ストライプブルー(2)
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迷いに迷い、揺れに揺れた高校選び・・・だけど、もう迷わない。僕らはココで目指すんだ!
僕らの夢“甲子園“!!アー坊・花ちゃん・のりっぺの幼なじみ3人組と愉快な仲間たちが 紡ぎだす「青春☆トキメキ野球漫画」第二弾!(表紙裏より)
ストライプブルー2巻
少し遅れたけど2巻の感想・・・というか今回もレビュー形式で。 ストライプブルーは1、2巻同時発売です。 なので店頭で『1巻しか買ってなかったー!』てことがないようしっかり両冊買いましょう。 ・・・という偽善的宣伝を前置き代わりにしておきましょう(笑)
2巻になっても、未だに高校選びに時間を費やす野球漫画も珍しい本作。
しかしその高校選びの矢先、運命を揺るがす悲劇が待ち受けていようとは。。。 前巻の終わりに、私立校である『縞青高校』の島田コーチからスカウトの手紙がアー坊に届く。
花ちゃん、のりっぺの3人でテストを受けに行くんだけど・・・この頃から私の中での 彼女への嫌悪が増してきちゃいましたんですわ。
「あたしは今みなさんがスカウトしようとしている小沢くんを差し置いて・・・・・
チームで『1番』を背負っていた投手なんですよ。試してみる価値はあると思いません?」
高校では女性は野球ができない・・・それでもアー坊と一緒に同じグランドにいたい花ちゃん。
“バッティングピッチャーでもいいから“テストしてくれと、アー坊をそれこそ差し置いて懇願する。 ちょっとここにはゲンナリ・・・ ここまで彼女がアー坊に執着する物はなんなのか?それも気になるけど この我を通す力というか。。。ある意味その情熱は評価したいけど、私は少しここまで 空気を読めない人はどうもな、と。そこは見る人によって違う捉え方だろうなぁ。
それとは対照的に何にもできないのが、のりっぺ。
活発な花ちゃんとは対照的に、こちらは常に“待つ“ことしかできない立場。 だからこそ、だからこそなのか、なにもできない立場の彼女だからこそ 女子と男子の体力差が明白な現状を、花ちゃんに苦言する。
とまぁ、そのへんの人間描写というか、感情の部分のほじくり方が今のとこ野球やってるシーンが ほとんどないとはいえ、面白く読める起因。前巻の感想で、のりっぺは“黒い“と言ってたけど いやいや真打登場したようです。縞青高校マネージャー・縞青空。
肝っ玉の据わった態度・・・『姐さん』です。いやもう、姐さんと呼ばせてもらいますよ勝手に。
縞青高にテスト(見学)に行った際に、関口平太と雲竜・・・いや段田が都合よく居合わす。 そこでお呼びでないのに(実際、縞青のコーチは関口にのみ見学に招待してた) 段田がアー坊に再び勝負を挑む。その理由は至極単純。シニア時代ずっと関口とバッテリーを 組んでたのに、彼は左右投げのアー坊に興味を持ち出したから。 完全なる嫉妬ですよ嫉妬。男の嫉妬ほど惨めなものはないですよね。。。
「そう!確かにこんな事しても無意味!おれは今・・・・・・ 大事な恋女房を寝取られた
仕返しをしているだけ!」
しかしこのバカ・・・いやいや段田のKY行動が、さっきから言っている悲劇を招くことに。 でもほんと、このマンガに出てくる奴らは自己中というか考えなしというか。。。 アー坊との勝負で偶然にも空の顔面にボールが当たってしまう思わぬ事故が起こってしまう。
キズモノになって益々、姐さんに拍車がかかってしまいました。。。
まぁこれで結果的に、負い目を感じたアー坊達が縞青に入学することになるのだから 必要悪なのでしょうね。
その彼女、空は縞青高校の理事長の娘で、兄も野球部のキャプテン。父親と息子の夢は
「甲子園に出ること」小さい頃から練習に明け暮れた二人を蔑んで見てたわけですな。 その屈折した情念を額に傷を負わせたアー坊達に命令するわけです。
今までの野球マンガにない展開だけに先が分からない。 その個性の強い、というかアクの強いキャラ達が多いせいで両刀投げという変り種であるハズの アー坊が普通のこと普通こと。濃ゆ〜い面子に食われまくりで少し同情してしまうよ(笑)
主要キャラの他にも、1年生時に縞青高校で唯一のレギュラーだった肝尾くんの存在が気になる。
彼はきっとナニかある!次巻予告からして早くも話しに絡んできそうで楽しみだな。 ちゃっかり同じ高校に入学してきた直木も、どうやらへたれキャラとしての“確固たるポジション“を ある意味獲得してるあたり、そういう意味ではアー坊より一歩進んでるような気も。
まぁ3巻も当然、姐さんに大注目です。
※1巻の感想は→ストライプブルー 1巻
【評価:★★★★★★★★★☆】
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