玄関の落書き
鉛筆 鉛筆の芯の他には何も手に入れたことがないままで二十歳 <ごくろう君>
ぼくはもう二十歳なんて随分昔だけどね
手のひらに二箇所黒い点が残っているのは
いずれも鉛筆の芯が折れたまま残った痕なのは確か。
三十を越えても一緒だぞ、なんも変わらんぞ
鉛筆の芯の痕は残ったままだし、他に手に入れたものもない。
な〜んてことをタイムマシンに乗って20歳ごろの僕に告げに行ったら
まだ若い僕は何て答えたか。ま、そんなもんすかね。などと軽い敬語で。
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