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2012年も読書感想文メインです。

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サワガニについて

日曜日に家族でデパ地下に行ったときのこと。

鮮魚コーナーで、生きたサワガニが販売されていた。がさがさうじゃうじゃとサワガニがいるので、2歳の息子に見せてあげてた。

売り場のおばさんが「ぼうや、何匹か持って帰る?」って言うけれど、生き物を持って帰っても、共働きだし、すぐに死なせてしまうし、その処理に困るし、敬遠した。

愛想笑いをして、その場をちょっと離れていたら、妻が「くれるって言うから、もらっちゃった」と3匹サワガニの入ったビニル袋を持ってきた。

やれやれだ。

夕ご飯を食べ、子どもを寝かしつけ、のんびりしていると、食卓でがさがさ音がする。

何事?と思うと、サワガニだ。急に活発に動き出した。ビニル袋に閉じこめられているのもかわいそうに思い、今から3匹のためだけに油を熱し、素揚げにするのも面倒になり、仕方なく住処を作ってあげることにした。

100均のバケツに水道水を入れる。どの程度の深さにすればいいのか見当がつかない。困ったなあ。石のようなものでもあれば、逃げ場になるんだけれど。

「石ならあったんじゃないかな。」と妻。

確かに窓際に謎の石があった。小さな孔がたくさんある赤茶けた石。じいじの石だ。

ぼくの父親(息子にとって祖父なのでじいじと呼ばれる)は、節約家だ。早い話がケチだ。数あるケチ伝説はまた別の機会に譲るとして、旅行先で石を拾うのが好きなのだ。タダの土産だからだ。

別に珍しかったり、価値のある石ではない。何かしらじいじの琴線に触れた石を拾う。重たいのでばあばにこっそりと棄てられたりするけれど、懲りずに拾う。

どこで拾ってきたか分からないけれど、石がジップされたビニル袋に入って、窓とカーテンの間の誰の目にも触れないところに放置されていた。

初めて役立つじいじの石。

バケツに入れる。杉の葉っぱも入れる。それっぽい住処になった。

エサをやるか。冷蔵庫にある煮干しをちぎって入れる。

ちょっと目を離していると、器用にハサミで掴んでもしょもしょ食べてる。案外、カワイイものだ。

すっかり情が移ってしまう。もう素揚げにして食べることはできそうにない。

よく見ると姿形がそれぞれ違う。一番大きいのは、ぼうっとしている。名前を「ぼー」に決定。中くらいのは、ひざが茶色になっている。じゃあ、名前は「にー(knee)」で決定。小さいのは、じーっとこっちを見ている。ふむ。「しー(see)」にしよう。

ユニット名は、「にー」と「ぼー」と「しー」で「にぼし」。うーん、エサを名前にするクセはそろそろ控えた方が良いかな。大学生の頃に近所にいた黒猫に「ちくわ」と名付けたのが懐かしい。

冗談はさておき、サワガニは新しい家族の一員になった。飼育係はぼくになりそう。

いつまで命が持つか分からないけれど、有事の際を除き、食糧になることはないだろう。

ビビリの息子はサワガニが怖いらしい。バケツに近づこうともしない。

やれやれだ。

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ピヨピヨスーパーマーケットについて

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1歳8ヶ月になる息子は、絵本が大好きだ。

ご飯を食べ終えたら、絵本を持ってきて、読んでとせがむ。お風呂から上がって、さあ寝ようかとなると、また絵本を持ってきて、せがむ。

まだパパとママとマンマとブーブーとジイジとバアバとピポとワンワンとバイバイとメメとメェーとイナイイナイバーとタンしか発生できないので、とにかく無言で持ってきて、絵本を渡して、せがむ。

うむ。

可愛いので許す。何度でも読んであげちゃう♪

現在、ヘビーローテーションなのが、工藤ノリコ著の「ピヨピヨスーパーマーケット」だ。

息子は、何度も同じシーンで笑う。

けたけたけた。

たいていの絵本は、大のオトナが何度も読むようにはできていない。一度目は新鮮ではあるが、何度も読んでいると、結末は知っているし、短いし、そんなに深く考えさせるようにはできていない。つまり飽きる。

ところが本書は、ある種、大人向けにできている。読むたびに小さな発見がある。ちょっとしたことだけれど、クスリと笑ってしまう、ギミックがたくさん散りばめられている。芸が細かい。

そして、登場するヒヨコたちが可愛い。単純な絵なのに、どこか自分の息子と面影が重なる部分がある。

1日に3回も4回も読むけれど、あんまり苦痛に感じない。さすがに5回目は疲れてくるけれど・・・。

なになに、調べてみると「ピヨピヨメリークリスマス」というシリーズもあるみたい。

これは買い!だ。季節的にも申し分ない。

よし、今日も読み聞かせしよう。

「ピヨピヨスーパーマーケット♪ はくしゅ〜♪」

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無保険の子どもについて

「保険証ない中学生以下3万人」ということが今朝のテレビで報道されていて、びっくりした。

子どもを病院に連れて行って、保険に入っていないから、全額負担になって、6000円くらいの支払いを求められて、財布に1000円しかなく途方に暮れた、って言っている親を見て、これまたびっくりした。

日本の保険制度は、「国民皆保険」って言われているくらい、国民はみ〜んな入っているモノだと思っていた。そうじゃない人、しかも中学生以下のこどもで何と3万人もいるってことが、このニュースで驚いた原因なんだ。

