食生活は変わらない
|
そういえば、カノで面白いことがあった。
日本から遠く離れたナイジェリアの、さらに首都から離れたカノに日本の企業なのか調査会社か分かりませんが、ここ数年来流行の「BOPビジネス」の調査に日本人がやってきたそうだ。
BOP(Base of the Pyramid)ビジネスというのは、世界の貧困層40億人をターゲットとしたビジネスのことで、企業が利益を出しつつ、かつ顧客である貧困層の貧困削減に資することを目指すものです。
で、カノ州女性省を経由して女性センターの生徒たちにインタビューをしたらしい。で、女性省のスタッフたちが日本人が持ってきた商品のサンプルを見せてくれた。
①はえとり紙 ②虫除けリング、③高野豆腐、④ふりかけ
う〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん
①はOKだと思う。ハエはたくさんいるし、、、だけど、ちょっと気になるのだが、現地の人たちはハエがたくさん飛んでいても気にしていないような気がする。。。追っ払っても無駄だからなのかな??
②は腕につけるリング状のもので、いやなにおいがするから蚊がよってこないというやつ。これもOKかも。でもな〜、価格によるかなあ。
③と④については、かなりビックリ。
たしかに、北部ナイジェリアには豆腐と同じような食べものがありますが、、、う〜ん、でもねえ、豆腐の状態で食べるか、揚げて食べるかのどちらかなので、高野豆腐にする意味がないなあ、、、
④は99%無理でしょう。
ナイジェリアでは主食のお米、トウモロコシの粉、ヤムイモなどを、ついて蒸かしたり、揚げたりしたものに、シチューやソースを合わせます。写真はお米の粉を蒸して揚げたものと、ヤギ肉のシチュー。主食のほうを小さくちぎって、シチューにつけて食べます。
だから、お米など主食をシチューやソースなしに食べることはありえません。そういえば日本に研修に行ったスタッフが、日本食で信じられないのが、シチューなしにお米がでてくることだと言ってたなあ。
だから、ふりかけは彼らの食生活には合わないと思う。
ナイジェリアは北部と南部で料理も違います。南部出身のスタッフがカノに出張するときは食べ物がないと大変でした。日本に研修に行ったスタッフの中には、パンと果物しか口にしなくなった人もいたし、、、
ちなみに、その翌年からは日本研修組はヤムイモの粉やトウモロコシの粉を持って行ったそうですが。
食生活を変えるのは難しいと思う。食には頑固な人たちですから。
外から入ってきて定着したものって、すっかり固有名詞になっている「マギー」くらいでしょうか、、
だけど、「ふりかけ」がナイジェリアには合わないであろうことは、ちょっとナイジェリアに滞在して現地の生活を見る気があれば分かると思う。
そうそう、でも心優しい女性センターの生徒たちは、「売れると思う」と答えたそうです。。。。
|


