でも今の部署はそんなに使うことがないので、危機感も乏しい。 日経ビジネスオンラインの記事を読んで本書に興味を持った。実用的で実際的な英語テクニックは役に立つし、それ以上に英語に対する苦手意識を軽減してくれることがたくさん書いてある。 するすると読めるし、普段から英語を意識するようになる。たぶん。まあ、すぐに忘れてしまいそうだけれど。印象的な箇所を挙げていこう。 『海外に出て仕事をしてほしい人材とは、国内のビジネスで十分なノウハウを身につけたプロの人です。企業は、英語力が高い人を求めてはいません。仕事ができるが、現時点では英語ができない人の英語力を高めるために、社内英語化を推進するのです。』 ふむふむ。仕事も英語もできない人は論外だけれど、まずは仕事ができないと話しにならない。言葉だけペラペラでも中身がペラペラでは意味が無いんだ。今さらネイティブになれっこないので、使える英語を学びたいなと思う。 『海外で仕事をする場合は自社(または自分)の強みを前面に押し出して、それをできるだけ大きく見せる(つまり、ふっかけのテクニックを利用する)とともに、自分を守る論理を築く(つまり、Whyの三連発に耐える)ことが重要だということです。』 英語でなぜと聞かれたらまあビビる。それに3回耐えれば仕事になる。耐えるためには言語はさておき、論理だけはちゃんと詰めないといけない。 『私たちは英語を話してお互いの関係を深めますが、英語そのものの力が「友人になれるかどうか」に関わる比重は案外高くないのです。』 英語はあくまで言語で手段。この認識をちゃんとしておかないと、英語そのものが仕事や人間関係を築く鍵になると勘違いしてしまう。本書は、ぼくも含まれる多くの日本人が陥りやすい思い込みから開放してくれる。英語ができなかった著者ならではの考え方や視点は新鮮で非常にためになる。 今年こそは…。
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