ゲバラの非革命日記

歌舞伎、お酒、サッカー、猫、競馬、散歩、作家の馬場信浩(龍造寺信)先生のことなど書いてます。

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写楽肉筆画の真筆断定に異議あり!(歌舞伎学会研究発表)

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 本日、歌舞伎学会の秋季大会(二日目)のため、鶴見大学まで行ってまいりました。

 今日は研究発表がありました。
 いろいろな研究を知ることができるので、毎年歌舞伎学会の研究発表を楽しみにしております。

 特に今日は、私がほんの少しだけ面識がある浮世絵研究家の新藤茂氏の発表がありました。
 発表内容は、なんと、9月に江戸東京博物館で行われた展覧会「写楽の肉筆画発見」の目玉の肉筆画が、調査団により真筆と断定されたが、むしろ贋作である可能性が強い、という衝撃的なものでした。

 ↓ 展覧会サイトのなかの写楽肉筆画として断定したという記事
http://sharaku.exh.jp/track.html

 氏によれば、肉筆画そのものの真贋の断定は極めて難しいということで、発表内容も、贋作の要素を数多く提示し、だから真筆と断定したK教授の鑑定内容(専門誌及び新聞に発表)よりも、断定することへの疑問、議論の少なさを危惧するものでした。
 氏は国際浮世絵学会の理事ですが、あえて浮世絵学会ではなく、絵の題材が歌舞伎であることから、歌舞伎学会での発表としたということです。(この絵の題材は忠臣蔵二段目の加古川本蔵と小浪)
 お話もたいへん面白く、非常に興味深い発表でした。
 しかも、発表後の意見交換で、新藤氏に反論する某氏の論調が、K教授の立場をただ擁護するものとしか聞こえず、疑い深い私などはw、江戸東京博物館の展覧会の主催者である某新聞社の圧力(調査研究費?)も考えてしまいました。

 いやあ、でも、とにかく他の発表も含めて有意義な一日でした。皆さん、本当によく勉強されているなあと感心いたします。
 江戸時代の鳥取藩士の江戸詰のときの観劇記録とか、戦前の新派のSPレコードの変遷とか、戦後三越歌舞伎で売られていた著名な版画家による舞台版画の話などなど・・。
 こういう文化への関わり方というか、研究者、愛好者の多様性が日本文化を支えているんだなあ、とつくづく感じ入った次第です。

 というわけで、最後に、やっぱりあの肉筆画、写楽の真筆じゃない、どう見ても・・・w

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うーん、この日の体験は羨ましい。下手な推理小説を読むより面白かったしょうね。
「鳥取藩士の江戸詰のときの観劇記録」これどこかで読めますか?

2009/12/14(月) 午前 3:53 [ 桃太郎 ]

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はあ・・そうなんですか?

う〜む。難しいですね。
傑作

2009/12/14(月) 午前 11:32 [ 敬天愛人 ]

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え〜〜贋作なんですか?本物と信じて見に行ったのに・・・正直この浮世絵にはな〜んの感銘も受けなかったんですよ。ただ写楽の肉筆ということには感動したのですが・・・
それにしてもなんだ歌舞伎学会なんでしょうね。浮世絵ならもっと別な場があったように感じますが。そこが少し引っかかります。

2009/12/14(月) 午後 5:08 chisato

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この展示は小生も行って楽しんできましたので少し意外です。
トラックバックさせて下さい。

2009/12/14(月) 午後 9:25 ピ吉(pikichi)

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真贋どちらに転ぶのか、いずれにせよ本人が歴史上の人物で、断定する方々も結構楽しんでるのかな、いやいや不真面目な言動でした。

2009/12/14(月) 午後 11:08 shou

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「歌舞伎学会・秋季大会」で検索して,こちらのサイトを見つけました.わたくしも,新藤氏のおはなしを興味深く聞き,その感想を「日記帖」に記しております.よろしければ,のぞいてみてください.

http://www33.ocn.ne.jp/~hidekazu

2009/12/15(火) 午後 10:16 [ ひでかず ]

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龍造寺(馬場)先生、わざわざコメントありがとうございます。
いい体験をすることができました。当該資料(「覚書」)は、鳥取県立図書館で閲覧が可能(全3冊)とのことです。日本各地にこういう資料が残っているということは、かの国と違って、日本文化のすそ野の広さを感じさせてくれます。

2009/12/17(木) 午後 11:26 gue**ra_zap*ta

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敬天愛人さん、ありがとうございます。浮世絵の学会にも民主の小沢のようなドンがいて、言論を抹殺しているようですね。

2009/12/17(木) 午後 11:39 gue**ra_zap*ta

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千沙人さん、絵の題材が歌舞伎ということで、歌舞伎の専門家の率直な意見を聞きたいというのが、新藤先生の趣旨だったようです。
それ以外としては、意図的に真筆と断定している教授が浮世絵学会の大物、そしてその後ろ盾として大手新聞社&美術館をもつ大企業、という背景があるようです。

2009/12/17(木) 午後 11:39 gue**ra_zap*ta

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ピ吉さん、トラックバックありがとうございました。
真筆と断定している裏には、「真筆と断定 → 超高値がつく → 発表されていない同種の別の絵の存在 → その絵を高く売る」こんなからくりがあるものと思われます。

2009/12/17(木) 午後 11:49 gue**ra_zap*ta

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shouさん、もちろん鑑定を楽しむという部分はなくはないのですが、上に書きましたように、学会の権威が勝手に真筆と断定することで、この絵に億単位の値がつきます。もしもこれ以外にも何枚もの同じような絵があるとすれば、莫大な利益をもたらします。事態は少々深刻ですね。

2009/12/17(木) 午後 11:56 gue**ra_zap*ta

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ひでかずさん、コメントありがとうございました。
今、HPを拝見させていただきました。日記のなかのこの歌舞伎学会の記事では、質問者の特徴など的確に把握されていて驚きました。HPのその他も興味深い内容ばかりでした。特に目黒区美術館における木下直之氏の話のテーマに惹かれました。
今後ともよろしくお願いいたします。

2009/12/18(金) 午前 0:20 gue**ra_zap*ta

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音羽屋の兄さん、ありがとうございます。
残念ながら、私は歌舞伎学会の打ち上げには参加しておりません。歌舞伎学会のK先生とS先生はほんの少し存じ上げてはいるのですが。
そういえば、新藤先生も打ち上げには参加しなかったようですね。
とにかく今後ともよろしくお願いいたします。

2009/12/18(金) 午前 0:23 gue**ra_zap*ta

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「写楽 幻の肉筆画」

日本・ギリシャ修好110 周年記念特別展 「写楽 幻の肉筆画」 ギリシャに眠る日本美術〜マノスコレクションより 2009年8月8日(土) 東京都江戸東京博物館 1階 展示室 1,300円 HP:http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/kikaku/page/2009/0704/200907.html 公式HP:http://sharaku.exh.jp/ 9月場所の整理券の番号は380番。大いに待たされた。 表彰式ほかセレモニーがいっぱいあって

2009/12/14(月) 午後 9:27 [ ピ吉の鑑賞日記 ]

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