0.5℃曇:福島原発2号機温度計故障の見方強まる
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2/7以来の氷点下を超える朝を迎える。曇よりとした空で暗い。夕方にかけて雨の予報が出ている。 連日、福島原発2号機の温度上昇が報道されている。熱電対は、二重構造ではないんだ。もっとも、先日故障して大騒ぎのあった東証のサーバーは二重構造になっているも、自動切り替えを信じていたが動作しなかった事例もあるが。 「東電が冷却水の配管の交換工事をした1月26日以降、それまで約50度だった温度が上がりだした」という。単純に考えると、この時、何かを落下させて熱電対を損傷させたのではと考えてしまう。もしくは、交換時の振動で損傷かも。人工衛星等では、故障解析(FTA)をやっているが、当然、東電も東芝・日立にやってもらっているんだろう。『はやぶさ』もFTAをやって、次々とリカバリーショットを打ってきたから生還できたはずだ。 「温度測定は、溶け落ちた核燃料取り出しまで続けなければならず、別の計測方法を検討するなど対策を迫られている」とあるが、今となって対策を立てるの?廃炉に30年かかると言っているが、その間に大地震が発生したらどうするのか。メディアもイベントが発生すると大騒ぎで報道するのではなく、中朝的な対策の報道をしてもらいたい。 ●福島2号機、温度計故障の見方強まる 一時400度(日経) Q 何が起きているのか。 A 東電が冷却水の配管の交換工事をした1月26日以降、それまで約50度だった温度が上がりだした。12日には冷温停止状態の目安とされる80度を超えて保安院に報告、緊張が走った。注水量を増やしても上昇は止まらなくなった。 Q なぜ温度計の故障と言えるのか。 A 6カ所の測定点のうち5カ所では温度は安定し低下傾向なのに、1カ所だけ乱高下がひどい。こうした事態は「実際の現象では考えにくく、温度計の故障であると見ていい」(奈良林直・北海道大学教授)。 温度計は熱電対と呼ばれ、2種類の金属を組み合わせた単純な構造。電圧を測って温度を割り出す。正常に機能しているか判断するために13日に電気抵抗を測ると通常よりも大きな値で、故障が確実になったという。 Q なぜ壊れたのか。 A 事故直後に原子炉内が高温高圧になったためと考えられる。計測機器メーカーによると、湿度変化や結露などによる過酷な環境変化で熱電対が破断する可能性があるという。金属の接合部分がはがれる際には、電気抵抗が上昇して大きな誤差が生じる。 海水の影響で熱電対を覆うステンレスにひびが入りやすくなり、水や塩素が入って反応を起こした可能性もある。腐食によって抵抗値が上がり、温度が異常に高くなるケースもある。衝撃などによるケーブルの断線や絶縁不良も、数値の上昇や乱高下の原因となる。 Q 温度上昇の心配はなくなったのか。 A 東電は当初、水の流れや溶けた燃料の位置が変わるなどして冷えにくくなった可能性があると説明していた。温度計の故障の時期は不明のため、実際に温度が上がったのかわからない。 東電も保安院も冷温停止状態の判断は変えておらず、放射性物質の測定などから再臨界も起きていないとみている。ただ温度計を信頼できないのは問題だ。本当に高温になれば、蒸発する水分とともに放射性物質の放出が増える恐れがあり、監視の強化が必要だ。 ●福島2号機 温度計の故障濃厚に(東京新聞) 温度上昇が続いていたのは、底部に設置した三つの温度計のうちの一つ。二月に入り、この温度計だけが徐々に上がり始めた。だが、底部のほかの二つの温度計や、約一・五メートル下にある三つの温度計のいずれも低下傾向を示し、一つだけ異常値を示していた。測定値のぶれも大きいため、東電は信頼性を疑っていた。 通常の温度計は、アルコールなどの膨張を利用しているが、原発では、異なる二つの金属をつなぎ合わせ、温度による電気抵抗の変化で計測している。超高温を測れる代わりに、高温や低温に長期間さらされると徐々に誤差が大きくなる欠点がある。事故から間もない昨年三月三十日には、短時間で一一九度からマイナス一二五・七度まで一気に振れたこともある。 福島第一では、過酷な環境で使い続けたため、金属の間にさびや湿気が入り込んだり、配線が損傷したりした可能性がある。通常の原発では、十三カ月ごとの定期検査時に誤差を補正できるが、事故を起こした原発は高い放射線量のため修理も交換も容易ではない。 今回の問題は、政府や東電が「冷温停止状態」の根拠としてきた計器自体に大きな疑問が残ることをあらためて突きつけた。温度測定は、溶け落ちた核燃料取り出しまで続けなければならず、別の計測方法を検討するなど対策を迫られている。 玄関先の温度計記録:最低気温0℃;2/7以来の氷点下を超える朝 |
