我妻さんは俺のヨメ(1)
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平凡極まる非モテの高2・青島は、ある日未来へタイムスリップする能力に目覚める。
なんとそこでは、彼は学校一の美少女・我妻さんと結婚していた!いったい何がどうしてそうなった――!? 未来の嫁は、俺の行動で決定される!? 全てが平均以下の凡人高校生・青島等はある日突然、未来(?)にタイムスリップしてしまう。そこは 10年後の未来で、なんと学校一の美少女と目される我妻さんと結婚していた。これは一体どういうこと……? 冴えない高校生が、学校一の美少女と未来で結婚していた!?という、モテない男の妄想が具現化したような 主人公が未来にタイムスリップするSFラブコメ『我妻さんは俺のヨメ』1巻です。夢か現か、それとも未来の 青写真か。主人公・青木が体験する未来?には読んでいるこちらまで釈然としない気持ちにさせられること然り。 なんせ“未来へタイムスリップ”とあるけど、青島が寝ている時に限定で、目が覚めると現実に戻るという。 普通から考えれば、夢か妄想かで片付きそうなものですが、10年後の未来の世界に一時的にタイムスリップ していると確信した青島は、まぁタイトルどおり『我妻さんは俺の嫁だぜ!』と被害妄想爆発な有頂天状態に。 タイムスリップというよりは未来を予知夢する能力を主人公が得た……と解釈した方が分かりやすいでしょう か。この未来タイムスリップ現象により、未来の嫁と現実より先にお近づきになったことで過去のことを知る ことが出来たりもして。未来に起こりうる行動を先回りして、現実の我妻さんとの距離も急接近したりします。 ただし、このタイムスリップ現象が全ていい方向にばかり作用するものではないんですよね。 『我妻さんは俺の嫁!これ絶対!』と思っていたであろう青島ですが、そうは簡単に事は運ばないものです。 そう。お約束ではありますが、青島の取った行動いかんによっては別ルートの未来へ転がってしまう可能性も あるんですねぇ。その人に努力次第によっては、未来はいかようにも変えられるってことですな。ついでに友人の 暗黒の未来もも変えようとしたり、別ルートを回避しようとしたり、ひとり誰にも悟られず奮闘する青島ですが、
後半からは、第2の嫁候補のヒロイン・下妻シルヴィアが登場。未来が暗示されていることであっさり未来の 嫁が判明したと思ったら実際は余計にややこしい事態になってしまっていて、この巻だけ見れば青島ひとり が空回って奮闘しているだけに過ぎません。その青島の痛々しさと小っ恥ずかしい姿を、生温かい眼差しで 見る(読む)のが正しい楽しみ方なのかなぁ今のところは。ラノベでありそうな設定ではあるけれど、 この主人公の場合、そのキモさからほんとにモテなさそうなのがなんとも……。ただ性格は友達思いで悪いやつ じゃないし、なんだかんだでシルヴィアにに心変わりすることもなく、我妻さん一直線なのはいいじゃない。 その我妻さん。完璧美少女で性格も良さそうな女の子なんだけど、あまりに青木のバカっぷりばかり が際立っていて、まだまだヒロインとしての本領は発揮しきれていない感じ。しかし2巻では未来でも現実でも 動きがあるっぽいですね。いきなり大人の階段登る!?な場面ですが、こりゃ起きたら夢精確実ですなぁ。 今後の展開次第では第3、第4の嫁候補も現われそうな気もしますが、一先ずは我妻さんルート攻略を 念願に置いてラブコメってほしいですね。ツボを押さえてますし、SFラブコメとしての動きに注目していきたい。 けど、実は我妻さんより裏ヒロイン的な魅力の、青島の妹・ひかりがかわいくて大変よろしい。お金を 請求するものの、兄の恋愛相談に真摯にアドバイスしてくれたり、妹さえ傍にいればまだまだ戦える、戦えるぞ! 2巻も様々な妨害を屈せず、我妻さんルートを暴走する主人公の奔走っぷりが見れるかな?期待! 【評価:★★★】
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