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"へちま" と "へちまのたわし"、"温故知新"と"他山の石"

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体重減量のきっかけ 〜危機感がないと続かない〜


               体重減量のきっかけ・・・

 1989年に職場の定期健康診断で尿酸値が高い(8.4mg/dl)からただちに治療するように警告された。その前の年には知人のクリニックでやはり高い数値が出ていて、いずれ通風が出ると言われていたのに気にもしていなかった。それまで検査を受けたことがなかったから、いつ頃から高尿酸だったのかはわからない。

 治療を受けるために、すぐに私立大学病院に相談に行った。血液検査をして、若い医師から「最近はこのくらい多いものです。特に治療する必要はありません」といわれた。真意はわからないが信じられない話だった。その頃は病院慣れしていなかったから、別の医療機関にセカンドオピニオンを求めることまで頭が働かなかった。

 放置すれば、そのうち足の親指の付け根が痛みだすことはわかり切っていた。そのときはすでに腎臓その他全身に様々な障害が生じているはずだから、足が痛む痛まないの問題ではない。

 病院が取り合ってくれないなら自分で何かできることはないかと考えた。結果的にそれがよかった。

 若い頃は50〜60kg程度ではなかったかと思う。30歳過ぎた頃から「大飯食い」で、節度というものがなかったから肥満していた。体重をはかったことはなかったからどのくらいあったかわからない。70kgを越していたことは間違いない。現在と比べればもっとあったかもしれない。

 この肥満が高尿酸の原因ではないかと考え、減量に取り組むことにした。健康上、大変な危機感があった。それで、料理のカロリーが一目でわかる本を参考にして、十分に栄養のバランスを考えて、食事は1日1800kcalと決めた。

                何をしたか・・・・

 ご飯は軽く茶わん1杯。水とお茶以外は、酒類、清涼飲料水などは一切飲まない。間食は絶対にしない。夕食は夜遅く摂らない。これを確実に実行した。最初は空腹を感じたが、習慣になるとからだがふわっと軽くなり空腹が快感だった。余分に食べるとむしろ不快だった。3ヶ月後と6ヶ月後に検査を受けた。体重は65kg、尿酸値も正常値上限の7.0 mg/dlまで下がっていた。

 医師がどんな方法で、自分で、こんなに尿酸値を下げたのですかと聞いた。

               減量成功の副産物・・・

 それまではソファに座ると、カッターシャツがぱんぱんになってボタンが外れるほどだったのに、だぶだぶになってしまった。水5kgなら5ℓだが、脂肪の5kgは10ℓに相当する。

 食事だけでは体重も尿酸値もそれ以上減らなかった。それ以上食事量を減らすことはせず、毎日1時間のウォーキングを追加した。汗を流すと体中の毒素がすっかり出てしまったようで爽快だった。習慣になると運動をしない日は気持が悪かった。雨降りの日でも傘をさしてウォーキングに出た。

 一時的には体重が62kgまで減少したこともあったが、すぐに65kg重に戻った。65kg重を安定体重と納得した。尿酸値も決して7.0以下にはならなかった。

 ウォーキングには副産物があった。それはあのひどい腰痛と膝の痛みが完全に治ってしまった。

                具体的に・・・

 実は整形外科では腰痛はあまりよくならなかった。それよりも整骨院で整体と鍼灸が効果があった。しかしいずれにしても1週間もすればすぐに悪くなった。

 腰痛は日常生活も困るけれども、一番困るのは会議の席である。10分も着席していると腰が苛々してくる。ひざの痛みは過去に原因不明で左膝から下が熱をもって腫れ上がったことがある。原因不明のまま整形外科で湿布薬で済ませた。長引いた。その後、歩行には不便はなかったけれども、正座もできず、あぐらもかけず、足を投げ出して座るしかなかった。

 ウォーキングをはじめて3ヶ月目に、根拠はないけれども、「あっ、腰痛が治った」と感じた。それ以後全く再発なし。減量とウォーキングで脚腰の筋肉がついたからだと思う。

 膝の痛みは整形外科で電磁波か赤外線を当てる治療は全く効果はない。ウォーキングをはじめてもなかなか治らず、そのうち膝のことはすっかり忘れていた。1年経った頃、「あれっ、治った」と気がついた。正座もできる。以後再発なし。

              その限界と先見の明・・・

 数年間それなりの努力を続けたにもかかわらず、体重や尿酸値のコントロールには限界があるということがわかった。体質的なものだろうと考えて、転居先の新しいかかりつけの医師にお願いして尿酸値を下げる薬を出していただいた。

 医師は、7.0というのは正常値の上限で、薬は必要ないと言ったけれども、「かつて高い時期が続いていたこともあって、蓄積した尿酸結晶を排出するためにも、尿酸値は5〜6には維持したい」と、少し無理を言って薬を出してもらうことにした。

              その後・・・

 以後尿酸値は5.6を維持している。他の検査項目についても現在のところ異常がない。危機感はすっかり薄れてしまった。

 1995年には新しい仕事で忙しくなったことと、仕事上の必要からMacパソコンにはまってしまって、ウォーキングどころではなくなった。ウォーキングは一度やめるとなかなか再開できない。あの食習慣は基本的には変わってはいないけれども、危機感がなくなってしまった。体重は70kg重にもどってしまったけれども、かつての70kgだったときとは体形は全く違う。努力の貯金で2000年9月現在も不具合はない。


※ 2009年7月現在も尿酸値は5.6を維持している。昨日医師が言った。「高尿酸は単に通風の問題だけではなくて、高血圧(血管の老化)とも深い関係があることが最近わかってきました。あなたはそのことがわかる以前にすでに先取りしていたことになる」と言われた。

Fri.Sep.15.2000(原文)
Fri.July.10.2009(更新)

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コメントありがとうございました。体重や食事など自己管理の賜物ですね。ご立派だと思います。長年の高尿酸が続いた場合のリスクはおおきいですね。早いうちに主人を受診させようと思います。

2009/7/10(金) 午後 0:57 [ usamo_do ]

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大変な努力をされて、体にいい効果がたくさんあらわれて、本当によかったですね。「水5kgなら5ℓだが、脂肪の5kgは10ℓに相当する」という話は、とても印象的で、考え深いです。

2009/7/10(金) 午後 4:02 [ ハッピー ]

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