「境界に生きた心子」

一言メッセージ :境界性人格障害の彼女と過ごした日々のノンフィクション[新風舎・刊](海原純子さん推薦/心療内科医・医学博士)

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映画

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「ブロークバック・マウンテン」

 
 アカデミー賞候補の「ブロークバック・マウンテン」。

 男同士の同性愛の物語ですが、純粋なラブストーリーですね。

 1963年のアメリカ西部、雄大で美しいブロークバック・マウンテンで、

 イニスとジャックは、羊の放牧の季節労働の場で出会います。

 無口で無骨なイニスと、天衣無縫でセクシーささえ感じるジャック。

 大自然の中で助け合いながら働く二人は、友情が高まって、ある夜、肉体的に結ばれます。

 映画では明確にしていませんが、ジャックは最初からバイセクシュアルだったのでしょうか。

 イニスはその時フィアンセがいましたが、ジャックによって同性愛に目覚めたのか、

 それとも今まで気付かないできたものが掘り起こされただけなのか。

 当時は同性愛は罪悪視され、同性愛者は陰惨なリンチにあって殺されるほどだったので、

 同性愛を抑圧したまま生きてきてもおかしくないでしょう。
 

 イニスもジャックも社会的にはそれぞれ女性と結婚し、子供ももうけ、平凡な家庭を持ちます。

 しかし自分の感情に正直なジャックは、イニスへの愛情を断つことができず、その後20年に渡って二人の関係を続けるのです。

 同性愛が認知される時代であれば、女性と結婚して表向きの立場を維持する必要はなく、

 二人だけの生活という道を選ぶこともできたでしょう。

 それが許されないために、不倫という形で男同士の愛を全うしなければならなかったのですね。

 そのために家庭にも亀裂が入っていくという、不幸な結果を招かざるを得ませんでした。

 同性愛といえども、異性同士の恋愛と全く変わりがありません。

 相手を恋い慕う熱情あり、すれ違いやいさかいもあり、主人公が男と女なら、普通のラブストーリーと同じなのです。

 時代が許せば、もっと平穏な人生があったのかもしれません。

 人は常に時代や社会に縛られて生きていかなければならない、そんなメッセージも感じ取ります。

 真っ青な空に、絵に描いたような白い雲が浮かび、緑の草原や岩場が広がるブロークバック・マウンテンは、

 どこまでも美しいのでした。
 

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トラバありがとうございました。時代が許さなかったという恋愛ですが、男女となんら変わらないのではないか、と思います。

2006/5/10(水) 午前 8:58 真名あきら

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障害があっても恋愛は純粋なものだと思います。拙著「境界に生きた心子」も、障害を抱えたラブストーリーです。良かったら是非ご覧になってみてください。これからもまたよろしくお願いいたします。m(_ _)m

2006/5/10(水) 午前 10:24 geg**531

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この映画は観ていません(これも迷っているうちに観そびれた映画の一つです)が、映画の「BENT」は、観ました。

2006/8/4(金) 午後 7:22 けいちゃん。

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ホモセクシュアルの映画の記事に続けて、セクシュアリティに関する記事を連載しました。もし良かったらそちらもご覧になってみてください。http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/34207010.html

2006/8/5(土) 午前 0:11 geg**531

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拝見致しました。ホモセクシュアルとジェンダーを、同じ座標で取り上げないほうがよいような気もしますが・・・。

2006/8/5(土) 午後 2:58 けいちゃん。

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「セクシュアリティ」の問題の第一人者である伏見憲明氏も、セクシュアリティを「性的指向」 「ジェンダー」 「性自認」という3つの位相で語っています。言わば、この3つの座標軸(それぞれの座標軸の両端が、“典型的な”「男」と「女」に当たります。)が互いに垂直に交わり、その座標のどこに位置するかによって、あらゆるセクシュアリティのパターンが存在することになるわけです。

2006/8/6(日) 午前 0:19 geg**531

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例えば、各座標軸が交わる「原点」に当たる、「0」ということもあり得ます。つまり、自分が男か女かという意識も、自分の恋愛対象も、日常生活上の性別も、どれを取っても、男でも女でもない、ということもあり得るわけです。分かりにくいでしょうか…?

2006/8/6(日) 午前 0:21 geg**531

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なるほど。3つの座標軸をとって、自分の位置を確認したとして、それの意味するところがいまひとつ分からないです。ホモセクシュアルの男性を自認男と自認女に分けることに、どういう意味があるのでしょうか。そして、ジェンダーは社会的に後から付け加えられるもので、他の2つと異質な気がします。読んでもよく理解できていないのです、御免なさい。

2006/8/6(日) 午後 2:43 けいちゃん。

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恋愛の対象が男である男性は、外見上ホモセクシュアルですが、もしこの人の性自認が女性であるとすると、実は異性愛だということになります。そうやって自分のいる位置が分かっていくことになるでしょう。/ここで言うジェンダーについては、社会的・文化的に作られた男らしさ・女らしさという座標軸の中で、自分がどの辺り(範囲)にいるかということを示すものです。/限られた字数で、図解などもなく述べるのが難しいのですが……(・_・;)。

2006/8/6(日) 午後 6:42 geg**531

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はじめてトラックバックさせていただきました。

イナモトさんが仰る、「人は常に時代や社会に縛られて生きていかなければならない、そんなメッセージも感じ取ります。」その言葉がとても切なく心に響きます。

『ボーイズ・ドント・クライ』を思い出しました。

2008/7/31(木) 午後 6:16 [ mi-ln ]

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「ボーイズ・ドント・クライ」もとても切ない映画でしたね。

「ブロークバック・マウンテン」でイニスを演じたヒース・レジャーが、急死したというニュースにはショックを受けました。

2008/8/23(土) 午後 8:57 geg**531

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