前略・壱岐の島より/勝本馬場先組

壱岐観光宣伝隊。壱岐・勝本浦「やんくも漁師」の血統でばい

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2008年12月24日

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イブには精霊船を送り出す?「そうろうぶんこ」

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イブの行事精霊流し!ってこたないだろ!

勝本に復活させたい「そうろうぶんこ(精霊船)」

お盆の16日朝、町内の供物を載せた正村、仲折、馬場先の3町各1艘の精霊舟が馬場先の馬蹄石の横の浜に浮かべられ、それぞれわっかし3人ぐらいが泳いで大瀬戸の真ん中寄りまで押していっていた。

精霊舟、長崎で「しょうろう」というもの。勝本では「そうろう」という
あ、チンさんごめん、バラしてしもうた。

麦のわらで船の形を作ったいかにもの船。町内によっては木の船もあった。
社会人になって宴会なんぞへ出るようになって初めて刺身の舟盛り見て、「あ、こまかそうろううぶんこ・・」と思った記憶がある。

瀬戸のなかほどあたりを潮に乗ってゆっくり西へ流れてゆく。石ころの浜で町内の人たちが見送っている。馬場先の浜では年寄りの無縁供養のご詠歌が流れ始める。小さい頃はこうして小さくなってゆく「そうろうぶんこ」を見送りながらご先祖さんちゅうとは辰の島のず〜〜〜〜〜っと向こうの海のそのまた向こうにおんないと・・・ち思うちょった。

穢れのないかわいか子やった・・。


盆の間家に帰っていた仏様を見送る風景、いかにも漁師の暮らしや信仰、情緒がある「そうろんぶんこ」。廃止になって久しい。海が汚れるから?



長く続いてきた文化がいとも簡単にばっさり切り捨てられて、今はゴミ収集車で片付ける。
仏様に持たせた果物や饅頭がガーガー音をたてる生ゴミ車に投げ入れられるのを見るのは悲しい。

確かに、昔のまま海に流したら海が汚れる。例えば供物は各家庭でビニールに入れるなどして、送り出した後漁協の船で回収したらよかろうもん。

わらの船も回収してしばらく陸に揚げて乾いたら処分すりゃいいじゃん。

文化ってものは時代とともに変わるもんだろうけど、地域の歴史や信仰に根付いたものを切り捨てるのは間違ってるんじゃないかい?幸いこうしたことがあったと私は知っているが、40歳以降の人の記憶にはないかも知れない。「そうろうぶんこ」ちゃ何で?ちゅうとになってしまってるだどうなあ。

勝本じゃこうやったと、芦辺はこうやった、郷ノ浦じゃ・・・、石田は・・こうして受け継がれていくはずのものがどんどん消えて行くような気がする。文化の継承が歯抜けになっている気がする。

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