GivingTreeの雑記帳

seeking for my another sky─それは、この世界そのものだと気付いた

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第四章突入(やっとかよ!)
製作:ジェントル・マシーン・プロダクションズ(GENTLE MACHINE PRODUCTIONS)
監督:ピーター・ジョーセフ(PETER JOSEPH)

『ZEITGEIST Ⅲ : MOVING FORWARD 時代の精神』視聴の全記録Ⅳ 

最終章
奮起(RISE)

限界を超えて
BEYOND THE PALE

我々はいま「価値体系の障害」(Value System Disorder)を体験している。

「ある文化の支配的価値は、その文化に貢献する者に報い、永続させる傾向がある。社会での成功や地位は社会貢献度ではなく、物質的富で測られる」
─ポートランド協会の物理学者・著者、ガボール・マッテ博士
DR. GABOR MATE, PHYSICIAN, AUTHOR
PORTLAND SOCIETY

価値体系の機能障害
VALUE SYSTEM DISORDER

価値体系に障害のある社会では、優先事項である筈の個人の健康や社会の健全さが、人工的な富や際限なき成長の二の次にされる。個人の幸福を実現する具体的な方法を考えることは有害とすらされる。この考え方が、あらゆる政府、産業、報道、学問の世界に浸透している。

PROJECTIVE DUALITY
二元論化

このシステムには、干渉から保護する仕組みが構造として組み込まれている。金融・市場経済の守護者らが、彼らの信条に反するあらゆる思想・運動を排除しようと乗り出すのである。

その最も一般的な手法が「二元論化」である。

この二元論化という市場経済の防護手段でもっとも狡猾で悪質な手法が、「自由主義経済に反するなら、自由そのものに反対している」とする論法だ。市場経済信奉者にとっての「自由」とは即ち、個人が利益を最大化できる自由を妨げるな、という意味に解読される。

「この二元論化は、市場経済の信奉者と守護者らが利用する一つの「文法」、決まり文句で「価値」と「理解」を支配するための手法なのである。これを「価値支配の文法」という。」
─グエルフ大学名誉教授、ジョン・マックマートリー博士
DR. JOHN MCMURTRY, PROFESSOR EMERITUS
UNIVERSITY OF GUELPH

この理解をもとに彼らの言葉を解読すると、彼らの真の意図が理解できるようになる。

「自由」という言葉を聞くと、それが「民主主義」と同義であると人々は考えがちであるが、それは幻想である。人々に力はない。影響力もない。どれだけ政治家に説明責任を求めても、市場経済は責任をとらない。市場経済システムは盤石なのである。その理由は2つある。

市場経済システムが盤石な理由
①市場経済システムこそが地球規模での物資的向上の基盤である。
②長年のプロパガンダによって構築された好戦的な社会的偏見
ところが、こうして盤石かに見える彼らの主張にも穴がある。たとえば、地球規模での物質的向上の基盤となったのは、市場経済ではなく、科学技術の進歩と炭素エネルギーの発見と活用である。市場経済はこれらの動きに便乗して発展しただけである。

ピークオイルを超えて(石油資源の枯渇)
BEYOND THE PEAK

技術革命が起きる気配はない。各国政府は無能な経済学者に先導され、担保のない紙幣を増刷し続けている。人々はこの大きな間違いに気づいていない。将来我々はこう問われることだろう。

「なぜ将来枯渇することがわかっている、有限で貴重な物資を中心に
経済システムをつくりあげたのですか」と。
─石油エンジニア、ジェレミー・J・ギルバート
JEREMY J. GILBERT, PETROLEUM ENGINEER

滅亡することがわかっている炭素社会から人類を救う手立てあるのか。当然あるだろう。しかし投資家は、金にならない技術に投資はしない。利益を生み出すメカニズムにとって、利益にならない技術や解決策は日の目をみないのである。

石油だけではない、飲み水、耕地、食糧生産、すべての条件が劣化している。にもかかわらず世界の人口は増え続けている。電力需要も跳ね上がる。一方で貧困が急増し、貧富の差はますます広がることになる。市場経済が成長を誘因とする限り避けて通れない道だ。

結び
CLOSING

いま人類が迫られているのは、半世紀享受してきた生活形態の根本的な変革である。
金融・市場経済のパラダイムはすべての資源を食い尽くし、最後の一人に至るまで人間を殺し尽くすまで止まりはしない。それはそれ以外に彼らを存続させるシステムを知らないからである。



全て見終えて感想
ユダヤ陰謀説だとか、金融資本だとか、そんな矮小な話ではなかった。「人類の真の癌」が何であるかを論理的に、体系的にまとめあげ、それぞれの問題に対する解を示そうとする大いなる試みであることがわかった。これは有意義な時間だった。

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