このところ、今年高2になる息子と、同じく中2になる娘と会話する機会に恵まれます。
思春期後期にもなると、それぞれの価値観が段々とはっきりとしてくる中で、
他人との価値観のギャップに悩んでいる様子も伺えます。
人の悩みは指示されることでは中々解決しません。
たとえそれが正しい解決法であってもです。
指示やアドバイスをすると、悩みの主は段々と言語化することを止めてしまいます。
「本当はもっとたくさん話したい、聴いてほしいのに…」と不完全燃焼です。
そのうち、「この人は話をする相手ではない」と判断されてしまいます。
人の悩みはその内的なものを言語化することで解決に近づきます。
たくさん話しているうちに内的な混沌が徐々に統合されていくからです。
そのために大切なことは、丁寧に聴きながらリフレクションにより確認してあげることです。
リフレクションの基本は「オウム返し」など言われますが、それは間違いです。
オウムは単にその言葉の響きを機械的に返しているに過ぎません。
リフレクションにおいて大切なことは、その言葉の奥にある“意味”を確認してあげることです。
言語化された言葉の奥にある感情や価値観などを、本人が再確認できることが大切です。
徐々に統合されて、その過程の中で自己肯定感や自信が作られていくものです。
昔はじいちゃんやばあちゃんや近所の兄ちゃんとか姉ちゃん、担任以外の先生に
このような関わりをしてくれる人がいたものですが、最近は少なくなりました。
思春期には自由に言語化できる環境をたくさん作ってあげたいものです。
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