ささやかなクリスマスケーキ
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冬休みの頃はするスルメイカが大漁に水揚げされる時期で、漁師の家はスルメ加工で忙しい。夏イカは自然乾燥で製品になるが、冬イカは一晩中炭火で乾燥させていた。 家の奥の6畳ほどのスペースが乾燥場だった。火の管理は親がやっていたので子供はイカ延ばしや外に干したイカの手割り。 ナニがつらいかって、この外に干したイカの手割りがつらかった。 干したイカの足がくっついてると赤くやけた色になって商品価値が下がって高く売れない。定期的にイカのカーテンの中に入って全部のイカを一つ一つ足を広げていく。 昼間はいいとしても夜の部担当になるのがたまらなくつらい。外は真っ暗。馬場先は風邪が強い、季節風がまともにあたる。ただでさえ冷たいのに乾燥途中のイカだからまだ水分がある。指先が凍える。 息を吐きかけ吐きかけてやってもまあだ終わらない。寒い、冷たい、凍える。 指先がピリピリ、冷たいのを通り越して痛い。 寒か、痛たか、家に入りたか・・息を吐きかけても指先に感覚がない。 なしおら、け〜ん家に生まれたっちゃろ・・と思うと涙がでてきた。 手割りが終わって冷え切ったからだで家に入るとストーブの横にショートケーキが一個。 そうたい、今日はクリスマスたい。 ぬるま湯につけて手を洗って感覚のもどりかけた手でつかんで食べた。 クリスマスやけん、なんかくれんとで、コロ(セメントのローラー)かけている親にそれとなくクリスマスプレゼントぐらいありそうなもん・・と探りを入れてみる、 オヤジいわく、うちは真言宗やけんせ〜なもんはなか、はよ食うちイカば延ばせ やっぱね・・ イカの匂いの充満したクリスマスの夜が更けてゆく。
クリスマス、といえばこの話を真っ先に思い出す。 |







ショートケーキを食わせちもろうち文句言うタラでけん。
我が家も塩谷におった時は烏賊乾しをいおった。
皮を一枚むいたら50銭もらおった。
2008/12/25(木) 午前 8:50
ブルジョアやねえ、おいたちゃじぇんばもらうこたなかった。仕事手伝うとが当たり前じゃもん。なしおら、け〜ん家に生まれたっちゃろ・・まだ言うか。
2008/12/25(木) 午前 9:35
烏賊ば干して、まがっちょっところばビール瓶で伸ばしちょったな〜。
2008/12/25(木) 午前 10:48
みんな同じことしよったっちゃね、笑う〜
ブログのイカ臭い感じになる、生活のチビリでよるねえ。
かかとで延ばす話はヒミツにしちょこう。
2008/12/25(木) 午後 0:31
ヘ〜〜ェ漁師の子供も辛い仕事ばあてがわれちょったとやね〜〜
農家の子供も仕事はあったばってん、そえん辛いとは無かったよ〜〜な気がする・・・
クリスマス・・・ケーキなんて・・ケーキなんて・・・
プレゼントはあったばい!
枕元に靴下ば置いて寝たら翌朝入ってた・・・
昔は1円で飴が買える時代やったけん黒飴10円分とか雀の卵が20ヶとか・・・ それこそガンさんじゃなかばってん、当時雀の卵は1円で2ヶ買えよったもんね〜〜ガンさんの50銭・・・には笑うた〜〜アッハハハハハハ〜〜〜〜
2008/12/25(木) 午後 10:30 [ 初山権現 ]