石岡市議会:4常任委、実質審議へ 混迷の議会、30議案上程棚上げ/10.03.05毎日
議長不信任案と辞職勧告決議案が可決され、混迷が続く石岡市議会は4日、来年度当初予算案を含む30議案の本会議上程をひとまず棚上げし、四つの常任委員会で実質的な審議に入ることになった。前島守雅議長の議事を拒否する市議の続出により定足数が満たない状況が1日から4日続き、委員会付託ができないための緊急避難措置で、こうした裏技を使うのは同市では初めて。4日の議院運営委員会であくまでも「予算の調査」という名目で、5日から市執行部と質疑を行う方針を決めた。
議会筋によると、非公式の実質審議に入ることで、議会最終日(18日)の本会議で議案を一括上程し、即日可決へ向けた下準備になるという。議会は最終日までの正常化を目指すが、できない場合でも、地方自治法に定めらた市長の専決処分が可能となり、予算成立には支障を来さないという。
議案上程がないため開けない予算特別委員会に代わり、常任の総務企画▽市民経済▽教育福祉▽都市建設の各委員会に調査内容を割り振る。各常任委の調査では、久保田健一郎市長が施政方針演説に代えてあいさつを行い、予算編成方針を明らかにする。常任委員会の調査は、本来予定されていた予算特別委と同日程。市側は、予算特別委で答弁を予定していた市幹部が出席し、質問に答える。委員会採決はできないが、議事録を久保田市長に報告として提出する形で、議会の見解を伝えるという。
前島議長を巡っては、施設長を務める社会福祉法人「陽山会大雅荘」が行ったショートステイ施設増設工事で、農振農用地除外申請や農地転用申請などで法令違反があったことが判明。同議会は、先月23日の開会日に3度目となる議長不信任案を可決。今月1日には辞職勧告案を可決し、延会となった。その後も「前島議長のもとでは審議に応じない」と本会議を欠席する市議と、「個人の問題」として辞任を拒否する前島議長との間で平行線が続いている。【橋口正】
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20100305ddlk08010078000c.html
常任委で予算案協議へ いまだ本会議開けず 茨城・石岡市議会/10.03.05産経
議長の不信任問題で本会議が開けず紛糾している茨城県石岡市議会は4日、議会運営委員会(議運)を開き、平成22年度予算案などを常任委員会で協議することを決めた。
予算案などはいまだに本会議に提案されていない。このため、各委員会では予算案などを正式には審議できず、最終日の18日に本会議で可決することを目指した“勉強会”のような位置付けになるという。ただ、現状では18日に本会議を開くのは困難な情勢で、市長の専決処分となる可能性が高い。
この日は、本会議が3度招集されたが、定足数に足りず再び流会となった。
その後開かれた議運では予算案などについて今後の対応を協議、各常任委員会の正副委員長と正副議長の意見を聞いた。その結果、本会議に代わる場として常任委員会で執行部から所管の主要施策などの説明を聞き、これに質問する形で事実上の審議を行うことが決まった。
また、各委員会の冒頭で久保田健一郎市長があいさつし、所信表明に代える。
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/100305/ibr1003050229002-n1.htm
茨城・石岡市議会混乱 予算案上程できず“奥の手”浮上/10.03.04産経
茨城県石岡市議会(定数26)が混乱している。議長辞職勧告決議案などが可決されたにもかかわらず前島守雅議長が辞職しないことに反発した議員らが欠席し、本会議が開けない状態が続いている。新年度予算案などの議案はいまだ提案さえされておらず、久保田健一郎市長の所信表明も先送りされたまま。予算案審議ができなければ、4月からの市民生活にも影響が出かねないとして、3日には関係者から予算を通すための“奥の手”も浮上してきた。(篠崎理)
紛糾は前島議長が統括施設長を務める福祉施設が昨年5月に増築されたことが発端。増築した用地が農業振興地域の農用地だったにもかかわらず、除外申請や農地転用申請などを行わなかったことが問題化。市民らが農地法違反容疑などで告発している。
2月23日に開会した市議会では3回目の議長不信任案を可決。その後、同案賛成議員らが議場に入らず、議案の提案などができなかった。
議会は28日まで休会。再開された1日、前島議長が議事を進行しようとしたところ、これに反発する市議らが議長辞職勧告決議案を提案し可決された。
だが、決議には法的拘束力がないため前島議長は辞職を拒否。反発した議員らが議場に入らず、定足数(13)に達しないため本会議は開かれなかった。
久保田市長は3日、「議会を開会して予算案などを審議してほしい」と各会派に要請したが、状況は打開できなかった。
議会の混乱振りに、市民からは「税金の無駄遣いだ」「早く予算案の審議をしないと市民生活に影響がでる」などの声が上がっている。さらに「議会内での自主的な解決は困難」として、議会の解散請求(リコール)を求める動きも出ている。
こうした状況に、関係者からは予算を審議するための“奥の手”として「連合審査会」で予算案などを協議する案が浮上してきた。
連合審査会は市議会にある4つの常任委員会を1つにする形式で全議員が参加。新年度予算案など本会議に提案されるはずだった議案を協議して取りまとめ、市長に提言する。これを受け、市長は暫定予算を組むことなどが考えられるという。
職員の1人は「こんな分かりにくい方法で市民は納得してくれるだろうか。執行部も議会も本当は避けたいはず。なんとか議会を正常化してほしい」と頭を抱えていた。
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/ibaraki/100304/ibr1003040227000-n1.htm
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