赤の9番【隷従】
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冴えない男子高校生・木下つくしは、ある日ネットを徘徊中に、クラスメイトが書いたと思しき ブログを見つける。「私は赤の9番『隷従』です。至急私にベットしてくれるプレイヤーを探して います」―凛とした態度で同性にもファンが多く、つくしも憧れるクラスメイトの小田かずさが、 実はゲーム好きの同志だった(これはチャンスかも)!?そんな妄想全開で、彼女に話かけてみれば、 妙に切羽詰まったかずさの様子に引くに引けず、気が付けば彼女の下僕として不可解なゲームに巻き 込まれるハメに―!?“地球の運命”を担った12人の少女達による「運命ゲーム」が幕を開ける。 ●私専用の奴隷になる栄誉を与えましょうか? 「……そんなに自分が偉いと思うのなら、敬称をつけなくてはね。じゃあ、こうしましょう。
その口からあなたが尊いお言葉をひり出す前と後ろに、僕朕もしくは俺様ちゃんを付けなさい」 「僕朕、それはどうかと思うんだけど。僕朕……」 「私の命令は?」 「俺様ちゃんの喜びです……」 冴えない高校生・木下つくしは、ある日クラスメイトの小田かずさのモノと思われるブログを発見する。 「赤の9番『隷従』」と書かれた謎ワードを元に彼女に近づこうとするが何故か不可解なゲームに巻き込まれ……。 12人の少女達がそれぞれ自分が叶えたい世界にするために、世界の運命を巡って争われる物語。 少女たちを“ポケット”としてその世界(『隷従や博愛の世界』など)に未来を賭けたい人間たちを“プレイヤー” とし、それぞれの世界成就のため争われる『運命ゲーム』。なんとなく雰囲気は「未来日記」を思わされたりも。 ――短評―― その世界に準じた異能力とか『ゲーム』の設定とかは面白そうだし、やりたいことは分かるのですけど、 本当に世界の命運掛けているの?と疑問視したくなる胡散臭さに「なんだかなー」と少し思ってしまった。 ヒロインは「隷従の世界」を目指す少女なだけあってSっ気が強い女の子で、主人公のほうはヘタレなうえに ドM体質なだけあって相性バッチリ!と思いきや、どうもこの主人公がいただけない。会話中とかに妄想と現実 の区別が付きにくい思考をしてくれちゃうから非常に読みにくいしヘタレなくせに中途半端な正義感を振るとかね。 「隷従の世界」にベットしたんだから、そこはちゃんと小田さんの奴隷になってろよと思うシーンとか もあって、最後は少し頭を働かせてたけど、全編通してみると主人公の頭の悪さがかなり痛いお話だった。 主従関係を押し出した二人の掛け合いはいいけど『ゲーム』の方はイマイチ突き抜けれてなくちょっと残念。 【評価:★★★★★☆☆☆☆☆】
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