げん氣の扉

幅広い人財啓育を行っているグループダイナミックス研究所(GDI)のオフィシャルブログです。

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スポーツでは緊張しすぎると、いい結果が得られないことがあります。野球のピッチャーが打たれたり、
四球で自滅するのも、「勝とう」、「押さえ込もう」と力(りき)むあまりの失敗が多いと聞きます。

私も高校時代、剣道の早慶戦で15人の勝ち抜き戦で、1人で半分の7人を抜いたことがありました。
その試合のための強化合宿中にマラソンで右の足首を捻挫したため、練習試合にも出られず、
皆、私の中堅としての役割には全く期待しませんでした。

試合の最初から味方の負けが続き、その年の早慶戦はこれで優勝は無理と、皆思っていました。
そのためか、かえってリラックスして自由に動くことができ、扇型に勝ち続け、慶応チームをその年の
優勝に導く結果になりました。

ある人財育成のコーディネーターは、心理療法の「ミニスクリプト」という手法があることを教えて
くれました。人には幼少期から人生への「脚本」(スクリプト)が形成されていて、それが他人、
あるいは自分に反映して問題を起こすのですが、脚本は意識の底に隠れて全体像はうかがえない。
そこで日常生活のひとコマから、その一部分を知ろうとするのが「ミニスクリプト」だというのです。

T・カーラー博士は、人生を前向きに駆り立てるものを「ドライバー」として五つに分類しています。「やる氣」の五つのタイプともいえます。しかし、重要なことはドライバーだけでは不十分だとし、
「アロウワー」を組み合わせていることです。これは、直訳すると「許すもの」だから「緩和条項」と
いえます。

例えば、「もっと努力しろ」というドライバーが強すぎると、胃の緊張や肩のこりが生じます。
声はいらいらした調子で、こぶしを握りしめて動かし、座り方はやや前のめり、困惑した表情のしかめ
っ面になります。これに対するアロウワーは「たとえ成功しなくても、その仕事を楽しめばいいじゃない
か」となるのです。

そのコーディネーターは、残り四つのドライバーとアロウワーを次のように説明してくれました。
「完全であれ」⇔「人間だれも完全ではない」(チームでの出来がよければOK)
「早くしろ」⇔「時間がかかってもかまわない」(急がば廻れ)
「強くあれ」⇔「感情を抑えこむばかりではいけない」(人前で弱みを見せるのもよし!)
「すべての人を喜ばせなさい」⇔「マイウエイで行け」(万人を満足させるのは不可能)
 
これらのドライバーは重なっていることが多いのです。自分自身、あるいは第三者が適切なアロウワーを
用意しないと、やる氣が空まわりするケースがあるというのです。過ぎたるは及ばざるが如しなのです
が、人生を充実させるには、やはりドライバーも基本にあることを忘れないようにしましょう。

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