国民皆保険制度は日本の医療制度の根幹部分だ。

国民全員が同じ保険に加入し、どの病院に行っても診てくれる。医療は平等に受けられる、っていうコンセプトが日本の(これまでの)医療だった。

ちなみに(おそらく)悪い例であるアメリカには、いわゆる公的な保険制度がない。

社会保障制度として、高齢者と障害者を対象にした「メディケア」と低所得者を対象にした「メディケイド」があるだけだ。

普通のサラリーマンはどうしているかというと、民間の保険会社にはいる。で、その保険会社と契約している病院に通うことになる。つまり、フリーアクセスなんて存在しない。

高級な生命保険に入れば、最先端の医療サービスを提供する病院に通うことができるだろうし、低級な生命保険にしか入れないんだったら、それ相応のしょぼい病院にしか行けない。

アメリカの医療については想像になるけれど、きっと金持ち専用病院と貧者専用病院では、診る病気の種類もきっと全然違うんだと思う。

アメリカでは、医者は患者を公平に診ることはない。もっと平たく言うと、医療も市場原理の中に組み込まれているんだ。保険に入っていない患者は放置するし、治療が終わればさっさと追い出す。そういうこと。

2年前にアメリカに行ったときに、病院の人に話を聞いたことがある。患者には2種類いるらしい。「Clinical Patient」と「Research Patient」だそうだ。

要は、「普通の患者」と「研究用の患者」ってことかな。研究用の患者は、保険に入っていないとか(あるいは研究用患者の保険もあるかもしれない)で、実験的な医療を受け、もし死んだら、遺体を研究用に提供するという契約を病院と結ぶ、とのこと。

一応、患者は医療を受けられるし、病院は研究ができる。それぞれがwin winの関係でハッピーだ、ってことなんだけれど、いやはや、良くできたシステムだ。

アメリカの話に飛んでしまったけれど、日本の医療制度は良くできているし、良く機能している、と思っていた。でも、現実には、保険に入っていない「子ども」が3万人もいるんだ。

これは医療保険制度の崩壊の予兆かもしれない。実際にはだいぶ崩壊が進んでいるのかも知れない。

ぼくが主張したいのは、「保険に入っていないからという理由で、子どもが病気になっても病院が診てくれないのはオカシイ」という同情論でも、「保険に入っていないから、全額負担は当然だし、親は何をしてるんだ」という非難でもない。

「無保険者が増えると、日本の医療は、本当に崩壊するよ」ってことだ。

保険がない人間が病気になって、病院に来る。救急時には保険なんて確認しない。支払いの段になって、無保険だと分かる。患者に支払い能力がない。病院はとりっぱぐれる。実際に、病院がサービスに見合った報酬を受けていないケースは結構ある。

こうなると病院、病院経営者はどう考えるか。お金がもらえなくとも、患者を救うという使命を貫き、病院が潰れるまで頑張る。あるいは、保険に入っていない人間は、そもそも相手にしない。

どちらにしろ、医療は崩壊するんだ。

どの病院に行っても、保険証を持って行けば診てくれる。これが普通のことだと信じて疑わなかったけれど、そうでなくなる日が来るのかも知れない。

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赤ちゃんポストについて

昨年の4月10日に赤ちゃんポストが設置され、1年が経過する。この1年間で16人の赤ちゃんが預けられた。

赤ちゃんポスト設置について、設置に至るまでに色々と議論があった。時の総理大臣も厚労大臣も消極的な姿勢を示していたけれど、最終的には熊本市が許可を出して、慈恵病院に設置された。

1年間で16人というのは多いと見るか少ないと見るかは難しいけれど、一つ指標を示してみよう。

全国でどのくらいの赤ちゃんが施設等に預けられているかについて、こんな調査がある。

平成14年度 児童養護施設入所児童等調査(http://wwwdbtk.mhlw.go.jp/toukei/kouhyo/indexkk_25_2.html)によると、0歳児だけで里親委託児69名、養護施設児4名、乳児院児971名、母子施設児158名と計1200名を越える「環境上養護を要する」乳幼児が預けられている。

1200名もの赤ちゃんが、色々な理由はあるだろうけれど、養護が必要だと考えられ、保護されている。この現実を前にして、赤ちゃんポストの設置が、親の養育責任放棄を助長するという指摘は、いささか妥当でないと考えられる。

だって、赤ちゃんポストがあろうとなかろうと、相当数の赤ちゃんがどこかにあずけられているのだから。

むしろ、命ある赤ちゃんを救う試みの一つとして、手放しで喜べるわけではないけれど、大変重要な取り組みであろうと前向きに評価したい。こういう状況で赤ちゃんポストを排除する積極的理由は見当たらない。

「産んだら育てるのが当たり前」というのは間違ってはいないけれど、それでも例外が生じてしまう。例外事例に実際的に対応するのが、乳児院といった施設であり、病院であったり、里親であったりする。

年間の出生数が約110万人なので、保護される乳児は0.1%にもなる。

これが日本の育児の現状であり、現実なんだ。

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母の日

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1日に2回こうして書くのも珍しいけれど、書きます。

今日は母の日。

ということで妻には折り紙のカーネーションの花束と夕食(ゴーヤチャンプル)をプレゼント。

特にこれといって事前に準備していなかったのはご愛嬌。

やっつけだったけれど、折り紙も料理も結構うまくいったので、写真を載せてみます。

料理は息子用のもので、お品書きは、
・ごはん
・ゴーヤチャンプル
・小松菜の胡麻和え
・アオサとえのきのお味噌汁
です。

折り紙はhttp://www.might-project.com/study/granma/54/index.phpを参考に作成しました。

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