はぐれ勇者の鬼畜美学(2)
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胸のサイズの問題で、着られる服が無くなってしまった美兎は暁月や千影、葛葉と共に 買い物に出かけ、楽しいひとときを過ごす。しかし、それは“コクーン”の首脳会談が開催される中、 開始される“BABEL”ランキング戦という名の、嵐の前の静けさであった。さらに故郷の アレイザードから、新たなる勇者フィルが刺客として美兎の元に迫る―。 ●異世界からの刺客が美兎に迫る! 「お前らとこいつは、三人仲良し聖水ガールズだろうが。
今日はここでさらにその仲を深めるために、おっぱい同盟とか結んどこうぜ」 うんうん頷く暁月に、千影・葛葉・女性店員の三人は必死になって許しを請う。決して口外しないからと。 「女の『誰にも言わないから』とか、そういうのが一番信じられねえんだよ――なあ?」 「……一番信じられないのは、君のそのおかしな頭の中だよっ!」 シリーズ第二弾。 異世界から帰還した『はぐれ勇者』凰沢暁月は、魔王に託された娘・美兎と現実世界において特殊機関、 『JPNバベル』で学園生活を送っていた。そんなとき暁月は《BABEL》ランキング戦が開始されることを知り……。 “魔王を倒した勇者が現実世界に戻ってきてからの物語”シリーズ2冊目。1巻で主人公の暁月の目的とか 学園での打倒・生徒会などの目指すべく行動はハッキリしていたけど今回は魔王の娘である美兎を生け捕り にしようと異世界側から新勇者が刺客として現実世界にやって来たりと、ストーリーも着実に動いています。 動き出した物語と安心のサービスシーンと やや日常シーンメインで進んではいたものの面白かったです。美兎の暁月に対しての恋い慕う気持ちが しっかり描かれていたし、二人がお互いを大切に思っていることが理解できているるだけに、予定通りともいえる (次回で待っているであろう)残酷な運命を予感させるラストに悔しくてならない。2巻目だけど展開早いよなぁ。 しかしそんなシリアスな本編を隅に追いやって?お約束のサービスシーンは、やけに美兎のおっぱいが強調さ れたエピソードが多かったなぁ。胸が大きすぎてパジャマのボタンを全部ダメにしたり学園では個々人にに合わ せた戦闘衣装がむっちゃエロいコスだったりしてと、凶悪おっぱいと共にヒロイン美兎のなんと可愛らしいことか。 色んな面でその“強さ”を発揮する主人公に惚れる さて著者曰く2巻の内容は『ストーリーイベント』と『中ボス戦』。前者は先にも書いたように美兎のおっぱ…… いや美兎と暁月。凰沢兄妹の日常シーンを中心に、『中ボス戦』は対生徒会三役とのバトルを描いておりました。 やはり『中ボス戦』といえども、いっそ清々しいほどの強さで敵をぶっ飛ばしまくる主人公はカッコいいの ですよねぇ。その清々しさがエロ方面でも剥き出しのエロスでなく、どこか落ち着いた堂に入ったものがあるか ら、暁月のやることには不快さがなくむしろ説得力さえ伴っていると思うのです。鬼畜な美学マジかっこいい! 徐々に異世界と交錯してきて不穏な展開は免れないだろうけど、 暁月と異世界側のお姫様リスティの再会にも秘かに期待したいと思います。 【評価:★★★★★★★★☆☆】
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