げん氣の扉

幅広い人財啓育を行っているグループダイナミックス研究所(GDI)のオフィシャルブログです。

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かつて、有名人への「はがきインタビュー」という当時の郵政省の雑誌広告シリーズがありました。
元巨人軍の“ミスター・プロ野球”長島茂雄氏が登場して、「ここ一発というときの『燃える心』の
原動力は何ですか」という質問に、こう答えていました。

「私は、常にいいイメージを描くようにしています。一打逆転といった大舞台に立つのは大きな喜び
です。この舞台で素晴らしい結果を生んだというイメージです」。

しかし、この返事を読んで、さらにこう質問したくなった人も多いことと思います。「その『いいイメ
ージ』はどうしたら心に描けるのですか。私は悲観的なタイプで、チャンスに実力を出しきれない。
チャンスに強いかどうかは、性格でほぼ決まるような気がしますが……」。

確かに世の中には、努力を積んで実力を持ちながら「ここ一発」というときに力を出せない人が少なく
ありません。そんな人の心理を分析してみると、「このチャンスを逃したら、オレはもう終わりだ」
などとプレッシャーがかかり、「失敗するかも知れない」、「いや、今度もダメだろう」という消極暗示
にかかっているのです。そして筋肉はこわばり、脳神経の回路はフルに働かなくなってしまいます。
これでは潜在能力を十分に発揮できません。

このドロ沼からの脱出の第一歩は、いま自分は、自分にマイナスの暗示をかけているぞ、こんなことでは
ダメだ、という認識をハッキリと自覚することです。そして、どんな小さな経験でもいい、成功したときの情景を思い浮かべるのです。

といっても、これはその場に臨んで急にできることではありません。「良いイメージ」に結びつく写真や
絵を、いつも目につくところに貼り付けて、脳裏に刻み込んでおくのです。

札幌冬季オリンピックのスキー70メートル級ジャンプで優勝した笠谷幸生選手は、高いシャンツェに
上がって空中に飛び出すまでの間、完全なフォームで飛んで優勝杯を持った自分の姿を想像し続けたと
いいます。

「ここ一発」で「良いイメージ」を持てるようになるための訓練はイメージ・トレーニングと呼ばれ、
悲観的、消極的な心構えの克服法としてスポーツ以外でも広く応用されています。

たとえば、海外旅行に行きたいと思ったら、まず「わたしの目標創造ノート」に書き記すのです。
そして、行先の写真を自室に飾るとよいでしょう。また、マイホームの建設が夢ならば、ノートに書き
記した後、理想の家の写真をトイレの中にでも貼るのです。そして、朝に夕に眺めていると、気持ちが
自然に目標の達成に向かって集中していくものです。

しかし、プラスの良いイメージを長く持ち続けるには、自分の仕事(志事(しごと))や人生の目標に、
大義や志(こころざし)のようなものを持つことです。手段ではなく、より良くなろうとする目的、
それも周りにプラスになるより良いイメージを創り出すことができれば、いやなことがあっても忍耐力を
発揮して前進することができます。

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