14.5℃曇り、後雨:砂糖水ただふるまうや江戸の町
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予報通り、1時過ぎから雨となる。そろそろ豆蒔きの準備をしなければと思いつつゆっくりする。 昨日の毎日のコラムに次の句が出ている。本当にロハでふるまったのかな?「飲みねえ、食いねえ、寿司食いねえ、江戸っ子だってねえ〜」の石松を思い出してしまった。 砂糖水ただふるまうや江戸の町 一茶 一茶研究会のD/Bを検索すると、次のように出ている。 季題1 3夏 季題2 人事 季題3 振舞水 発句(俳句) 砂糖水たゞふるまふや江戸の町 読み さとうみず ただふるまうや えどのまち 出典 文政句帖 文政5 なお、ラヌーさんの英訳はなかった。 ●余録:俳句の季語には今やまったく見られない行事や習慣…(毎日5/24) 俳句の季語には今やまったく見られない行事や習慣も多い。だがその中には言葉だけでもこの世から消えてほしくないしきたりもある。たとえば「振舞水」だ。江戸時代の歳時記「栞草(しおりぐさ)」から引く▲「夏日市井の間に瓶(かめ)をわたして、これに柄杓(ひしゃく)および茶碗(ちゃわん)を添え、往還炎暑に苦しむ人をしてこれを飲ましむ」。炎天下を往来する人のため道沿いの住人が井戸水を振る舞ったのである。「砂糖水ただふるまうや江戸の町」は一茶。見知らぬ人の渇きを潤す心意気だ▲当時、「霍乱(かくらん)」「暑気あたり」などといわれた症状の多くは、今でいう熱中症らしい。飲料水が簡単に手に入らぬ時代、行商人や駕籠(かご)かきなど炎天下の路上で働く人には水分補給は生命にかかわったろう。振る舞う水の思いやりがどれぐらい熱中症を防いだことだろう▲肌寒い天気から一転、各地で夏日となった東京地方ではテレビニュースがしきりに熱中症への注意を呼びかけていた。えっ、まだ5月なのに。そう思ったのは大間違いで、真夏のような高温でなくとも急に気温が上がった時や湿度が高い時には熱中症に要注意という▲昨夏もお年寄りの重症化が目立った熱中症だ。ある調査では病院に運ばれた症例の4割は室内で発生しており、多くが高齢者だった。エアコンを使っていない例も目立つ。暑さに気づかぬ人も多いようだが、もしも節電に協力しようという律義さゆえならやるせない▲今年も節電の夏が来る。お年寄りには上手にエアコンや扇風機を組み合わせて対処してもらいたいが、家族や近隣の目配りや心遣いも大切だ。熱中症を防ぐ思いやりではご先祖に負けられない。 雨雲レーダ 玄関先の温度計記録:最低気温16℃ |
