「境界に生きた心子」

境界性人格障害の彼女と過ごした日々のノンフィクション[新風舎・刊](海原純子さん推薦/心療内科医・医学博士)

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手塚治虫命日

 
 今日2月9日は 手塚治虫さんの命日だそうですね。

 20年前の今日、 駆け出しのマンガ家だった 僕もショックでした。

 著名人の葬儀に行こうなどと 思ったこともない僕ですが、

 この時ばかりは 青山霊園に足を運びました。

 冷たい日でしたが、 長蛇の列が 霊園の外に 延々と連なっていました。

 開場整理を手伝っていた マンガ編集者の人が 僕を見つけて、

 関係者の列に 案内してくれました。

 一般参列者より もちろん短いし、

 一般向けより立派な祭壇で 大きな写真が飾られていました。

 正に巨星落つ ということを実感し、 万感の思いで 線香を上げてきました。

 僕が学生のとき 京都で 「手塚治虫展」 があって、

 手塚治虫さんご本人が 来場されたときに 挨拶させていただいたことを

 今もはっきりと覚えています。

 その後、 東京で 「手塚治虫展」 があったときも、

 挨拶させていただきました。
 

 手塚さんの 多大な影響を受けて、 今も 「プルートゥ」 を描いている

 浦沢直樹さんが、 今日のテレビで 述べていました。

 手塚さんの本質は、 夢とか希望などではなく、

 人間の暗部や 愚かさを描いた  「MW」 や 「どろろ」 だと。

 手塚さん本人も そうおっしゃっていたことがあります。

 「MW」 は当時 タブーだった同性愛や、

 残酷な暴力描写も されているものです。

 その 「MW」 が 今度映画化され、 公開されますね。

 もちろん 観に行きます。

 ところで、 浦沢さんの 「20世紀少年」、 いま大ヒットしていますが、

 この映画の 企画・脚本に携わっている人が、 何と、

 手塚さんの葬儀で 僕を案内してくれた、 あの編集者の人なのです。

 当時 小学館の編集者でしたが、 その後 独立して、

 独自の企画を立てる プロフェッショナルとして成功していったのでした。
 

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