ゲバラの非革命日記

歌舞伎、お酒、サッカー、猫、競馬、散歩、作家の馬場信浩(龍造寺信)先生のことなど書いてます。

ノスタルジア

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 昔観た映画やドラマのことなどを中心に綴ってまいります。
 かつて、プログラムピクチャーを研究する学生としては日本の第一人者?を自認しておりました。
 とにかく、過ぎてしまえば、皆、美しい・・。
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両親が整理したアルバムの写真を見て

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 先日、自分の実家に久しぶりに帰りました。
 ここのところ実家とは疎遠となり、両親には申し訳なかったと思います。 

 実家で昔話をしていたら、昔の家族の写真が見たくなって、母に押入れからたくさんのアルバムを引っ張りだしてきてもらいました。

 何十年も前に住んでいた社宅の写真、兄と私が並んで写っている何枚もの写真、私の幼稚園や小学校の頃の写真、家族旅行の写真、昔飼っていた猫の写真などなど、懐かしいものばかりで、長い時間眺めていました。
 
 そして何より、アルバムの表紙や各写真ごとに両親のコメントが書いて貼ってあることに驚きました。

 既に両親も高齢ですが、年老いてから時間のあるときに、せっせとアルバムを整理したものと思われます。
 いちばん古いアルバムのタイトルは、「我が家の始まり」でした。
 なかには私の写真だけを集めたものがあり、アルバムの表紙に、「○○の成長」というタイトルが貼ってありました。(○○は私の名前)

 なんだか胸にこたえました。

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昔の食堂車のメニュー

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 八月のお盆前に両国の江戸東京博物館に行ってまいりました。「大鉄道博」を観るためです。

 私はいわゆる、鉄ちゃん、ではありませんが、昔の鉄道、駅などの写真を見るのは大好きです。当時の光景やグッズなどを目にすることで、家族や友人のことを懐かしく思い出すことができるからです…。

 写真は「大鉄道博」で撮影した、昔の東海道線の急行の食堂車のメニューです。
 自分の記憶にほんの僅かに残る(笑)、昭和30〜40年代の光景を甦らせると、当時の東海道線の急行は風格があって、特に、車体の横にブルーとグリーンの混ざったような色の帯の入ったグリーン車(一等車)、その白い座席カバーで統一された車内、そして長旅の楽しい雰囲気が醸し出される豪華な食堂車…。それらは、駅のホームから眺める幼い子供心にも、強烈な印象を与えてくれました。

 写真のメニューにも、道頓堀の風景や、文楽人形(おそらく、義経千本桜の静御前?)が使われていて、大阪への旅の雰囲気を演出してくれています。素晴らしく気の利いたものだと思います。
 
 メニューの中味を見てみますと、お寿司で玉子があなごより高いなどという時代を感じさせる内容もありますが、メニューの豊富さ(特に洋酒が充実?w)、その正統さは見事なものです。
 当時からの物価上昇が10〜20倍、そして旅の途中の車内ということを考えると、かなり高価なメニューといえます。

 昔の人は、良いものを観て、良いものを食べ、良いものを着ていたんだなと、私はときどき考えることがあります。

 今の世の中、なにかあるとすぐ格差社会などと大騒ぎするような嫌な風潮があります。 
 そんななかで、食堂車にかぎらず、採算が合わないものや落ち着いて楽しむものがどんどん消えていくような気がしてなりませんね・・。

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懐かしいフジカラーの猫たち

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 ゴールデンウィークに自分の実家にちょっと立ち寄ったとき、自分用の部屋(といっても、最近はほとんど実家に泊まらないので空き部屋)で、撮影いたしました。

 このパネルは、私が中学から高校にかけての頃から、部屋にかかっていました。 
 今から、30年以上も前に、フジカラーがCMで使用した猫の写真です。
 カメラ好きだった父が、街のカメラ屋さんからもらってきたパネルです。

 このパネルの下で、当時我が家で飼っていた「初代とら」、「二代目とら」という猫と戯れた日々を思い出します。中学高校のときの私は、本当によく猫と遊びました。
 彼らはもうとっくに天国に行ってしまいましたが、天国でも気持ちよく寝て、そして元気いっぱい遊んでいることと思います。

 彼らはどちらかというと、写真のこちらからみて左端の猫に似ておりました。

 猫の写真のパネル、ただひたすら懐かしいです・・。

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休日出勤を控えているのに、書庫新設!

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 明日(12日)は休日出勤。早く寝なければいけないのですが、書庫を新設してしまいました。

 「ノスタルジア」ということで、昔観た映画やドラマのことなどを中心に綴ってまいりたいと思います。

 私、かつて学生時代を中心に、日本のプログラムピクチャーを研究し、愛しておりました。
 プログラムピクチャーとは、封切の新作・大作映画と同時に上映される添えもののシリーズ映画、もしくは番組編成のため短期間で大量に生み出されるB級映画のことです。
 「無責任シリーズ」「社長シリーズ」「駅前シリーズ」「列車シリーズ」「悪名シリーズ」「兵隊やくざシリーズ」「座頭市シリーズ」「昭和残侠伝シリーズ」「電気くらげシリーズ」「女囚さそりシリーズ」「不良番長シリーズ」いわゆるヤクザ映画シリーズなどなどです。
 封切直後のリアルタイムで観たものばかりありませんが、上映から10年ほど経ったテレビ放映で目にしたり、学生時代に名画座のオールナイトに通ったりして、私はプログラムピクチャーを見続けていました。

 先日、CATVの日本映画専門チャンネルを観ておりましたら、勝新太郎、田宮二郎の「続・悪名」を放映しておりました。原作は、大阪の侠客、八尾の朝吉を主人公にした今東光の小説ですが、それを映画化したこのシリーズ、私は大好きです。
 名優二代目中村鴈治郎さんも出演しております。もちろん、そのご令嬢で、後の勝新太郎さんの奥さんとなる中村玉緒さんも。勝新太郎さんも、長唄三味線の名手杵屋勝東治さんの息子で、長唄三味線の世界では将来を嘱望された人材でした。

 この「続・悪名」を観ていたら、ラストに近いシーンで、田宮二郎さん扮する貞が、蛇の目傘をさして恋女房と歩いていて、チンピラに刺されて死ぬ場面があります。
 二人の蛇の目傘を上から、おそらくクレーンを使って撮影し、輪廻を連想させる蛇の目の模様の横を、刃物を持った男が一瞬通り過ぎる・・。次の瞬間、血を流して倒れる田宮二郎。蛇の目傘の黒と血の赤の対比。その映像美の素晴らしさに、あらためて感動いたしました。おそらくこのシーンは、世界中のほとんどの映画人が賞賛するものだと思います(この映画の撮影ラは、名キャメラマン、宮川一夫氏です)。
 真面目で義理堅い役に扮する勝新太郎と、お調子者だが兄貴分について離れない役に扮する田宮二郎の名コンビ・・。

 日本のプログラムピクチャーは、封切の名画の添え物として作られましたが、味のある作品がたくさんあります。
 こういう映画を実家の居間で観ていた中学高校時代、また名画座で観ていた学生時代を思い出しながら、この書庫に記事を連ねていきたいと思っています。

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