環境バカ
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「○○バカ」という言葉がある。
空手バカとか野球バカとか、耳にしたことがあると思う。その道一筋、一芸に秀でた人を親しみを込めて呼ぶこともあれば、自ら卑下していうこともある。 さて、今日はその新語として「環境バカ」というものを取り上げてみたい。 某有名環境関連サイトでは、「環境バカ」とお見受けする方々からの質問を時折見かける。
曰く、「天然物質にも悪者があるのか?」とか、「環境負荷の大きい化学物質とはどんなものか?」とか、普通の人からすれば「どーでもいい」ようなことを気にかけていらっしゃる。
個人的興味や趣味ならとやかく言う気はないが、どうもそうではないみたいで、業務の一環として調べておられるようだ。なんつーか、恵まれた仕事環境というか(平たく言えば、「お前らマジメに仕事せいよ」と言いたくry)、そういうことにホンキで考えを巡らすことをある意味羨ましく思う。 前者については「悪者」の定義がよくわからないが、ヒトの生存や生活に悪影響を及ぼすという意味であろう。この人は、ヒ素や水銀といった元素が人体にどう作用するかご存じないのだろうか。 後者は、人類が把握している化学物質を自社でいかに管理するかに心を砕いているらしい。思うに、これができれば偉業である。 「天然モノ」を含め、化学物質の数は天文学的であり、これらはCAS番号というもので識別されている。そしてウィキによれば、CAS番号は「1日あたり約14,000の登録がある。(中略)2010年3月時点で約50,000,000の無機および有機化合物と約60,000,000の遺伝子配列が登録されている」そうである。 これを、自社の業務に関係あろうがなかろうが、全部把握した上で管理するか否かを考えるらしい。普通に考えて、専従者が100人いても無理だと思う。だいいち、経営者がそんなことを望んでいるはずがない。 そして、こうした「環境バカ」の方々が異口同音に口にされる言葉に、「環境活動」というものがある。 私にはこれが理解できない。これはいったい何なのだろう?
企業活動とは別物なのか、付随するものなのか? 後者だとして、それは企業に課せられた義務なのか?履行しないとどうなるのか? わからない。知りたい。 そう、私は「疑問バカ」である。
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